【雑記帳 〜常日頃に思うことの羅列〜 2020年9月】 |
2020年9月30日(水) 新幹線貸切状態で大阪へ |
貸切状態!
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昨日、松山での取材撮影を終えてからの移動は、特急電車で瀬戸大橋を渡って岡山を経由し、新幹線で大阪へ来ました。
岡山での乗換のとき、のぞみ号の自由席号車の乗り口には列ができていて、混んでいそうでどうしようかなあと思っているところに岡山始発のひかり号がホームの反対側に入ってきました。
調べてみると、のぞみ号の3分後に出発して新大阪には40分くらい遅く到着するようです。
岡山から各駅に停まってのぞみ号の通過を待つようですが、混雑する新幹線で感染リスクを背負いこみたくないし、大阪へ着いてもホテルで缶詰め状態ということもあり、ひかり号で移動しました。
始発ですから乗車したときには当然ひとりも乗っていなくて、次の駅でのぞみ号の通過待ちをしているときも誰も乗ってこなくて、次の駅でも、その次の駅でも、新幹線の一車両の中にボクたった一人でした。
いやー。
新幹線も飛行機も地方の特急電車も数えきれないほど乗っていますが、こんな体験は初めてです。
びっくりです、
そうそう。
大阪へ着いて気づいたのは、大阪でもコロナ感染者数が依然として多い原因です。
それは、みんながみんな「しゃべり続けている」ということです。
新大阪駅で御堂筋線に乗り換えたのですが、この電車も偶然新大阪始発だったのでガラガラだったのですが、二人連れのおばちゃんたちは「いつ息を吸っているのか」と思うほどしゃべり続けているし、途中から乗ってきた若者たちものべつ幕なしに大声でしゃべっています。
まあ、大阪はしゃべってなんぼというか、しゃべくりが大阪の府民性なのかもしれませんが、不特定の人たちが大勢いるところでは、ちょっと抑えないとコロナ感染者数は少なくはなっていかないんじゃないかと思いです。
まあ、大阪のしゃべくりは大好きですが、今のご時世だけは、ちーっとばかり控えめにと思うのです。
瀬戸内の海
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今日は松山へ取材撮影に来ました。
羽田空港で搭乗するときにキャンセル待ちの呼び出しをしていたので「満席なのかあ。ぎゅうぎゅう詰めだとイヤだなあ」と思いましたが、けっこうガラガラで、ボクの隣席や前の席、通路を隔てた席も空いているし、後ろの席に一人座っているだけでした。
むむむ。
なぜゆえにキャンセル待ちだったのじゃろうかと思いつつ、もしかしたら、搭乗できる座席数をJALは自主制限しているのかなあとも思ったりもしました。
少し前にコロナ騒動以降初めて飛行機に乗って那覇と福岡へ行ったときにも思いましたが、こんなにもガラガラだと、載る側としては安心だけれど、飛ばす側のたいへんさに思いを馳せてしまいます。
そうそう。
前回、飛行機を利用して「感染リスクを避ける乗り方」を会得しました。
ボクは、もう安心して飛行機にバンバン乗りたいと思います。
混雑する首都圏の電車や人であふれかえる都内の街よりも、安全な飛行機や人が少ない地方の街のほうが、感染リスクは確実に少ないのですから。
なので、ボクがコロナウィルスを持ち歩かないように、感染リスクが地方に比べて高い混雑する首都圏の電車の利用は控えるし、人であふれかえる都内の街へは行かないように気をつけねばと思うのです。
さあ。
これから取材撮影です。
良い天気なので、良い写真をたくさん撮らせてもらうために、頑張ります。
2020年9月24日(木) リボンステークス(著・須藤靖貴) |
リボンステークス (著・須藤靖貴)
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須藤靖貴さんの「リボンステークス」を読みました。
騎手上がりの調教助手が育てる一頭の馬が東京優駿(日本ダービー)を勝つ物語でした。
なんというか、題材が題材だけに、「そんなにうまくいくワケねぇべ」というくらいにご都合主義たっぷりのストーリー展開でした。
う〜む。
よくぞここまで・・・・。
以上です、っていう感じです。
がらんどう
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少し前に、東京大学の先生のポートレート写真を撮影させていただきに行ってまいりました。
原稿作成のためのインタビューはメールで文書をやり取りさせてもらっても、やはり撮影は現地へ行かなければなりません、
きっちり感染対策をして行ったのですが、実験は学内に来なければなりませんが、講義はオンラインで行っているそうで、学生の姿はほとんど見かけませんでした。
東京大学でさえこうなのですから、ほかの大学も同じように学生がキャンパスを闊歩する姿は失くなってしまったんだろうなあと想像します。
日本の学力は、世界各国と比較してだんだん落ちてきていると言われる中、こんなことで良いのだろうかと思ってみても、それでも如何ともしがたいのでしょうし、智が結集する大学で考えつくした結果として最良と判断されたものなのでしょう。
でもなあ・・・・。
そうそう。
東京大学を象徴する建物って安田講堂なのかもしれませんが、ボクは、この法文1号館と2号館の連なりが美しいと思います。
先日行ったときには人があまりいなかったからか、厳かさを増しているように感じました。
ここに、東京大学らしさの賑わいが戻ってくるのはいつになるのでしょうか。
やはり良いところだなあと、つくづく思います
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昨日は石川県七尾市にある中央官庁の出先所の取材撮影でした。
金沢からは少し距離があるので木曜日の夕方に七尾へ入り、取材撮影は昨日の午前中に想定以上にスムーズに終えることができ七尾駅に戻ってくると、なんと!
