【雑記帳 〜常日頃に思うことの羅列〜 2017年3月】 |
2017年3月31日(金) これからはじめる商品撮影の教科書 中国語版 2 |
昨年の今ごろも、同じように中国語版に翻訳した本をお送りいただいたのですが、前回のは「繁体字の中国語版」で、今回のは「簡体字の中国語版」のようです。
まあ、前回のは台湾版で、今回のは大陸版」と言ったところなんだと思います。
いずれにしても、自分の名前が記された出版物が、日本国内だけじゃなくて、いろんなところで出してもらえるのは嬉しいですし、ちょっと誇らしいです。
2017年3月30日(木) 三人姉妹(著・大島真寿美) |
タイトルどおり、3人の姉妹を取り巻く物語で、末っ子の三女の視線でストーリーが展開されていきます。
両親の別居とか、姉の不倫とか、さまざまなトピックが織り交ざっていきます。
ただ、ストーリーテーラー役である三女そのものが、ユルいと言うか、考え方がアマくて、物語り全体がダラダラした感じです。
まあ、そのダラダラ感も作品の狙いなのかもしれません。
2017年3月26日(日) 熊本のお土産 |
これまでジャージー牛乳とか一五九二とかのお菓子でしたが、初めて熊本へ行ったときに買った「熊本銘菓」である陣太鼓と武者がえしです。
なんというか、原点回帰みたいなモンです。
あっ。
2017年3月25日(土) 熊本 |
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昨年11月以来の来熊です。
大天守や小天守は再建工事が始まり、崩れた重要文化財だった長塀が取り外され、威風堂々とした熊本城らしさが失われてしまいました。
震災後、初めて加藤神社のほうまで歩きましたが、戌亥櫓から加藤神社へかけて大きな被害があるように見えます。
飯田丸は、「奇跡の一本石垣」としてニュースになり、被害が大きく見えましたが、北側は、それ以上に被害が大きいように思います。
ただ、こういう言い方は不謹慎ですが、石垣が崩れた場所を見ると、「石垣がどのようにつくられているか」という石垣の構造が理解できます。
たとえば、不開門あたりには、崩れた石垣の石に番号が付けられて仮置きとして並べられています。
今後、復興工事の際、元の場所に収めるように番号を付けているそうですが、石は大きさも形も違います。
こういう「実物の石垣」を間近に見ることができるというのは、なかなかないと思うんです。
全国各地に博物館や歴史資料館があり、その中で城についての解説や展示がありますが、「生の石垣」って、こう言っちゃあいけないのかもしれないけれど、ここ、熊本だけなんです。
そういった観点からも、熊本へは何度も来る価値はあると思っています。
さあ。
今日の熊本での取材撮影も、頑張ります!
2017年3月21日(火) なんかモヤモヤな三連休 |
土曜日のロケ撮影を終えて帰宅したあと、テレビ中継を観ながら競馬をしていたら、中京第10レースの伊勢特別で2万円の馬単馬券を獲りました。
でも、日曜日の中山第7レースで、2万円のワイド馬券を獲り逃しました。
ビーハグとポルトボナールは、馬柱を見ていて「人気はなさそうだけど、イケるのでは」と思っていました。
パドックでも、2頭も良い動きでした。
でも、ビーハグのあまりの人気のなさと、この2頭のワイドの組み合わせが2万円を超えていて、「やっぱり、ないか」と思い買わなかったのです。
ところが!
先行したポルトボナールが2番手で粘るところに、ビーハグが馬群を突き抜けて3番手に上がりました。
え〜っ!
