商品写真やスナップ写真、モデル撮影のグラビア写真、店舗・建物写真などのほか、取材やインタビュー、原稿作成なども評価が高いフリーカマラマン長谷川修のホームページ。写真撮影のほか、動画の撮影、取材やインタビュー、原稿作成なども承ります。写真コンクールや文学賞などでも入賞や入選し、多くの賞を受賞しています。写真も文章も高評価をいただいています。



【雑記帳 〜常日頃に思うことの羅列〜 2016年3月】
 2016年3月31日(木) スタジオ(事務所)が漏水!
先月末くらいでしたが、週末にロケ撮影していると、スタジオ(事務所)がある建物を管理している大工さんから「長谷川さんの部屋から漏水して、階段に溢れ出ています」と電話がありました。
え〜っ。
でも、ボクは、スタジオ(事務所)を出るときに、水道はもとより、ガスと電気もきちんと確認しています。
だから、ボクのスタジオ(事務所)から漏水しているということが信じられませんでした。
大工さんには「ロケ撮影に出ているので、行けるのは週明けになってしまいます。水道の元栓を締めていただけますか」と話すことしかできませんでした。
大工さんは、「メータは動いていないので、水は止まっているよう」とのことでした。
週明けの朝には、大工さんと水道屋さんも来てくれることになりました。

天井に残る漏水の跡
エアコンは、おそらくセーフ!
階段の天井
そして、週明けにスタジオ(事務所)へ行ってみたら、なんと、床一面に水が溢れています。
「え〜っ。どっから漏れたのさ」と愕然としました。
でも、水道の栓は締まっていますし、どうしたことだろうと不思議に思ってしまいました。
そしたら、なんと!
天井が水浸しです。
ということは、階上が水漏れし、ボクのスタジオ(事務所)から溢れ出たということです。

いやー。
ボクが原因じゃなくて良かったです。
水漏れとかで、人に迷惑をかけてしまわなくて、ホッとしました。

それに、水漏れしたところはパソコン台と椅子くらいしか置いていない場所なので、カメラやストロボなど撮影機材は無事で良かったです。
あと、エアコンの上にあたる天井部分は濡れていないので、おそらくセーフだと思うんです。

そうそう。
それと、「危なかったなあ」と思ったのは、トイレの中にも水漏れしていて、トイレの電球カバーの中は水が満タンでした。
もし、週末にトイレの電気を付けっ放しで帰っていたら、漏電して火事になっていたかもしれません。
火事なんて、漏水どころの騒ぎじゃないです。
いやー。
ほんと、危なかったです。

左右で明暗
残像が残念って・・・・
でも!
パソコン台の一番上に乗せていたモニタは、不調になってしまいました。
どうやら、モニタの裏側の天面に空いている空気穴から水が入ったようです。
きちんと電源が入り、映るのですが、左右で明るさが違ってしまいました。
それと、使っていたソフトを終了すると、それまで映っていたデータの像が消えずに残ってしまいます。
実は、このモニタは、買い替えたばかりなんです。
買い替えたばかりなので保証期間内なんですが、こういうのは保証の対象外だと思うんです。
また買い替えなきゃならないと思います。

モニタの前に置いてあるキーボードは、カバーを取り付けて使っているので、なんの問題もなかったです。
良しとしなきゃ、です。

あっ。
そういえば、椅子は、たっぷり水を吸っていました。
一週間くらい、天日で乾かし続けて、やっと座れるようになりました。

それと、人間関係のことを表す言葉に「水臭い」とありますが、これだけ水が溢れていた後だけに、まさに水臭い状況が1ヵ月も経つ今も続いてます。
朝、スタジオ(事務所)へ行って玄関のドアを開けると、ムッとします。
今回は水道の水が溢れたので、これくらいの臭いなんでしょうけど、水害とかだと下水道の汚水も流れてくるでしょうから、今回の臭いの比じゃないんだろうなあと想像しています。

