商品写真やスナップ写真、モデル撮影のグラビア写真、店舗・建物写真などのほか、取材やインタビュー、原稿作成なども評価が高いフリーカマラマン長谷川修のホームページ。写真撮影のほか、動画の撮影、取材やインタビュー、原稿作成なども承ります。写真コンクールや文学賞などでも入賞や入選し、多くの賞を受賞しています。写真も文章も高評価をいただいています。



【雑記帳 〜常日頃に思うことの羅列〜 1997年(後半)】
 1997年12月30日(火)
もう今年も残すところあとわずか。
日付が12月31日から1月1日に変わることは、例えば、12月14日から15日に変わるのと大きな違いはないはずなのだけれど、でも、大きな意味を持っていそうな気がするから不思議です。すべての過ぎ去った日が戻ってこないことは同じなのに、過ぎていく旧年だけが、1年間の思い出も何もかも一切合財だけが、遥か彼方の手の届かないところへいってしまうような、寂しい気になってしまいます。
まるで、小さかった頃に幼馴染みが遠くへ引っ越しをしてしまったことのように、自分ではどうしようもない、せつない、やるせない気になってしまいます。(これは、誕生日の前後にもいえます)
でも、正月を迎え、明けましておめでとうの声を聞くと、転校生を迎かえ入れるような、爽やかなドキドキ感と期待感に心踊らせるのですけどね。

 1997年12月16日(火)
昨日の満月はすごかったですね。あんな大きな満月は久しぶりです。
きっと、今年最後の満月ですね。(って、今の時期になると、「今年最後の・・・」というフレーズが付きますが)

 1997年12月11日(木)
う〜む。世の中は、いつのまにか12月に入っていたのですね。街はクリスマス用に飾られた樹々や、イルミネーションの光が眩しいです。
大きな証券会社や銀行が閉鎖をする時代になったのですね。「戦後50年の経済の大実験」が失敗だったのでしょうか。

 1997年11月18日(火)
う〜む。なんでこんなに慌ただしいのだろう。
もっと僕は段取りがうまいを自負していたのに。
日本版ビッグバンがいよいよ始まりました。こりゃあ、よっぽど気を引き締めていないと弾け飛ばされてしまうかもしれません。
個々人が「底力」を持っていないと、これからは生き残れないのでしょうか。
個々人が「底力」を持っている企業でないと、これからは生き残っていかれないように。
やはりバブルのツケは大きいということなのかもしれません。

 1997年11月4日(月)
いい誕生日でした。
1日は「品川区の福祉イベント」に参加しながら、「ばりあふりー」の取材をさせていただきました。これは、RDA(障害者乗馬)に関連したイベントだったのですが、そのことを「ばりあふりー」の編集長に話をしたところ、「きちんと記事にまとめなさい」という言下があり、仕事兼遊びになってしまいました。
2日は友人に焼き肉をご馳走になり、3日は上野で「クメール美術・1000年」を覧ようとしたのですが、あまりにもの人で昨日はあきらめてしまいました。そこで、久しぶりに上野動物園へ入って、動物たちの愛らしさ、優しさをもらってきました。
今週もなにやらバタバタしなければならない予感があります。

 1997年11月1日(土)
気がついてみれば、今日は11月の初日です。もうこんなに時が流れいたのですね。
ということは、9月初めから10月いっぱいまでこのページの更新はしなかったということでありまして、はなはだ恐縮をいたしております。何も感じずに生活をしていたわけではなく、「ちょっと忙しかった」というのが本当のところなのです。
11月は僕の誕生月なので、良いことがたくさんあるといいなあと思っています。

 1997年9月9日(火)
気がついてみれば、今日は重陽の節句です。もうこんな時期なのですね。
そういえば、鈴虫の鳴き声が聞こえてきたり、近所の田圃では稲刈りが始まりました。朝夕の涼しい風は秋のものです。徐々に秋の色が濃くなっていきます。
そういえば、夕焼けを最近見ていないなあ。
 1997年9月8日(月)
あれれ〜っ。
また半月もこのページをほったらかしにしてしまいました。
この間にさまざまなことがありました。僕個人もそうですが、社会にも大きな動きがありました。
ただ毎度思うのは、マスコミのいい加減さ。「パパラッチ」を同類とは思っていない鈍感さ。同類でなくとも、そのパパラッチに多少なりとも依存していたことなど、オクビにも出さずに批判する、その厚顔無恥さ。パパラッチよりもタチが悪いと思うのです。
「暴力団員の射殺事件」と「英国元妃の事故」だけが、紙面を賑わせています。
「神戸の残虐事件」や「宗教の名を借りたテロ事件」はどうなってしまっているのでしょう? 審判なり裁判なりの様子はどうなっているのでしょう?
もうすでに、「暴力団員の射殺事件」と「英国元妃の事故」を食い散らかすだけ食い散らかして、満腹になってしまった感のあるマスコミという名のハイエナは、次はどの獲物に食いつくのでしょうか?
まあハイエナはしょせんハイエナでしかなく、死に体になった弱者を獲物にすることしかできないのでしょうけど。

 1997年8月20日(水)
気がつけば、8月も下旬になります。
ちょっと他のことにかまけていて、作品の更新をしていませんでした。
反省しております。

 1997年7月22日(火)
昨日は写真の先輩にお招きをいただき、国立劇場での「歌舞伎の見方教室」に出かけました。
「外郎売」と「越後獅子」だったのですが、奇麗なのはわかるけど、前解説がなかったらきっとチンプンカンプンだったことでしょう。
日本の伝統芸能だし、華やかだけれど、奥が深そうです。
明日から3日間、相馬野馬追です。これも、日本の伝統を受け継ぐひとつの文化でありお祭りです。撮影取材といいながら、楽しんでしまいそうな気がします。
「今回の相馬野馬追の写真を公開しなさい」というメールを一通でもいただけたら公開しようと思います。そうでなかったら辞めよう〜っと。(「勝手になさい」と言われそうです)

 1997年7月14日(月)

すご〜く暇です。暇でありながら、このページの書き込みをしていないのは謎です。
今週には、プラザエクウス渋谷で、障害者乗馬のイベントがあります。
日曜日には、僕がインスタントフィルムでの記念写真を撮るボランティアをします。皆さん、ぜひお越しくださいね。
来週は、相馬野馬追です。
さあ〜て、暇に任せて作品を創ろうっと。

 1997年7月2日(水)
梅雨は明けてしまったのではないか、と思えるくらいに暑い毎日が続いています。
政治家のホームページの内容と気象庁と年俸の高いプロ野球選手は、現代のアテにならない御三家といえるのでしょうか。
ただ、嬉しいことに我が家の裏にある田圃で、「ホタル」が飛び交うようになりました。10数年前は非常によく見かけたホタルでしたが、ここ数年見られず、寂しい思いをしていたのですが、今夏は久しぶりに楽しくなりそうです。


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By;Osamu Hasegawa