「やっぱり、ないか」ではなく、「やっぱり、きたか」でした。
昨日も、競馬以外のところでも、なんかチグハグなことがあり、なんかモヤモヤです。
ほんのわずかなところが噛み合っていない感じです。
ちょっと気を引き締めていかなきゃ、と思う週初めです。
2017年3月16日(木) 写真展2つ |
2011年の写真展で発表された作品がキヤノンフォトコレクションに収蔵され、その中からの作品写真が展示されていました。
こんなこと言っちゃうとおこがましいというか、ぶっ飛ばされそうですけど、「何度も拝見しているのに、いつも見事さを再認識させられるのは、桜井さんの写真作品が持つ力強さなのかもしれない」と思うのです。
今月はザワザワしているし、ゴールデンウィークの少し前まで開催されているので、来月に入ったら、もう一度、ゆっくり拝見しに行きたいと思います。
座禅と能と日本刀とヴェネツィアという異なるモチーフなのに、しっくりとしていて惹きつけられました。
一枚一枚の作品のどれもに共感でき、さらに、「こういう被写体は、こう撮ると味わい深くなるんだ」と教えていただいているように感じました。
奈良原一高さんの写真の影響で、もしかしたら、ボクの作風は変わっちゃうかもしれません。(笑)
まあ、奈良原さんのような崇高な作品に仕上げることはできないでしょうけど・・・・。
2017年3月12日(日) 春間近 |
先月の温かさが続いた日に「もうそろそろかなあ」と思い蒔いたのですが、その後、寒さがぶり返して「早まったか」とちょっと後悔しつつ、張り巡らした防虫ネット越しに、毎日、覗いていたのです。
おとといまでは何もなかったのに、昨日の朝に覗いたら、小さな、子どもの爪くらい小さな芽が出ていました。
きっと、土の中には春がやってきているのかもしれません。
昨年、キャベツは苗を買ってきて植えて大きな実になったので、今年は種から育ててみようと思い蒔きました。
でも、育つ気配がなく「素人には、種からでは無理なのかなあ」と思っていたのですが、昨日、やっと芽が出てきてくれました。
たくさんの種を蒔いたので、たくさん育って、たくさん実ると良いなあと思います。
ここのところ夜明けが早くなり、5時ちょっと過ぎには明るくなり始めています。
おふくろが庭で育てている沈丁花が、芳しい香りを一面に振りまいています。
先月初めころに種を蒔いた青梗菜も、ぐんぐん大きくなっています。
3月11日の昨日。
春間近を感じました。
2017年3月11日(土) こてんぱしん |
今までやってきたことが、なんか、全否定されたような感じとでも言うのでしょうか。
まあ、責任の全部が、ボク自身にあります。
こんなことは、長い間なかったので、久しぶりの奈落の底です。
ですので、余計に、ダメダメぷっりが際立つというか、本気で心の底から「生きていて、すみません」という気になりました。
これまで、やりたいことをやりたいようにやらせてもらっていたこともあり、「気を引き締めんかいッ!」ということなんだと思います。
まあ、何とか、汚名返上、名誉挽回、失地回復っていう感じになったので、もう少し生きていられそうです。
ここのところ、ちーっとばかり、はしゃぎ過ぎで浮かれ過ぎだったと反省しつつ、「明日があるもーん」などとお気楽に考えてしまう長谷川なのであります。
こんなヤツで、ほんと、すみませんっていう感じです。
2017年3月7日(火) 明石にて瑞風といかなごの佃煮 |
あっ。
当然というか、当たり前というか、いつものように日帰りでした。
1ヵ所目の撮影を終えて、次の場所へ向かおうと駅のホームに降りると、なんか、ちょっとかっこ良い列車が停まっています。
平日だからなのか、臨時電車なので情報が流れていないのか、鉄の皆さんはちょっとしかいなかったです。
そんな鉄の皆さんの中に混ざって、ついつい撮影してしまいました。
調べてみたら、この列車は、「瑞風(みずかぜ)」といって、今年の6月からJR西日本が導入する寝台列車だそうです。
ですから、昨日は、試運転だったようで、見られることは珍しいのでしょうし、ちょっとラッキーだったかもしれません。