漏水の原因は、建物そのものが古いからなのかなあと思ったのですが、あれから漏水騒ぎはないので、そうではないように思います。
もしかしたら、「階上で『何か』があったのかなあ」と思うのですが、怖くて確かめられません。
だって、階上は・・・・ですので・・・・。(笑)
穏便にいきます。

 2016年3月30日(水) 自画像
人としての顔じゃない
親しくさせていただいているデザイナーさんが、美術系の専門学校の学院長になられるとのことで、「プロフィール用のポートレート写真を撮っておくれよ」となり、先日、ボクのスタジオ(事務所)で撮影しました。
お帰りになられたあと、「ボクも、プロフィール用の写真を撮っておこう」と思い、リモート設定で撮影しました。

いやー。
撮るのは良いけど、撮られるのはダメですね。
モデルさんや会社案内などの撮影でも、「笑顔でいきましょう」とか言って撮影していますが、自分がカメラの前に立つと、むむむって感じです。

それに!
シャッターを切るたびごとにモニタに映しながら撮影したのですが、どの写真もまったくダメです。
スタジオライティングには自信があるし、デザイナーさんを撮影させてもらったセッティングそのままなので、同じように写るはずなのに、どれもまったくダメなんです。
冷静になってよくよく見てみたら、原因がわかりました。
ボクの顔そのものが、人としての顔をしていないのです。
「写真は真実を写す」というとおり、人としての顔をしていないのですから、何枚撮ってもダメなものはダメなのです。
太宰オサムは「生まれて、すみません」と言ったそうですが、長谷川オサムは「生きてて、すみません」という感じです。
いや、ほんと、なんか、とほほという感じです。

 2016年3月29日(火) 大日如来
焼き回し
親しくさせていただいている制作プロダクションからボクのスタジオ(事務所)へ帰る途中には、大日坂という都内でも指折りと言われる急坂があります。
自転車を漕ぐことができず、押して上がらなければならないくらいの急坂です。
その坂の名前の由来ともなった大日如来のお堂が坂下にあり、門前にはいろいろな言葉が掲げられています。

先日通りかかったときには、「自分を見つめよ」というような内容のものでした。
「自分の顔と背中は直接見られない」と言うとおり、「自分を見つめるなんて、なかなか難しいよなあ。良い言葉だよなあ」と思っていたら・・・・。
なんと!
昨年の今ごろも同じ言葉が掲げられていました。
う〜む。
同じ言葉を掲げるなんて、拍子抜けです。
大日如来も、ネタ切れなんでしょうか。(笑)

 2016年3月28日(月) ミカ!(著・伊藤たかみ)
ミカ!(著・伊藤たかみ)
伊藤たかみさんの「ミカ!」を読みました。
双子の男の子が、兄妹の女の子について話をするような構成の物語りです。
気が強くて、男よりも自分が強いと思っているというか、大人の女になんかなりたくないと思っている女の子だけど、人知れず涙を流しています。
どんな大人になるのか、どんな大人になるのか、どんな大人になりたいのかと自分と自分の未来が見えなくて、苦しいのです。
なんか、切ないけれど、それでも頑張れと、双子の兄妹を応援したくなる物語りでした。

 2016年3月27日(日) 中山競馬場
ちょっと曇り空
昨日は、ぽっかり時間が空いたので中山競馬場へ行ってきました。
なんか、すっごく人が多かったです。
メインレースでは重賞の日経賞が行なわれるだけでなく、きっと、何年かぶりの女性騎手として話題になっている藤田騎手をお目当てにするファンが多いのでしょうね。

う〜む。
こんな珍現象が、いつまで続くのやらと、ちょっと斜に構えて眺めてしまいます。
まあ、「馬券に絡まる力がないような馬に藤田騎手が乗って人気になり、結果、圏外に飛んでくれる」というのは、馬券を買う側からすると、とってもありがたい話なのですけど。