金沢へ向かう電車が大雨のために不通になっていました。
う〜む。
どうしたものじゃろうと、駅員さんに尋ねると「運転再開見込みは立っておらんのじゃ。羽咋で折り返し運転をしているけん、バスかタクシーで羽咋まで行かれてはいかがじゃろうね」ということを教えてもらいました。
ではではと、ロータリーの反対側のバス停へ行って発車時刻を見てみたら、なんと12時50分となっています。
11時40分くらいだったので1時間以上もあります。
金沢へ着くのは午後遅くになりそうなので、ちょっと早昼を食べ、屋根付きのバス停のベンチに座ってパソコン仕事をしていました。
すると、「七尾線は羽咋からも不通になったと放送がありましたよ」と教えてくれる人がいます。
最初はボクに話しかけているとは思わなかったのですが、観光協会のシャツを着ていられるので、ボクが駅員さんに尋ねていることを改札前に案内所がある観光協会の方が聞いておられ、それで「バス停で待っているのでは」と思い、わざわざ知らせに来てくれたのです。
「羽咋の先の高松という駅から金沢行きの電車は通常通りの運転とのことじゃけど、羽咋から高松まではタクシーくらいしか行く手段がありゃせん」ということも教えてくれました。
「おぉ、行く公共交通機関がないのか」と不安になりましたが、まあ、こればかりは仕方がないし、羽咋までバスだと1時間ちょっとかかるそうなので、羽咋へ着くころには天気も回復して状況も好転していれば良いなあと思いながら、パソコン仕事を再開しました。
すると、先ほどの観光協会の方が持ってきてくれた石川県の観光地図を広げて、「ざっとだけど、七尾がここで、金沢がここ、こことここが羽咋駅と高松駅じゃ」と教えてくれました。
いやー。
ほんとありがいです。
大まかな位置関係は把握してるつもりでも、「いったいどうすれば良いんじゃろう」と不安な中で、こういう親切は身に染みるほどありがたいです。
しかも!
けっこう雨が強く降る中に、駅舎前のロータリーを回り込んだところにあるバス停まで何度も行ったり来たりしながら教えに来てくれたのです。
いやー。
ほんとありがたいです。
観光協会の案内所って、文字どおり観光案内をしているだけかと思ったら、きちんと来客者の言動に目配りをしてくれているのです。
いやー。
ほんとうに、ありがたいです。
金沢は日本一美女が多い(長谷川調べ)のですが、こういう人情の豊かさが人の顔に表れるのかなあと思います。
ちなみに、二番目に美女が多いのは小倉で、三番目が大阪だと思うのですが、小倉も大阪も人情に篤い街です。
まあ、小倉は人情というより義理人情の渡世(笑)が濃いイメージの街ですが・・・・。
ふだんではなく、こういう混乱するときにこそ、人柄や土地柄や底力がわかるもので、やはり、加賀能登の人たちは心根が優しいのだなあと、つくづく思います。
以前のように何の気兼ねすることなく旅ができるようになったら、あらためて七尾へ行きたいと思います。
2020年9月17日(木) 稲刈りに季節の進みを思う |
しましま
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昨日は仙台へ取材撮影へ行かせてもらい、帰ってきた翌日の今日の朝、雨戸を開けたら自宅裏の田んぼでは稲刈りを終えていました。
こういう風景を見ると、夏が終わるのかあとしみじみしてきます。
そういえば、5時を過ぎてもうっすらと暗くて、すっかりと夜明けの時間が遅くなりました。
とかく暑かった夏でしたが、秋が確実に近づいているんだなあと思います。
仙台へは新幹線を利用したのですが、往路も復路もガラガラでした。
先日は那覇と福岡へ行かせてもらったときに利用した飛行機も羽田空港もガラガラでしたし、新幹線や飛行機よりも都内で山手線や地下鉄に乗っているほうが感染しやすいんじゃないかと思うくらいです。
JR東日本も西日本も、民営化初の赤字(しかも大幅赤字)と発表しました。
3月初めには、もうすでに朝のラッシュ時間の通勤電車がガラガラになっていましたし、ボクのクライアントさんの会社ではテレワークが主になって通勤定期券が廃止になったそうですし、新幹線がガラガラになった以上に「日銭ともいえる通勤時の運賃」による収入が大幅に減ったのですから、まあ、当然の帰結っていうヤツなのかもしれません。
