カメラマン長谷川修のオフィシャルサイト 



【作品カテゴリー 一覧】
 第1回公開作品  現在の作品ページです。
 街歩き  人が暮らす「街」を表現したいと思い、撮影した写真です。
 ポートレート  モデルさんを撮影させてもらった写真作品です。
 静物系  いわゆる「スチールライフ」という写真です。
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 ハガキ  写真で作った年賀状や暑中見舞いなどをまとめたページです。
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【第1回公開作品】
 夏の朝の蓮

静かな白々な夏の夜明けに、突然に『パーン』という破裂音をさせて、露を弾いて開く時の、蓮の花を見たことがありますか。
東の窓から強力に差してくる光に負けじとばかりに跳ね起きて、栗林へカブト虫やらクワガタ虫やらを捕まえに行った、まだ幼かった頃のことを、蓮の花を見るたびに思い出します。


 
故郷に帰っていますか。
春夏秋冬、それぞれの季節が、それぞれ優しく包んでくれる、心がホワホワになったとしても、何もかも許してくれる故郷を持っていますか。
勇気を持って、あと一歩歩きだしてみよう、と思います。
一歩歩きだせたなら、次の一歩も歩きだせそうに思います。
歩き疲れたら、故郷へホワホワになりに帰ります。


 サボテンの花

サボテンの花が咲きました。
こんな色の花が咲くんだなあ、と思いました。
灼熱の赤い色の花が咲くんだなあ、と思いました。
イタリアへロケーションに行ったときに、ゆっくりゆっくり山道を登っていく車の窓から手を延ばして、石塀から伸びているサボテンの実をもぎって食べたことを思い出します。
怪しげな水水しい甘さが、口の中へ広がりました。


 


大きくはばたける翼を人が持っていたなら、人はこんな豊かな文化を作り上げられなかったと思うのです。
自由に翔べる翼を持っていたなら、翔ぶことへの憧れはなかったはずですから。
立ちすくむことが精一杯であるなら、精一杯立ちすくんでいようと思うのです。
風や雨や嵐から逃げるのではなく、精一杯立ちすくむのです。
風や雨や嵐が去ったら、大きく帆を張って翔び立とうと思います。



 秋桜
春に咲く花より秋に咲く花のほうが、なんとはなしに物憂げに咲くように思えるのは、物憂げになる心に花を添えてくれているからなのでしょうか。
夏の暑さが恋しくなるくらいに涼しくなってきました。
心が物憂げになるのは、夏の暑さが恋しいからなのでしょうか。
季節が一巡りして、また夏にならなければ逢うことができない、初恋の人が恋しいからなのでしょうか。



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By;Osamu Hasegawa