商品写真やスナップ写真、モデル撮影のグラビア写真、店舗・建物写真などのほか、取材やインタビュー、原稿作成なども評価が高いフリーカマラマン長谷川修のホームページ。写真撮影のほか、動画の撮影、取材やインタビュー、原稿作成なども承ります。写真コンクールや文学賞などでも入賞や入選し、多くの賞を受賞しています。写真も文章も高評価をいただいています。



【雑記帳 〜常日頃に思うことの羅列〜 2012年1月と2月】
 2012年2月29日(水) 河北新報のいちばん長い日 〜震災下の地元紙
河北新報のいちばん長い日 〜震災下の地元紙
東日本大震災から、もうすぐ一年になります。
もう一年。
まだ一年。
いろいろな思いが胸をよぎります。

「河北新報のいちばん長い日 〜震災下の地元紙」を読みました。
この本は、仙台市に本社を置く地元の河北新報という新聞が、震災当時に「どのように取材をし、記事にしたのか」や、「地元の新聞が伝える被災された人たちの声」などを、自ら検証し追ったドキュメンタリーです。
心に刻んで記憶しておかなければならないことが詰まった一冊です。

 2012年2月28日(火) スタジオ(事務所)のランプを替えました
電球型蛍光ランプ
スタジオ(事務所)は、天井に組み入れられた蛍光灯のほかに、ポートレートのときのヘアメイク用や、フィルムのときのポラロイドチェック用にと、いろいろなところにサービスランプを付けていました。
こういうサービスランプは、博報堂のアシスタント時代には商品撮影で使い古したアイランプを用いるのが普通でしたので、それにならって使っていたのですが、球切れしてしまい点かなくなってしまいました。
ですので、昨年秋ごろのコマーシャルフォトの特集で「経費を抑えたスタジオ設計の方法」の原稿を書くときに購入した「電球型蛍光ランプ」に替えました。
消費電力が15Wくらいなのに実効で60Wあり、とても明るいです。
こんなだったら、早く帰れば良かったと思いました。

 2012年2月27日(月) 熊切圭介写真展「池波正太郎 その世界」
写真展会場の入口看板
ご案内ハガキをスキャンさせていただきました
先週末は、バタバタしていましたが、土曜日の仕事が予定よりも早く終わったので、熊切先生の写真展を拝見しました。
熊切先生の写真展の期間中の先週は、なかなか自由の時間が持てなくて、「今回は、拝見できるチャンスはないかなぁ」とあきらめていましたが、最終日に拝見できました。
文豪の私生活が写し撮られた、写真界の巨匠の写真展でした。
学び、吸収するモノが多くい写真展を拝見できました。

 2012年2月25日(土) 中村勘九郎襲名披露歌舞伎
チケットと案内チラシ
昨日は、中村勘太郎あらため中村勘九郎襲名披露公演を拝観する機会をいただきました。
連日、満員札止めになるプレミアムチケットの公演です。
とても以前に、先輩カメラマンに「歌舞伎のチケットが手に入ったから行こう」とお誘いしてもらって以来、2回目の歌舞伎です。

今回は、仕事のうちのひとつとして拝観したのですが、歌舞伎って、良いですね。
「せりふや所作が何を表しているのか理解できないから、つまらないだろうなあ」と先入観がありましたが、仕事でもあるので一生懸命観ていたら、イヤホンガイドの助けもあり、ストーリーの世界に引き込まれていきました。
歌舞伎は、伝統美や様式美だけかと思いましたが、「さにあらず」です。

仕事でなければ、おそらく観る機会がない歌舞伎です。
だからこそ、こうやって拝観できる機会をいただけるのですから、ありがたい仕事です。

 2012年2月24日(金) 作品撮り
ヘアメイク中
昨日は、久しぶりに作品撮りをしました。
ボクのホームページをご覧くださったヘアメイクの大久保さんから、「作品撮りしましょう」とお声かけいただきました。
スタジオ(事務所)の建物が工事中で、ポートレート撮影をする雰囲気ではないのですが、まあ、工事中もアトラクションのひとつっていうモンです。
今までやったことがないライティングにチャレンジしてみました。
思った以上に、良いライティングでした。究めていけば、もっと良いライティングになると思います。
作品撮りは、新しい技法を試せることも良さです。
そして、新たに出会ったクリエイターの方との、新たな共同作業は、新たな発見もあります。
やっぱり、作品撮りは、良い!