となると、電車賃も値上げになるのでしょうか。
う〜む。
2020年9月16日(水) 家康謀殺(著・伊東潤) |
家康謀殺 (著・伊東潤)
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伊東潤さんの「家康謀殺」を読みました。
桶狭間の戦い、秀次事件、慶長の役、関ヶ原の戦い、大坂の陣と戦国の大転換期で蠢いていた策謀を描いた作品です。
う〜む。
なんか、しっくりこないというか、感動が薄いのです。
描かれる舞台もストーリーの柱になる登場人物も申し分ないのに、なんか腑に落ちないのです。
なんと言うか、戦国の空気感というか、やるかやられるかのあの時代にはきっとあったであろう緊張感が伝わってこないのです。
文体なのか文脈なのか何なのかはわからないけど、心に残らない時代小説でした。
読解力のなさかもしれませんが、ボクはそう思いました。
感染防止グッズ
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ボクは今、博多にいます。
昨日は那覇でした。
今どき問題ないのかと問われれば、リスクはあると思います。
でも、徐々に第2波の爆発的な感染拡大が収まりつつありますし、10月末くらいまでに全国各地で取材撮影をさせてもらわなければならず動き始めないと間に合わないということもあります。
それと、何が良くて何がダメなのかポイントがわかってきた感染防止をきちんとすれば大きなリスクではないと思うのです。
まあ、感染防止を徹底しても少なからずのリスクはあるのかもしれません。
なので、不織布マスクとアルコールスプレー、マイつり革をしっかりカメラバックにしまい、ラッシュ時間に移動することがないように計画しました。
ふだんは布マスクを使っていますが、洗える環境にはないので毎日使い捨てするように不織布マスクを購入し、一枚いちまいラップで包み、お昼ご飯を食べ終えたら取り替えようと思います。
それと、粘膜からウィルス感染するとも言われているので、目を手で触れないようにしていますし、目をこすりたくなったら衛生ハンカチを使っています。
これで万全ではないかもしれないけれど、できる準備をして、人とあまり接触しないようにしたり、人と距離をとって歩いたりして気をつけていこうと思います。
そうそう。
おととい11時過ぎの飛行機で羽田空港から那覇へ行きましたが、羽田空港のガラガラ具合にはびっくりしました。
いつもなら、出張で往来するであろうと思われる人たちでビジネスラウンジの席も空いていることが多くないのですが、昨日は長めのソファに寝転んでも怒られないんじゃないかと思えるくらい空いていました。
きっと、出向いてまですることのない打ち合わせはオンラインになってしまったのかもしれません。
効率は絶対にオンラインのほうが良いワケで、「経費的にも、こっちのほうが良いじゃん」と多くの企業は気づいたでしょうから、ではでは、果たして航空業界の未来は・・・・と余計なことを案じてしまいます。
旅客機を一回飛ばす経費は機体のコストを含め燃料費や整備費、そして人件費など150万円から200万円だそうで、座席数が150くらいの737だったら一人あたりの料金を2万円として搭乗率50%以上ないと赤字ということです。
う〜む。
それと、羽田空港の保安検査場への入り方が以前と違っていて、これもびっくりしました。
ドトンとあるゲートの前でサーモグラフィーで検温をしてOKな人は搭乗券のバーコードをかざすとゲートが開き、保安検査場へ入っていくようになっていました。
「おっ。変わった」と独り言をつぶやいたら、
「数ヵ月前から変わりました」とスタッフの方が教えてくれました。
それに、那覇でも福岡でも空港の出口でサーモグラフィーでの検温をしているし、ホテルのチェックインのときも非接触型の体温計で体温を測ってくれます。
こんなに、いたるところで体温を測ってもらえるなんて、ありがたいです。
ただ!