「明石焼きを食べる時間はないだろうなあ」とあきらめていたので、食べられたのはラッキーでした。
ボクとしては、瑞風を見られたことよりも、明石焼きを食べられたほうが嬉しいかもです。(笑)
そうそう。
明石焼きを食べていたら、目の前の店では佃煮を売っていて、どんどん売れていました。
そのお店を覗いてみたら、やっぱり美味しそうです。
いかなごの釘煮です。
ついつい、買ってしまいました。
今回のお土産です。
空港や駅に売っているパッケージングされたお土産よりも、これのほうが、まさに、その土地のお土産っていう感じです。
ちなみに調べてみたら、いかなごの釘煮は、淡路島や播磨の名物らしく、関東で言う小女子の佃煮のことのようです。
瑞風といい、いかなごの佃煮といい、まさに思いがけないことに巡り合いました。
考えてみたら、アシスタントとして学ばせてもらっているときに海外ロケに何度も行かせてもらいましたが、時間が空くと、スーパーマーケットとか市場とかへよく行っていたなあということを思い出しました。
その国や地域らしさは、市場や商店街に凝縮されていると感じたことを今さらながらに思い出しました。
今年は、取材撮影でいろんなところへ行かせてもらうときに、商店街とか市場とかを巡ろうかなあ、などと思い始めました。
ところで、次は、どこに行かせていただけるのでしょうか。
2017年3月6日(月) 久しぶりの万馬券などなど |
いろんなプロジェクトが重なっていて、こんがらがりそうですが、昨日は、ちーとばかりのんびりしようと少し遠ざかり気味だった競馬をしていたら、197倍の万馬券やら50倍の高配当やらをいっぱい獲れました。
じっくりゆっくりのんびりパドックを見て、じっくりゆっくりのんびり考えたら、こんなもんです。(笑)
おそらく、たぶん、きっと。
のんびりムードは、昨日の夕方までで、夜は完全に仕事モードでした。
そして、今日は、これから明石へ行きます。
けっして、明石焼きを食べに行くのではないです。
なんか、やっぱりボクは、ワークホリックの病気持ちなんだと、つくづく思います。
2017年3月4日(土) ラジオラジオラジオ!(著・加藤千恵) |
加藤さんは、少し前に読んだ「明日町こんぺいとう商店街」というアンソロジーの小説に執筆されていた作品を読み、ほかの作品も読んでみたくなりました。
この「ラジオラジオラジオ!」は、地方にある地域FMでディスクジョッキーをしている女子高校生が主人公の物語です。
女子高校生の心の揺れ動きを中心にストーリーは展開していきますが、どうも、しっくりこなかったのが残念です。
まあ、ボクのようなものが女子高校生の心情を理解するなんて無理なんですが、もう少し精細に描いてくれれば、物語に共感できたのではと思いました。
同じ「明日町こんぺいとう商店街」に執筆されていた越谷オサムさんの作品は面白かったので、加藤千恵さんの作品も読みましたが、どうも、フィーリングに合わなかったというのが正直な感想です。
2017年3月2日(木) 弥生3月も慌ただしいかも |
でも、しかし!
「撮影させていただいた写真をセレクトしてお送りしなきゃ」とか、「あの原稿を書き上げなきゃ」とか、「取材撮影日程計画をつくらなきゃ」とか、「週末にある取材のメモを作成しなきゃ」とか・・・・といういことを夢うつつで考えてしまったら、そわそわ、ぞわぞわして、やっぱり目覚めてしまいました。
時計を見たら、まだ4時でした。
でも、まあ、なんというか、やはり、自他ともに認めるワーカホリックなんですね、ボクは。
ほんと、つくづく思います。
つい、この前までは、「3月第2週目にご依頼いただいている撮影が終われば、今年は仕事納め!」っていうくらい暇暇だったのですが、もう少し先までスケジュール帳が埋まってきて、むふふっていう感じです。
なんというか、こういうふうに、ざわざわしているのが、なんか嬉しいというか、心地良いというか、存外の喜びっていう感じなんです。
「病気持ちで、ほんと、すみません」って、太宰治みたいな感じで、3月も始まりました。