 2012年2月23日(木) 工事本格化
シートにすっぽりと包まれています
先週から始まった、スタジオ(事務所)がある建物の修理の工事が本格化してきました。
建物はシートにすっぽりと包まれています。
ですので、窓の外が見えません。
「窓の外が見えない」って、意外とストレスです。
いつも見えていた景色が遮断されるって、なんかヘンな感じです。

 2012年2月16日(木) 隣室のモーツアルト(著・藤堂志津子)
隣室のモーツアルト(著・藤堂志津子)
藤堂志津子さんの「隣室のモーツアルト」が、何かの書評に載っていて気になっていました。
少し前に読んだときには、あんまり良い感じじゃなかったのですが、書評で絶賛されていたので読んでみました。
でも、今回も、なんか、よくわかりませんでした。
なんか、暗いんですよね。内容もストーリー展開も、最後まで暗いんです。
暗くても良いけど、最後くらいは希望というか、今日が明日につながるというか、そんな終わり方じゃないと気持ちが沈みっぱなしです。
あんなに書評が良かったのに、良い本だと思えないのはボクの感性が鈍いのでしょうか。

 2012年2月15日(水) 工事が始まりました
工事用のシートの内側
スタジオ(事務所)がある建物の修理の工事が、昨日から始まりました。
昨日は足場が組まれ、今日は工事用のシートが掛けられ建物をすっぽり覆いました。
街のあちこちで工事用のシートを見かけますが、内側って滅多に見られるものじゃないので、ちょっと新鮮です。
でも、シートが掛けられているので窓の外が見られません。
陽が差し込まないので部屋が暗いですし、寒いです。
1ヵ月の辛抱なのですけどね。

 2012年2月14日(火) 身も心も温かく
鍋のシメはカレーうどん
昨日、昨年秋にチャリティー写真展をさせてもらった行きつけの「ビカヴォ」での、今年の初飲みをしました。
ボクのスタジオがある建物の階上に事務所があり、日本写真家協会(JPS)同期入会の熊切大輔さんと、ときどき撮影を手伝ってくださるアシスタントさんと、鍋です。
「ボクたちは、なぜ写真を撮るのか」とか、「仕事の写真と作品の仕事の違いは何か」とか、けっこう熱い話にもなりました。
気の置けない仲間たちと過ごす、ホッとする時間でした。

 2012年2月12日(日) スタジオがある建物の網が外れました
網が外れました
別の角度からパチリ、と
ボクのスタジオがある建物は、とても古いのです。
古いために、剥がれ落ちる壁が通行する人に当たらないように養生の網が張ってありました。
これから、壁をキレイにしてサッシ枠を替える工事が入るので、金曜日に網が外れました。

クリーンな視界
ボクが借りたのが1998年なのですが、そのときには、すでに網が張ってありました。
ですので、網が張っていない窓からの風景は、初めての眺めです。
とってもクリーンな視界です。心地良いです。

ちょっと怖い
でも!
窓の外には何もないので、下を覗くと落っこちてしまいそうで、ちょっと怖いです。

これから、工事のためのシートが掛けれるそうですので、しばらくは窓の外が見えなくなります。
でも、3月末には工事が終わるそうなので、気持ち良い春を迎えられそうです。

 2012年2月10日(金) 蓮田スマートインターチェンジ
利用証明書(一部)
東北自動車道の蓮田インターチェンジが2月4日からスマートインターチェンジとなり、高速道路への出入りが出来るようになりました。
今までは久喜インターチェンジか岩槻インターチェンジを利用していましたが、ここから乗れると、東京方面へは単純に計算しても所要時間が20分くらいは短縮できます。
走る距離も短くなるということは、ほんのわずかでしょうがガソリンの消費も抑えられるということにもなると思うのです。

