商品写真やスナップ写真、モデル撮影のグラビア写真、店舗・建物写真などのほか、取材やインタビュー、原稿作成なども評価が高いフリーカマラマン長谷川修のホームページ。写真撮影のほか、動画の撮影、取材やインタビュー、原稿作成なども承ります。写真コンクールや文学賞などでも入賞や入選し、多くの賞を受賞しています。写真も文章も高評価をいただいています。



【雑記帳 ~常日頃に思うことの羅列~ 2022年10月】
 2022年10月31日(月) 網戸洗い
青空と網戸
先日から好天が続いているので網戸を洗いました。
網戸のおかげで、日中でも冷房いらずの快適な夏を過ごさせてもらったので、しっかり洗いました。
カリッとした太陽でしっかり乾かしたあとは、古布に包んで夏がやってくるまで保管です。
網戸を洗っていると、もう秋が深まっているのだなあと実感します。
今年も、もうあと2ヵ月です。

 2022年10月29日(土) 針のような月
美しい夕焼け
藍色と茜色のグラデーションの広い広い夕焼け空に、針のように細い細い月がぽっかりと浮かんでいました。
こういう空は、言葉なんかで飾らなくても、美しいの一語に尽きるのです。
今日も良い日だった。
明日も良い日になりそう。
こんなに美しい夕焼け空を眺めていると、そう思えてくるのです。

 2022年10月24日(火) 戸村飯店青春100連発(著・瀬尾まいこ)
戸村飯店青春100連発(著・瀬尾まいこ)
瀬尾まいこさんの「戸村飯店青春100連発」を読みました。
大阪の下町で両親が街中華店を営む、高校三年生と二年生の年子兄弟が主人公のストーリーです。
周りの人とうまく調和できないけれどイケメンで女子にモテて何でも小器用こなす兄と、恋する同級生が兄に憧れていることを快く思わずにいる人好きな弟は、まったくソリが合わず、狭い家の6畳間で寝起きをしていても会話らしい会話さえない始末です。
そして、高校卒業と同時に東京へ行ってしまう兄と、両親と自分、自分と兄、兄や自分と常連客などの関係性が変化していく弟のそれぞれの一年間を描いています。
出だしが「なんか読んだことあるなあ」と既読感があったのですが、どうやら、以前に読んだアンソロジー「Re-born はじまりの一歩」に収録されていたもので、この物語からの抜粋だったようです。
いやー。
瀬尾さんは巧いなあとつくづく思う感動作品でした。

 2022年10月20日(木) 人が少ない丸の内
がら~ん
先月から今週くらいまで、取材撮影の日々が続いています。
いつだったか、丸の内で開催されたオンラインイベントの記録写真撮影を終えて夜7時30分ごろ建物を出ると、「じぇじぇじぇ」と驚くほど人が少ないのです。
これまでだったら、その時間帯なら、仕事帰りのビジネスパーソンで溢れかえっていたでしょうに、がらんがらんです。
東京のど真ん中、ビジネス拠点のひとつの丸の内でもこれかあ、と驚きました。
もしかしたら、きっとテレワークがいろんな企業に浸透して、多くの人は、もう都内に出てこないのでかなあと思ったりします。
ようやくコロナ禍が沈静化してきて、外国人観光客の入国制限が大幅に緩和されたので、そっち方面に期待するほかないのかなあと思ったりもします。
まあ、ボクなんかが考えても、どうにかなるってぇわけじゃないんですけれど・・・・。

 2022年10月13日(木) ライオンのおやつ(著・小川糸)
ライオンのおやつ(著・小川糸)
小川糸さんの「ライオンのおやつ」を読みました。
この小説を原作にするNHKのドラマに感動して、「どんな原作なんじゃろう」と思い読んでみた次第です。
ところがすっとこどっこい、「なんか、ちんまりした話じゃのう」という一言に尽きます。
ドラマを観ていたので登場人物やストーリー展開などがわかりましたが、おそらく、小説を生で読んでいたら、まったくもってチンプンカンプンだったと思います。
そういえば、以前にこの作家さんの作品を読んだときも、摩訶不思議で合点がいかなかったことを思い出しました。
ドラマに感動したけれど、原作はなんだかなあと思えるのは、なんだかなあっていう感じです。
原作がようわからんストーリーは、映像となってもようわからん」ということは何度もありましたが、原作がグダグダでも映像で良くなるというのは初めてです。
こんな原作を感動作に仕立て上げるのですから、NHKのドラマ制作は巧みだなあとつくづく思いました。

 2022年10月7日(金) ははのれんあい(著・窪美澄)
ははのれんあい(著・窪美澄)
窪美澄さんの「ははのれんあい」を読みました。
夫の浮気が原因で離婚し、長男と双子の3人の息子を抱えるシングルマザーの話が前半で、後半は働きに出る母親に代わって家事全般を高校生になった長男が請け負う暮らしの話でした。
なんか、ちんまりした構成で、なんか、ご都合主義的なストーリーの典型のようと思いました。
なんかの書評では「優しさと温もりの物語」というような主旨でしたが、なんか、そんなふうには思えなかったです。
そんなふうに思えないのは、やはり、ボクは読解力がどこかおかしいのかもしれません。

 2022年10月4日(火) なごりセミ
網戸にとまるセミ
10月になっても暑さが残るからか、セミが網戸にとまって鳴いていました。
パソコン作業をしていたら、セミの鳴き声が聴こえきて、「おぉ。まだセミが鳴いとる」と思ったものの、なんか、やたらと大音量なので、ふと見たら、開け放った東側の窓の網戸にとまっていたのです。
今年の夏も暑かったなあと思うし、まだまだ暑いなあと思っているからか、夏の名残のようにセミも飛んできました。
もうそろそろ、秋らしくなってほしいなあと思います。


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By;Osamu Hasegawa