【雑記帳 ~常日頃に思うことの羅列~ 2025年8月】 |
何回見ても美しさに感動
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いっきにたくさん
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我が家で育てている月下美人の花が咲きました。
毎年、7月下旬くらいから10月初めくらいにかけて、だいたい一輪から3輪くらい咲くのですが、ことしは、一晩で8輪も咲きました。
写真には7輪しか納めきれませんでしたが、反対側にも2輪咲いています。
前日には、2輪咲いたので、数日で一気に10輪以上も咲くのは、ずいぶん長いこと月下美人を栽培していて、初めてです。
毎回、蕾が膨らんで、咲くのを見計らい、夕方、玄関に入れるのですが、今年は一度に8輪も花が開いたため、甘い香りがいつも以上に漂う中、グビっと芋焼酎ロックを味わいながら、名前にあるとおり、美しい花に見惚れる夜でした。
2025年8月18日(火) 私たちの世代は(著・瀬尾まいこ) |
私たちの世代は(著・瀬尾まいこ)
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瀬尾まいこさんの「私たちの世代は」を読みました。
コロナ禍の影響を受けた、別々の学校に通う当時小学3年生だった二人の少女の成長期です。
一人はコロナ禍が落ち着いてきて分散登校が解除になって全員登校となった初日の約束が、家族の事情でかなわなかったことで不登校になり、もう一人は母親の職業への差別によって中学校で嫌がらせを受ける日々を送ることになります。
でも、そんな毎日の中でも、「誰か」が隣にいてくれて、その誰かが、違う「誰か」と結びつけてくれて、たくさんの人に囲まれていることに気づくことによって、少女たちは、昨日までとは違う一歩を踏み出していきます。
コロナ禍は、世界中にに大きな影響がありましたし、ボクはスタジオ(事務所)を閉じる決断をしました。
でも、おそらく、もっとも大きな影響を受けたのは、小学生や中学生の子どもたちだったのではないかなあと思うのです。
だからなのか、ほんと巧いなあと思いましたし、良い物語だなあと思いました。
ひっつくセミ
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昨日、自室で原稿書きをしていて、ふと窓のほうへ目をやると、セミが網戸にひっついていました。
都内にスタジオ(事務所)を借りていたときに部屋へ飛び込んで来たり、自宅でパソコン作業しているときに網戸にひっついているときは、大音量で鳴くものだからビックリしましたが、昨日来たセミは鳴かなかったので気が付きませんでした。
きっとメスなのか、ボクの仕事を邪魔しちゃいけないと気を使ってくれたのかもしれません。
お盆の入りでもあり、もしかしたら、誰かが姿をセミに変えて、ボクの様子を見に来てくれたのかなあ、なんてことを思ってしまいました。
2025年8月11日(月) その扉をたたく音(著・瀬尾まいこ) |
その扉をたたく音(著・瀬尾まいこ)
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瀬尾まいこさんの「その扉をたたく音」を読みました。
高校の文化祭でギター演奏したときの胸の高鳴りが忘れられずに、ミュージシャンになりたいと思い続けるだけで、親の仕送りを頼りにぐうたらな毎日を過ごしているうちに29歳になってしまった青年が主人公です。
演奏するために訪れた老人ホームで神がかるサックスの音色を聴き、演奏していた介護士に「バンドを組もう」と説得するために何度か老人ホームに通ううちに、そこで暮らす高齢女性の「つかいぱしり」をさせられるという展開のストーリーです。
やはり、人と人のかかわり方が温かい物語でした。
2025年8月7日(木) サーカス放浪記(著・宇根元由紀) |
サーカス放浪記(著・宇根元由紀)
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宇根元由紀さんの「サーカス放浪記」を読みました。
少し前に読んだ「サーカスの子」というドキュメンタリーにも登場し、参考文献リストに載っていたので読んだ次第です。
「サーカスの子」は第三者が書いたドキュメンタリーですが、この「サーカス放浪記」はサーカス芸人が引退後に書いているのでリアルです。
やはり、「ドキュメンタリー作家でござい」と胸を張っても、傍から見て書いているだけなので、こうした「本人著」のほうが胸に迫るものなのだなあと、つくづく思います。
それに、ドキュメンタリー作家でございの「サーカスの子」の中には、この「サーカス放浪記」の文章がそのまま載っていたりして、いくら参考文献リストに入れているとしても「そのままって、盗作なんじゃねぇの」って思ってしまいました。
まあ、かつて、なんちゃら賞を盗作してもらっちまった「美しい顔」っていう小説もどきがあり、大騒ぎになりました。(まあ、その後に、なんちゃら賞をもらっておきながら、この作家もどきから新作の小説は出ていないようですが)
参考資料をそのままパクっちゃうのは、小説じゃなくてドキュメンタリーなら問題ないものなのでしょうか。
そういったことを思うと、ドキュメンタリー作家でございの「サーカスの子」は、「たいしたことねぇ、まがいモノじゃあ」って気がしてきました。
びっくり!
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連日、気温が35度を超える毎日です。
でも、早くも夏が終わりました。
あっ。
酷暑の毎日はまだまだ続くでしょうから、夏が終わったのではなく、夏野菜が終わったのです。
キュウリは全部枯れてしまい、シソも枯れ始めています。
枝豆もトマトもピーマンも葉が旺盛に茂るわりにあまり実がなりません。
葉が多すぎると思い、葉っぱだけ剪定しても、次々に葉が出てきてしまいます。
毎年と同じように水やりや肥料をあげているのに、どうしたものでしょうか。
もうちょっと、夏野菜たちを味わいたかったです。
残念!
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