先日、機材を車に乗せて行く撮影がありましたので、利用しました。
うん。やっぱり便利です。
それに、久喜や岩槻のインターチェンジまで行くまでの渋滞や信号待ちなどのストレスもなく、快適です。
東京から戻ってくるときにイメージしたところと違う道に出てしまい、「あれ?」って思いましたけど、違う方向へ向かえばよいと思いますし、慣れれば良いだけのことです。
どんどん便利になっていきます。

 2012年2月9日(木) 平泉で取材撮影
昨日、岩手県平泉へ取材撮影に行ってきました。
郊外は一面の雪で、「例年だと、あまり多くないけど今年は多いね」と地元の方のお話を聞き、ニュースで見聞きする大雪を実感しました。
昨日は午前中の取材撮影でしたので、火曜日の夜に一ノ関駅近くのホテルに宿泊し、なんと! 前沢牛の焼肉を堪能させてもらいました。
いやー。ほんと、美味しかったです。
そうそう。
今回は寒いシーズンオフでしたが、もう少し季節が進んだ春や秋は絶好なんでしょうね。
昨年6月に世界文化遺産に登録された中尊寺や毛越寺などを中心とする奥州文化、そして、厳美渓や猊鼻渓の自然美など堪能できそうです。
それに、今回は仕事で行きましたので、春になったら、じっくりと巡ってみたいと思います。

 2012年2月6日(月) あなたがいる場所 (著・沢木耕太郎)
あなたがいる場所 (著・沢木耕太郎)
沢木耕太郎さんの著書「あなたがいる場所」を読みました。
ちょっとしたことで心に大きな波風が立って凹んでしまい、どうしようもなくなることって、あるじゃないですか。
もう、やるせなくて、せつなくて、頭から布団をかぶって、ふて寝したくなるようなことです。
でも、そういうのに限って、ちょっと見方を変えると何てことはないというか、どうでもいいようなことだったりするのですよね。
ドツボにはまっていくようなストーリー展開ですが、ラストシーンは「そんなことで悩んでないで。大丈夫だから」と言ってくれているような小説です。

 2012年2月4日(土) 訓練!
「訓練中」という緑のビブスを着た人たちが大勢!
乾パンや断熱シートが配布されました
昨日、池袋駅の改札を抜けたら「訓練中」と書かれた緑のビブスを着た人たちが大勢いました。
前日にニュースで予告していた大規模地震の防災訓練が始まるようです。

急遽ご依頼があった撮影は午後からでしたので時間に余裕があったので見学しました。
「訓練、訓練です。ただ今、東京直下を震源とする大地震が発生し、JR各線は運転を見合わせます」という構内放送があり、1ヵ所に固まっていた人たちが、あらかじめ待機していた駅員さんたちに誘導されて通路に移動していきます。
そして、あらかじめ敷き詰められたブルーシートの上に座り、あらかじめ近くに用意していた乾パンや断熱シートなどが配布されていました。

う〜む。
今回の訓練を見ていて思ったのは「段取りし過ぎ」という感じがしました。
訓練って行うことは大切だと思うのですが、果たして「あらかじめ想定して」というのが気になります。
「あらかじめ待機している職員が誘導し、あらかじめ敷き詰めたブルーシートに座り、あらかじめ近くに用意した乾パンを配ること」が訓練なのでしょうか。
結局のところ、「想定してなかった」ということになりはしないのでしょうか。
「大きな被害から身を守るには、どうすれば良いのか」をあらためて考える一日でした。

 2012年2月1日(水) 撮影し忘れ!
今、少し大掛かりなプロジェクトが同時進行で数本動いています。
その中のひとつが、昨日の撮影で一区切りになりました。
1回の撮影でいろいろなシーンを撮影するのですが、ひとつのシーンを撮り忘れているのを気づかず、「全ての撮影、終了です! ありがとうございました」と宣言をし、万感の思いで挨拶をし、機材を片付けて帰ってしまいました。
帰る道々、制作プロダクションの担当者といろいろ話しながら歩いていたら、そのシーンを撮り忘れていることに気づきました!
制作プロダクションの担当者から、今回のプロジェクトの実務担当者さんに電話でお詫びし、大慌てで引き返しました。
取って返して、ひたすらにお詫びし、撮影を再開させていただきました。