そんなふうに思っているせいか、良い馬券があんまり獲れませんでした。
獲っても、ほんの少しの配当だったこともあり、ちょっと負けてしまいました。
それに!
7レースで、競馬場へ行く前から「13番のサウスリュウセイは狙えるのでは」と思っていて、パドックではとっても良い歩様をしていました。
しかし!
あまりの人気のなさに「やっぱり来ないかなあ」と思って切ってしまったら、3着に突っ込んできました。
ワイドは25倍とか35倍になり、3連複は万馬券です。
く〜。
こういうのって、ほんと悔しいです。
人気不人気に流されてしまう、自分が情けないです。
いや〜。
ほんと、悔しいです。

 2016年3月26日(土) カーリング女子
カーリング女子日本代表が、大活躍です。
日本は、世界ランキングでは下位なのすが、3戦目にランキング上位のロシアを破って初戦から3連勝して勢いが出ました。
そして、最後の2戦も、ランキング上位のスコットランドとランキング1位のカナダを、なんとゲームの途中で相手がギブアップ(コンシードと言うのだそうです)をするくらいの大差をつけて勝ちました。
結果、2位の成績で決勝トーナメントに進出です。
素晴らしいです。
ランキング上位のチームにたくさん勝ったのも素晴らしいですが、ずっと笑顔でゲームをしているのが、とっても素晴らしいです。

ただ!
スポーツニュースや新聞で、あんまり報道されないのが残念です。
国民栄誉賞を受け取ったくせに無様な醜態をさらし続ける糞みたいなヤツらとか、博徒博打打ちたちがやっているプロ野球とか、「五体不満足だけど、あそこはじゅうぶん満足」などと揶揄されバカにされちゃう人とかより、よっぽど良いニュースだと思うのですけどね。

 2016年3月25日(金) 再び、緊急事態発生!
再び、ものものしい雰囲気
昨日、ボクのスタジオ(事務所)の前に救急車やパトカーが停まり、大塚二丁目のバス停に警察官や消防署の人たちが集まっています。
警察官もやってくるって、何ごとがあったのでしょうか。
先週も、隣の隣のビルの前に消防車が停まって、梯子とかをかけていましたし、ここのところ、ボクのスタジオ(事務所)の周りではいろんなことがあります。
まあ、東京には1200万人も集まっているのですから、毎日何がしかがあるのでしょう。

そうそう。
今回は、やたらと警察官が多かったのですが、パトカーは一台しか来ず、あとの人たちは白い自転車でやってきていました。
パトカーでやってくる警察官は、やっぱり偉いんでしょうか。
白い自転車の人は、どんなに頑張ってもパトカーに乗れる身分になれないのかなあ、などと思ってしまいました。
こんなことを、ついつい思っちゃうんです。

 2016年3月23日(水) 播磨坂の桜
先週末と替わらず
咲いていてもこれくらい
東京でも桜の開花宣言があり、昨日、ボクのスタジオ(事務所)の近くにある播磨坂へ行ってみました。
「いっぱい咲き始めたかなあ」と思っていましたが、先週末に行ったときと、そんなに変化はありませんでした。
ほんの数本は咲いていましたが、枝先にちょろちょろっていう具合です。
播磨坂全体だと、「ほとんど蕾」と言っても良いくらいです。
今週明けの昨日今日あたりから咲き始めかなあと思いましたが、明日くらいから寒の戻りがあるようで、今週末あたりから咲き始めて、見ごろは4月に入ってからになるのかもしれません。

 2016年3月22日(火) カシオペアの最後の運行と高配当馬券続出
カシオペア
カシオペアが最後の運行ということで、ボクの自宅の周りやオーバーブリッジに多くの鉄撮りの皆さんが来ていました。
今回もたくさん来ていましたが、北斗星が最後のときほどではないかもしれません。
北斗星が走っていた期間はカシオペアよりもはるかに長いから、きっと、ファンも多いのでしょう。
それに、北斗星の車体はノスタルジーやロマンを感じますが、カシオペアには、そういうのが感じられないと、ボクは思うのです。
北斗星のときは、ちょっと寂しい思いがありましたが、カシオペアは、あんまりありません。
それでも、カシオペアの最後を見届けようと、多くの人がいました。
たこ焼きとか売ったら、儲かったかもしれません。(笑)