地方へ行ったら、空き時間でいろんなところを歩いて社会科見学(笑)をしたいのですが、やはり、今は感染リスクが高まるワケで、もしコロナ感染してしまい、原因が社会科見学だったなんてことになったら大莫迦者の極みになってしまいます。
今回は、空港や駅からホテルへ直行です。
おとといの那覇での夕食はA&Wでグルメハンバーガーをテイクアウトしてオリオンビールを飲みながらホテルの部屋で食べたし、昨日の昼食は旭橋駅近くの∞ya-chi∞(ヤーチ)というお店のカウンターでタコライスと沖縄そばのセットの美味しさに飛び上がり、夕食は博多駅の「博多めん街道」でカウンターに座ってとんこつラーメン(もちろん替え玉も)でした。
まあ、気をつけながらでも、けっきょくご当地の美味しいものを食べさてもらっているのですが・・・・。
さあ。
一連の取材撮影は始まったばかりです。
感染対策もそうですが、しっかり取材撮影することが第一ですから、そっち方面にこそ気を引き締めていきます。
種になっちゃいました
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種から育てた枝豆を先月収穫して食べたら実が小さい房もありました。
見た目には実がしっかり入っている房が多いと思ったのですが、「ちょっと早かったのだろうか」と少し時間をおいて収穫しました。
そうしたら!
いくつかは茶色て、なんと種になってしまいました。
まあ、豆っていうのは植物が繁殖していくための種なんでしょうけど、それにしても、こうなってしまうのかと思います。
まあ、種になったのはほんの少しなので、ほとんどは美味しく食べられたのですが、枝豆の収穫時期って難しいものなのだなあと、つくづく思いました。
時期をずらして種を蒔いた枝豆が、もうすぐ収穫できそうなんですが、収穫してしまおうかどうか、まさに判断に迷うっていう感じです。
2020年9月4日(金) 陽だまりの彼女(著・越谷オサム) |
陽だまりの彼女 (著・越谷オサム)
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越谷オサムさんの「陽だまりの彼女」を読みました。
少年に助けてもらった猫が、生まれ変わって大人になった少年と恋する物語です。
中学生時代のエピソードを絡めながら、大人になって育まれた恋の結末が切ないけれど、それでも新しい形で恋がまた生まれる予感のするエンディングでした。
ただ、猫は九回生まれ変わるという謂れの恋物語ですが、こんなにまとわりつかれると人との恋が生まれなくなっちゃうワケで、それはそれで呪いのようでもありオカルト物語なんじゃないだろうかなどと下種なことを思ってしまうワケです。
それはさておき、心温まる陽だまりのようなストーリーです。
茶葉が踊る
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スタジオ(事務所)を閉じるにあたって、撮影機材などとともに撮影用小道具も整理していたら、紅茶をいれるティープレスとかフレンチプレスとかと呼ばれる道具が出て、捨てるのはもったいないと思って、大宮の駅ビル内に茶葉の専門店で茶葉を購入し、朝に紅茶をいれています。
最初はダージリンのダージリンセカンドフラッシュと中国の祁門紅茶を飲んでみて、その茶葉がなくなったので、もらったパンフレットを参考にアッサムのディクサムと福建省の黄金桂というウーロン茶を買いました。
ウーロン茶を透明なガラス茶器でいれたら、お湯の中で踊るように茶葉が開いていきます。
ふだん緑茶をいれるときは急須だし、ダンスファンの取材撮影で上海へ行かせてもらったときに買ってきたウーロン茶も専用に買ってきた茶器は陶器だったし、初めて茶葉が開いていく様子にちょっと感動で踊る茶葉に合わせるのように心も踊ります。
スタジオ(事務所)を閉じてから2ヵ月が経ちますが、最初は落ち着かないというかザワザワしていましたが、いつの間にか穏やかな朝の時間を過ごしています。
なんか、こういう朝の時間って、大切だなあと思うようになりました。
茶葉屋さんでもらったパンフレットを読んでいたら、日本でつくられた掛川有機紅茶という紅茶もあるそうです。
掛川はクライアントさんの工場があって撮影機材を車に満載にして何度も行かせてもらい、帰りに掛川茶を買ってきたことがあり、掛川も緑茶の名産地だと知ってはいましたが、紅茶もつくられているようです。
今度は、この掛川有機紅茶を飲んでみたいと思います。(ちょっと値段は高いけれど・・・・)
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