「今度こそ、撮影、終了です」と言うとともに再度お詫びすると、撮影させていただく皆さんは、「あれ? 事前に教えてもらっていた中で、あのシーンは撮らなくて良くなったのだろうか」と思っていたのだそうです。
あはは。情けないです。
予定した撮影シーンの撮りこぼしがないか、最終チェックを毎回しますのに、昨日はチェックを怠ってしまいました。
長期にわたっての撮影ですので慣れというか、流れができてしまったことと、「これで最後」というスキと油断が出てしまったのです。
今回は、終わってすぐに気づいたので素早い対処ができて大事になりませんでしたが、「どんなときでも気を引き締めなければ」と強く思う出来事でした。

 2012年1月30日(月) 成人記念写真撮影
プライバシーに配慮して後姿(笑)
昨日は、ビカヴォのオーナーのお嬢様の成人記念写真を撮影させていただきました。
お母様が成人式に着られた振袖をお嬢様が着ての撮影です。
く〜。
そういう「母から子へ」というお話だけでもホロっとなるのに、おじい様やおばあ様もお越しくださり、ご一緒に撮影させていただき、「仲良し一家」に心が温かくなる一日でした。

ヘアメイクと着付けは、何度も作品撮りをご一緒させていただいている竹本さんにお願いをしました。
着付けはもちろん、ヘアメイクもばっちり決めてもらい、お嬢様にもご家族の皆さんにも喜んでいただきました。
個人向けの「窪町スタジオ」での撮影でも思うのですが、こうやって本格的に撮影されることがない一般の人たちには、ポスターや雑誌などのモデルさんになったような気分で撮影自体を楽しんでいただきたいなあと思っています。
ですから、ライティングなどのセッティングを含めた「雰囲気」を作って、「撮影されることって、楽しい」と思ってもらえたら良いなあと思うのです。
もちろん、写真の仕上がりを見て大喜びをしてもらえることも大切です。

 2012年1月29日(日) 確定申告書類
確定申告書類の封筒(一部)
今年も、確定申告の書類が届きました。
ボクの確定申告は、とっても楽チンで迅速なんです。
ボクが今使っている会計フォーマットは、障害者乗馬のNPOの事務局長をボランティアでしているときに、国税庁の認定NPOに申請するにあたりボク自身が考えたもので、内閣府主催の講演会にご一緒させていただいた公認会計士さんからもお墨付きをもらいました。
収入と支出がしっかり把握でき、いわゆるキャッシュフローも一目で分かりますし、いろいろな経費の合計額も明確にでるフォーマットです。
ですので、この会計フォーマットで、確定申告書類もあっという間に出来上がるのです。
早く、確定申告の時期にならないかなあ、とワクワクしています。
だって、確定申告を早くすれば早くするほど、還付金が早く戻ってくるのです。
「もう、いくつ寝ると・・・・」っていう気分です。(笑)

 2012年1月28日(土) 国会開会に思う
今週、国会が開会しました。
政権与党の民主党は、この任期で消費税を語ってはいけないのです。
「(マニフェストには)ルールがある。書いてあることは命がけで実行する。書いてないことはやらない。それが、ルール。書いてないことを平気でやる。これって、おかしい。書いてあることはやらないで、書いてないことを平気でやる。これは、マニフェストを語る資格がないということ」
これは、今の民主党の党首であり、日本の総理大臣であるノダが街頭演説で吐き散らかした言葉です。

おいおい。
2009年のマニフェストでは「ムダを省けば消費税を上げなくて良い。その上、子ども手当てや農業個別補償など、お金をバラ撒くことができる」と言ったのですよ。だから、政権を獲ることができたのでしょ。
マニフェストに書いた4K(子ども手当て、高校授業料の無償化、高速道路の無料化、農業者戸別所得補償)は機能不全に陥っているのに、書いていない消費税に手を突っ込むというのは、「書いてあることはやらないで、書いてないことを平気でやる。これは、マニフェストを語る資格がないということ」ということになるのですよ。
政権交替直後に、すでに思ったことですが、やっぱり民主党のマニフェストはサギフェストだったのです。