馬単94倍
馬単189倍
でもまあ、たこ焼きを売らなくても競馬で儲けているので、良しとしましょう。(笑)
パドックで良く見えた馬をピックアップすると、けっこう良い感じに馬券が獲れます。
パドックをしっかり見られたら、なんか、良い感じです。
ちょっと、開眼してきた気がしてきました。(笑)

 2016年3月21日(月) キャベツ
小さな苗
網を被せました
この前、自宅の庭に絹さやエンドウとスナップエンドウの苗を植えましたが、キャベツの苗も植えました。
「キャベツは虫がつきやすいので、網を被せなければ」と聞いたので、昨年秋に白菜を作ったときに使ってとっておいた網と支柱を再利用しました。
親しくさせてもらっているデザイナーさんが「家庭菜園のプロ(笑)」のように、長い間、さまざまな野菜を作ってらっしゃるので聞いたら、モンシロチョウが卵を産みつけてしまうのだそうです。
「まあ、育って飛び立っていけばいなくなるから食べられないということもないけど、穴だらけだよ」と教えてもらいました。
この虫除けの網は、収穫するまで外せないのかもしれませんね。
採りたてのキャベツって、きっと甘くて美味しいのだろうなあと、今から想像しています。
楽しみに生育を待ちます。

 2016年3月20日(日) 駐輪場利用決定はがき
はがき
ボクは、スタジオ(事務所)への行き帰りに自転車に乗っています。
「自転車で行っている」と言っても、埼玉の自宅からということはなく、電車で池袋まで行き、そこから地下鉄2駅分を自転車に乗っているのです。
駐輪場を利用させてもらっても月3000円ですから、地下鉄で毎日往復するよりも安く済みます。
それに、親しくさせていただいている制作プロダクションが近くにいくつかあるので、地下鉄やバスを利用するよりも自転車で行ったほうが早いし、第一、楽なのです。

その駐輪場の来年度4月からの利用決定はがきが届きました。
「利用希望者が多い場合は抽選」とのことなので、毎年、ドキドキします。
駐輪場が利用できなくなるということは、池袋駅周辺に自転車を停めて置けないということになるので、スタジオ(事務所)との行き帰りに自転車に乗れなくなるということになります。
もしかしたら、「最大の死活問題」と言ってもいいくらい、とっても重要なことなのかもしれません。
ですから、毎年、ドキドキします。
来年度も利用できるようになり、ホッとしました。
さっそく、手続きしようと思います。

 2016年3月19日(土) 香港の甘い豆腐(著・大嶋真寿美)
香港の甘い豆腐(著・大嶋真寿美)
大嶋真寿美さんの「香港の甘い豆腐」を読みました。
父親を知らずに育ち、鬱々とする毎日を過ごす女子高校生が、母親に香港へ強引に連れて行かれた夏休み。
母親の友人や同世代の若者たち、そして父親など、そこで出会う人たちとのふれあいや、香港の街が持つ熱気や刺激などから、オーバーに言えば自分そのものや生き方を発見していく物語りです。
登場人物たちは、それぞれにさまざまにややこしい問題を抱えているけれど、それでも、お互いを思いやる関係性が魅力的です。
そして、登場人物たちを事細かに描かなくても、そういうことを読者に感じさせる筆力も素晴らしいと思いました。

 2016年3月18日(金) 播磨坂の桜
枝が切り落とされていました
今年からの標本木
「今年の桜の開花は早い」というニュースがあり、播磨坂へ行ってみました。
たしかに、蕾が膨らんではいましたが、とっても早く咲いた3年前のときに比べると、そのときよりも小さいようです。
おそらく、週明けから水曜日くらいに咲き始めて、来週末は満開になるのではないでしょうか。

