【雑記帳 〜常日頃に思うことの羅列〜 2018年2月】 |
2018年2月24日(土) 北海タイムス物語(著・増田俊也) |
北海タイムス物語(著・増田俊也)
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増田俊也さんの「北海タイムス物語」を読みました。
かつて、北海道のローカル新聞だった「北海タイムス」を舞台にするストーリーです。
なんか、鬱々とした話が延々と展開していくだけで、途中で投げ出したくなりました。
ラストシーンは感動的な展開ですが、なんか、「そこへ辿り着くための予定調和」のような気もします。
ボクも仕事柄、新聞制作のことは少し知っていますが、整理部は過酷なんだなあとも知りました。
2018年2月18日(日) 天国は待ってくれる(著・岡田惠和) |
天国は待ってくれる(著・岡田惠和)
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岡田惠和さんの「天国は待ってくれる」を読みました。
築地の小学校に転校してきた男子、生まれたときから一緒にいるような幼馴染の男子と女子の3人の、ちょっと変わった三角関係のラブストーリーです。
小さな希望とか夢とかが散りばめられる温かいドラマの脚本をつくられる、岡田さんの真骨頂のストーリーでした。
2018年2月11日(日) 三月(著・大島真寿美) |
三月(著・大島真寿美)
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大島真寿美さんの「三月」を読みました。
短大を卒業して以来の約20年後、それぞれがそれぞれに歩んできた6人の女性の人生が描かれていきます。
仕事でも家庭でも、華やかで悩むことや苛まれることがなかった短大時代には想像もしなかった、けっして順調とはいえない20年の時間が流れています。
ひとりの女性の呼びかけで彼女が暮らす東北で再会する、そんな女性たちを東日本大震災が結末に襲います。
途中では阪神大震災がひとつのエピソードとして登場します。
20年という歳月は、歩んでいるときは気が遠くなるほど長く感じるものだけれど、振り返ると手が届くのではと思えるほど短いものです。
中学や高校のときの悪友たち、学生時代にロッテリアでバイトをした仲間たち、博報堂で写真を教えてくださった師匠や一緒に学んだアシスタント仲間たちなど、とっても会いたいと思えてきました。
冠雪の阿蘇
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昨日、熊本へやってきました。
火の国のはず(笑)なのに、風が冷たくて凍えそうでした。 飛行機の窓から見る阿蘇の山々も雪をまとっていましたし、今年は日本全国どこでも酷寒の冬なのかもしれません。
とはいえ!
熊本へは、おそらく六本木とかお台場とか横浜とか以上に来ていると思うのですが、いつも春とか秋とか「良い季節じゃのぉ〜」という時季で、「熊本の真冬」っていうのは初体験なので、これが例年の熊本の真冬なのかもしれません。
さあ。
熊本空港へ行って、ラウンジの球磨焼酎で体を温めようと思います。
朝なのに・・・・。
まあ、「明日から三連休」っていう週末ですから。(笑)
ギザ10
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先日、ヤマダ電機で買い物をし、受け取ったお釣りの中に「ギザ10」が混ざっていました。
縁がギザギザになっている、あれです。
店員さんが、「あっ。ギザ10ですね、珍しい」と言ってお釣りを渡してくれました。
なんか、その店員さんがギザ10を欲しかったような感じでした。(笑)
でも、レジを打っている店員さんに渡しても、きっと、店員さんは自分のものにはできないのでしょうから、「おっ。ほんと、珍しいですね」と言って、店員さんの気持ちもしっかり受け取てきました。
今日は、熊本へ行きます。
珍しく、日帰りではなく一泊して帰ってきます。
撮影の終了が夕方か夜になるそうで、最終便に間に合うかどうからしいので後泊して良いことになりました。
だからと言って、「熊本の夜を楽しもう」なんて、ちっとも、ぜんぜん、まったく思っていません。(汗)
昨日は立春でしたが、季節の歩みは真冬で止まっているかのように毎日寒いです。
とはいえ、もうすぐ春、春近しという風景が見られます。
少し前には、自宅の裏の田んぼで田起しを行っていました。
日中に、ロケ撮影を終えてスタジオ(事務所)へ帰ってくると、まぶしい陽射しが満ち満ちていました。
先月末に大田区の蘇峰公園へ行ったら、梅が一輪咲いていました。
春が待ち遠しいです。
大雪の朝
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久しぶりに名刺のデザインを変更しました。気づいたら、もう2月になり、2018年は「1分の12」が終了していました。
年明け早々はのんびりしていましたが、15日を過ぎるころになるとザワザワし始めて、あっという間に1月が終わっていました。
旅のような長距離移動ロケ撮影の今年最初の場所は、高山です。
行ったのは、ちょうど東京も埼玉も大雪が降った先月22日(月)でした。
往路は、クライアントさんのご都合で東海道新幹線で名古屋へ行って、富山へ向かう特急電車で高山へ行きました。
実は、北陸新幹線で富山まで行って特急電車を利用するほうが早いのですが、ご担当者さんが東海道まわりなので、それに準じました。
違う経路で行って電車が不通になったらたいへんです。(同じ経路なら、ご担当者さんもいけないワケですから)
帰りは、せっかくなので富山経由の北陸新幹線にしました。
東京を出発して名古屋から高山、高山から富山を経由して帰るということは、日本アルプスを中心にぐるっと一回りです。(笑)
こういう経験もなかなかないので、ちょっと楽しかったです。
下呂温泉くらいまでは降っていなかった雪は、高山駅手前くらいから強くなり、駅を降りたら大雪でした。
それでも、高山の皆さんにとっては大したことではないようでした。
それに、雪がじゃんじゃん降っているのに高山から富山へ向かう特急電車も、富山からの北陸新幹線も順調でした。
いやー。
雪国の皆さんは、すごいなぁと感嘆します。
ちなみに、新幹線を降りた大宮駅で大雪のため遅れているということで、けっこう待ちました。
雪の量は、高山や富山よりも格段に少ないのに・・・・です。
月末の週末には、車に機材を満載してクライアントさんのショールームでの撮影を予定していた。
表の通りは雪がなくなっても、家の前から表通りまでは残雪状態・・・・というより凍結状態だったので、車が出せなかったらどうしようと案じてしまいました。
その間にも、中央官庁の撮影やスタジオでの商品撮影などなどがあり、何がナニやらという感じになっていました。
今年も、きっとこんな感じにざわざわする一年になるんだろうなぁという予感がします。
まぁ。
ワーカホリックのボクとしては、ちょっと・・・・いや、ずいぶん嬉しいんです。(笑)
欠けはじめ
皆既月食直前
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と、こんなふうにザワザワしているのですが、皆既月食を鑑賞しました。
皆既月食は、寒かったけれどきれいでした。
特に、すべて見えなくなってしまう直前がとてもきれいで、寒さを忘れて見とれてしまいました。
まあ、こういう“余白の心持ち”であり続けたいと思います。
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