「消費税増税の実施は、この任期の後だからマニフェスト違反じゃない」と詭弁を言ってはいけません。
実施は数年先でも、「消費税増税を決めるのは任期中」なのです。
政治不信は、選挙で当選して議員になったヤツらが、選挙中に言っていることとをやらないからです。まさに、ノダが街頭演説でノタマワッタように「言っていることはやらないで、言ってないことをやってルールを破っているから」なんです。
でも、このノダは、「書いてないことをやったらルール破りである」と自分に酔って言葉を吐き散らかしたのに、自らルールを破って政治不信に拍車をかけようとしています。
「ムダを省けば」ではなく、「ノダを省け!」と言いたいです。

だからといって、「では、自民党で良いのか」というと、率直に「YES」とは言えません。世論調査でも、民主党の支持率が落ちても、自民党の支持率が高まるということはないのです。
なぜなら、今の自民党は「敵失」に付け込んでいるだけのようにしか見えないからです。
自民党が今なすべきは、政権運営をしてきた「これまでを総括すること」と、その総括に基づく「将来展望を描くこと」に尽きると思います。
すなわち、戦後の焼け野原から経済大国と言われるまでに発展させたことなどの「功績」と、汚職や政治不信などの「罪過」を、きちんと明らかにし、それに基づいて「これから」を国民に表することが大切だと思うのです。
それができなければ、政権なんて獲れはしません。

 2012年1月23日(月) お年玉付き年賀状
3枚、当たり!
今年も、お年玉年賀状で切手が当たりました。
子どものころからの悪友、博報堂時代の先輩や後輩、お仕事でお世話になっている皆さん、障害者乗馬のNPOの事務局をボランティアでしていたときに一緒に活動していた方々など、大勢の人たちからたくさんの年賀状をいただきました。
番号を確認するために、3週間ぶりくらいに見たのですが、「年賀状って、やっぱり良いなあ」と思いました。
年賀状のやり取りくらいのお付き合いになってしまい、なかなかお会いする機会がない方もいますが、それでも、こうやって年賀状のやり取りだけでもつながっているのは、やっぱり嬉しいです。

毎年、切手が数枚当たりますが、ちょっと嬉しくなるいろいろな方からいただいた年賀状で当たったものですから、なかなか使えずにいます。
それにしても、上位の賞品って、なかなか当たらないものなのですね。
今年は「これ、ほしいなあ」と思うモノがなかったのですが、いつかは当ててみたいものです。

 2012年1月22日(日) 欧州通貨危機に思う
ヨーロッパの統一通貨、ユーロの価値が暴落しています。
EUが発足したときには「制度や外交・防衛、貨幣発行など異なる国どおしが1つになる」と、いかにも「世界は一家」的になると賞賛され、大きな期待が寄せられました。
しかし、EUが発足し20年が経とうとする今、統一通貨が危機に瀕しています。
これは、「ドイツやフランスなど富める国が、ギリシャやイタリアなど赤字を抱える国を支える」という構図にムリがあったということではないでしょうか。

こういう構図って、日本でもあったように思います。
数年前に、わんさかと行われた「平成の大合併」というヤツです。
これだって、EUと同じように「大きな市が、赤字に瀕する町や村を抱える」ということなんだと思うのです。
「貧する国を富める国が支える」ということで危機に陥ったEUと同じ結果が、「貧する地域を富める地域が支える」という大合併の結果になりはしないのでしょうか。

ボクが住む白岡町と蓮田市が合併するかしないかのときにも思ったのですが、「合併すれば行財政が効率化され、全てがうまくいく」というものではないと思うのです。
「プラスとマイナスを足せばゼロに近くなり、マイナスとマイナスを足せばマイナスが倍になる」というのは誰でもわかるわけです。
「EUになればうまくいく」と夢見た結果が、この通貨危機です。
「合併すればうまくいく」と夢見た平成の大合併以降、約3200あった市町村が半数近い約1700まで減りました。
果たして、数年後に「日本国内版EU危機現象」が起きはしないのでしょうか。
今ある1700の市町村が全て危機に瀕することはないのでしょうが、合併特例債を当て込んで「平成の大合併」を急いだところは大丈夫なのでしょうか。

 2012年1月21日(土) 霞ヶ関を知り尽くす男
現在進行形のプロジェクトのうち、ここ数日、ある中央官庁での撮影も行っています。
今取り組んでいる官庁の庁舎内に限らず、さまざまな官公庁の撮影をさせていただいているので、「どの官庁の、何階の、あそこの部屋の間取りはどうなっていて、窓から見える景色はこんな感じ」ということも、だいたい把握しています。それと、霞ヶ関界隈でも撮影を行うので、「どこで、どういうシーンが撮影できるか」が、ほとんど分かっています。

撮影って、撮影のテクニックや機材は大切ですが、こういうロケーションを知っていることも重要なのです。
たとえば、ネイチャーの写真も、「樹氷は、どこで撮れるのか。いつ行けば良いのか」とか、「光に輝く新緑の森と湖の写真は、どこへ行けば良いか」とか、頭の中にちゃんと入っていないと無駄足になっちゃうと思うのですよ。きっと。

官公庁での撮影の場合、撮影させていただく人や場所は執務で常に動いている状態ですので、きちんと撮影場所を把握し、しっかり段取りを組まないとなりません。
今まで、ほとんどの官公庁の撮影をさせていただいてきた経験を生かしています。
やっぱり、経験って、何事においても大切なものなのです。

 2012年1月20日(金) DVDの試写版
歳末に撮影したDVDの試写版が、出来上がってきました。
う〜む。
いやー。
「動いている自分」というのを見るのは初めてで、ビックリしました。
ボクは、こんなに見苦しいのですね。
ほかの人の目には、こんなに見苦しく映っているのですね。
なんか、人の形をしていません。
生きていて良いのでしょうか。

こんなボクが出演するDVDを世の中に出してしまうなんて、何らかの法律に抵触するかもしれません。
心配です。

 2012年1月19日(木) 寒い毎日
凍てつく朝です
歳末くらいから寒い日が続いています。
朝、雨戸を開けると、カーポートに停めた車が霜だらけです。
空気が凍てついています。
春は、ちゃんと、やってくるのでしょうか。
寒いっ!

 2012年1月16日(月) 新しい財布
新しく替えたけれど、今までと同じスタイルの財布
財布を新しくしました。
これまで使っていた財布は、表側は革に光沢が出てキレイなのですが、内側にヒビが入ってきていました。
破けていたり汚れていたりする財布は、お金が出て行く一方って聞いたことがあり、新しくすることにしました。

昨年の秋くらいから買い換えようと思っていて、デパートや雑貨店などに行ったときには財布売り場に必ず寄っていたのですが、「ビビっ!」とくるものがなくて「良い財布って、なかなかないものだなあ」と思って見送り、年を越しました。
池袋の東武デパートに行ってみたら、ちょうどクリアランスセールをしていて、いろいろな財布もかなり価格を下げて販売していました。
そんな中で、「ビビっ!」と見つけたのが、この財布です。

新しいですが、今まで使っていた財布と同じスタイル、同じ構造のものです。
手ざわりは柔らかくて、一目見て気に入りました。
でも、クリアランスセールに出てくるということは今まで売り場にあったということで、何度か来ていたのに見逃していたということなのでしょうか。
う〜む。出会いというのは、摩訶不思議なものです。(笑)

 2012年1月15日(日) 今年初めての競馬場
中山競馬場のゲート
昨日は、中山競馬場へ行ってきました。今年初めての競馬場です。
大きなレースやステップレースなどがあるワケではないので、入場者数は少なかったです。寒いせいもあると思います。
今回、新たな馬券の購入方法を試してみましたが、あんまり有効ではないことが分かりました。大きく負けることはないけれど、余程のことがない限り大きく勝つことはできないという感じです。
思いついたときは「完璧!」と思ったのですが、思うことと現実は異なるということですね。(トホホ)

ホームから見上げた半月
そうそう。
朝早くに出かけたのですが、駅のホームから見上げると、凛と輝く半月が空にありました。
澄んだ朝の空気だから凛としているのでしょう。
心洗われる美しさでした。

久しぶりに「これまでの仕事」として企業広告&PRのページを更新しました。
ぜひ、ご覧ください。

 2012年1月12日(木) 携帯電話を忘れて
昨日は、携帯電話を自宅に忘れてしまいました。
まあ、取り立てて連絡をしなければならないところもないですし、報道関係のように緊急連絡がある撮影分野ではないので悠長に構えています。
それに、持って行っても撮影しているときは電話がかかってきても出ることはできないのが常なんですけどね。

スタジオでの撮影が早く終わったので、いつもより少し早めに帰ってきたのですが、なんと着信はまったくなし!
う〜む。ボクは、友達いないからなあ。(笑)
それにしても、「着信がまったくないとは寂しいなあ」と思っていたら、自宅近くのクライアントさんから「打合せに来られる?」と電話連絡をいただきました。
友達はいないけど、クライアントさんはいてくださいます。(笑)

いやー。
携帯電話を忘れたからこそ少し早めに帰ってきたのであり、携帯電話を忘れなければ、このクライアントさんのところへ打合せに行くときを別の日に設定しなければならないところでした。
く〜っ。なんとラッキーなことか。
ん?
こういうの、「災い転じて福となす」ということのほかに、なんか諺にありましたよね。
塞翁が馬でしたっけ?

 2012年1月11日(水) ホッとしました
昨日は、ちょっと難しい撮影でした。硬めの光を用いないと質感が出てこないけれども、全面が鏡のようになっていて、全てが写り込んでくるという商品の撮影です。
土曜日に予定していた撮影が早く終わったので、ライティングテストをしたのですがうまくいかず、どうしたものかと考えていました。
ずっと考えていると良い考えが浮かぶもので、アイディアどおりにセッティングしたら、理想的な仕上がりに撮影することができました。
こういう撮影って、考えれば考えるほど苦しいですが、やり遂げた達成感が大きいものです。
こういう醍醐味があるから、やめられないんですね、写真って。(笑)

今日は、1月11日、鏡開きの日ですね。しかも、大安。
大安に鏡開きなんて、良い一年になりそうな気がします。

 2012年1月10日(火) 家族の分け前 (著・森浩美)
家族の分け前 (著・森浩美)
森浩美さんの「家族の分け前」を読みました。森浩美さんの作品は、昨年秋にも読ませていただきました。
人生に、生きることに、ちょっと疲れたり、ちょっとどころか絶望しかけたりしても、支えてくれるのは家族なんだなあと思えてくる一冊でした。
ふだん、ナンでもないときには、ちょっと煙たかったり面倒くさかったりする存在なのかもしれませんが、そうやって思って甘えられるのも家族だからこそなんだなあと、あらためて考えさせてくれる一冊です。
震災があったからとか、なかったからとかではなく、心が温かくなる本でした。

 2012年1月9日(月) 祝! 成人
女の子は、髪飾りにもこだわります
格別に美味しいお赤飯でした
昨日、自宅で原稿書きや雑務をしていたら、同じ白岡町に住む従兄弟の娘がやってきました。
これから成人式に出るので、その前にやってきたというのです。
く〜。
まだまだ子どもと思っていたら、成人なのです。
感慨深いです。

おめでとう!
きっと、いろいろなことがあるのでしょう。
でも、何に対しても一生懸命に頑張れば、きっと大丈夫。
一生懸命に頑張れば、嬉しいことは喜びが何倍にもなり、辛いことは必ず乗り越えられるはず。
成人、おめでとう。

 2012年1月7日(土) パーキングメーターと、首都高速と、おんぼろ不動産
20分100円!
昨日は、撮影機材を車に積んでロケに行きました。
ボクのスタジオ(事務所)の裏手にはパーキングメーターが林立しているのですが、昨年末くらいから「20分100円」というパーキングメーターができました。
機材の積み下ろしは、たいがい20分くらいで終わるので、今までの「60分300円」だと駐車可能時間が余ってしまい、もったいないというか、なんか損する気分でした。
昨日、さっそく利用したら、きっちり20分!
今まで300円を払っていたことを思えば200円も浮いてお得感があります。この200円で馬券を買って当たれば、さらにお得っていうことです。(笑)

おんぼろ・・・・って
そうそう。
首都高速が、1月から距離別料金になりました。
ボクの場合は、川口ジャンクションから東池袋の間を主に利用しますが、この区間は今までどおり700円なので効果や影響はほとんどないのですけどね。
そんな首都高速を走っていたら、「おんぼろ不動産」っていう名前が入った車が前にいました。
「不動産屋さんが、おんぼろ」って、良いんでしょうか。
電話をすると「毎度! おんぼろ不動産です!」とかって出るのですかね。
営業の人とかも、「おんぼろ不動産と申しますが、良い物件があるので買いませんか」って電話するのでしょうか。
奇をてらっているのか謙虚なのか知りませんが、「不動産屋さんが、おんぼろ」って・・・・。

 2012年1月5日(木) 新年会というか同窓会というか
今日のメインは鍋!
昨日は、学生のときにアルバイトをさせてもらったロッテリアで同じ時代に働いていたメンバーで新年会でした。新年会というか同窓会というか、まあ、飲み会ですね。(笑)
今回のメンバーは、ボクがロッテリアでお世話になり始めたときの社員マネージャーや先輩たちで、仕事をいろいろと「体育会系的(笑)」に教えてもらったせいか、今でも身を縮めています。
でも、懐かしい人たちと飲むのは楽しいですし、ノスタルジーです。
今回は、唐突に飲み会の日時が決まりましたので、都合がつかなかったり連絡できなかったりした人もいたので、「年代を超えての同窓会も面白いね」となりました。
一丁、やりますか!

 2012年1月4日(水) 新春ゴルフコンペ
今年もすっきり晴れた青空のもとでのゴルフです
昨日は、親父方の従兄弟たちと、恒例の新春ゴルフコンペでした。
昨年に優勝したボクは、いわばディフェンディングチャンピオンですから、今回も負けられない一戦です。
でも、大敗でした。
いやー。とっても風が強かったんですよ。すっきり晴れた青空でしたが、風が冷たくて、ぜんぜん集中できず「叩きまくり」ました。ほかの人たちは、ちゃんとスコアをまとめているのですから、気候のせいにしてはいけないのですけどね。
まあ、年に一回しかゴルフをしないボクとは、経験値の差ということでしょうか。(笑)

おもしろ話と美味しい料理が酒の肴
ゴルフコンペのあとは、これまた恒例の旨い料理がツマミの新年会です。
昨年のこと、今年思うこと、いろいろと面白い話が続出する、心地の良い時間です。
小さかった従兄弟の子どもたちが、学校を卒業し、それぞれが思い描く夢だった仕事に就いている話は、感慨深いものがありました。
障害を持つ人たちが暮らす施設で働いたり、金融マンだったり、研究者の父親の影響でモノづくりをしていたり、料理人の父親の背中を追いかけて専門学校で学んでいたり、自分が思い描く夢に向かっている姿は、親戚だからという色眼鏡を抜きに頼もしく思いました。
がんばれ! みんな。

あっ。
そういえば、モノづくりをしている子がゴルフコンペで優勝しました。
「みんな、頑張れ」なんて言っている場合じゃないのかも。(笑)

 2012年1月2日(月) 事務所開き2012
お供え餅
今日は、年明け恒例の事務所開きです。
年が明けて、すぐに事務所の玄関のドアと窓を開けて風を通したいのです。
でも、昨年末(先月末)は29日の夜までDVDの撮影をしていて、30日が金曜日で昨日が日曜日ですから、年明け事務所開きではありますが、なんというか「今日は3連休明けの月曜日」という感じでもあります。
さあ、今年も、しっかり頑張りますですよ!

 2012年1月1日(日) 2012年のはじまり
2012年の始まりです。
新年、明けましておめでとうございます。
今年も、何とぞよろしくお願いいたします。

年があらたまったからといって、がらりと何かが大きく変わるということではないのですが、気分を新たにする日常が始まります。
今年は、年をまたいだ進行中の大きめのプロジェクトが3つ4つあり、それぞれの成果が春ごろに出ますので、いつも以上に春が待ち遠しいのです。
心地良い春を迎えるために、気分を新たにするとともに気を引き締めていきたいと思います。

今年初めの写真作品は、年賀状です。


2011年11月と12月を見る
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By;Osamu Hasegawa