播磨坂を会場にした「文京さくらまつり」のイベントが、来週末にあるようです。
今年こそは、満開の中でのイベントになりそうです。
毎年毎年、蕾の状態でイベントをしているみたいですから、今年こそはという感じでしょうか。
ボクが、ここにスタジオ(事務所)を構えて20年になりますが、ドンピシャのタイミングなんて、もしかしたら初めてかもしれません。

そうそう。
それと、毎年、「ボクが標本木にしていた枝」が切り落とされていました。
ちょっと、残念な気分です。

 2016年3月16日(水) 緊急事態発生!
ものものしい雰囲気
昨日、ボクのスタジオ(事務所)でパソコン仕事をしていたら、サイレン音を出しながら走ってきた消防車が目の前に停まりました。
「えっ! どこで火事なの?」と思い、窓を開けて確認すると、隣の隣の建物に梯子が掛けられたり、消防隊の人たちが何人も建物の前に集結しています。
「こんな近くで火事か」と、ちょっと不安でした。
お年寄りがベッドで救急車に運ばれて行って、消火活動らしきことはなく梯子が片付けられていったので、火事ではなくレスキューだったのかもしれません。
でも、パトカーもやってきて、警察官が建物に入っていったので、もしかしたら、事件がらみなのかもしれません。

まあ、これだけ多くの人が暮らしている東京ですから、何があってもおかしくはないと思います。
でも、やっぱり、何台もの消防車や救急車が目の前に停まるっていうのは、びっくりしましたし、「すわ、何ごと!」と身構えてしまいました。

 2016年3月15日(火) 大阪へ
ジオラマ
街を再現
たこ焼き
週明け早々、昨日は大阪へ行ってきました。
もちろん、いつものように(笑)日帰りです。
撮影そのものは午前中に終了する予定でしたので、終わったら、「大阪くらしの今昔館」を見学しました。
ここには、江戸時代のころの街並が再現されていて、中を歩いていると、ちょんまげ着物姿の店主が奥からひょっこり出てくるのではと思えてきます。
それと、近代になってからの街についてもジオラマで解説があって、大阪の町の出来上がり方を知りました。
実は、今の朝ドラの「朝が来た」の時代である明治初めごろの町並みについて知りたかったのですが、そのころの展示や解説がなく、ちょっと残念でした。

それと!
ちょうどお昼時に撮影が終了することもあり、大阪でカメラマンをしている久保さんと一緒にご飯を食べてきました。
久保さんは、博報堂でともにアシスタントとして写真を学んだ仲で、今でも、大阪へ行くときに連絡すると、お忙しいのに時間を取ってくださり、ご飯を一緒に食べてもらっています。
天神橋筋六丁目駅近くの「寿司屋通り」では、止まらなくなるくらいに満腹に寿司を食べてしまいました。
いやー。
ほんと、美味かったです。

あと、評判というたこ焼きも食べました。
ふわふわの生地に包まれた、歯ごたえと甘みがあるタコで、ぺろりと、あっと言う間にたえらげてしまいました。
いやー。
ほんと、旨かったです。

ただ!
お店を出るときに脱いだコートを着ているうちに、タコ焼き代を久保さんが支払ってくださり、「あとで割りましょうね」と言っておきながら、払わずに帰ってきてしまいました。
いやー。
ほんと、大失態です。
今度、大阪へ行ったときには、倍返ししなければ、です。

 2016年3月13日(日) はれますように(著・寺川奈津美)
はれますように(著・寺川奈津美)
寺川奈津美さんの「はれますように」を読みました。
NHKのニュース番組の中で、気象キャスターをされている寺川さんが、就職活動から現在に至るまでをご自身で記されたエッセーです。
就職活動では苦戦し、ようやく就職した銀行は1年で退職して、ふるさとで悶々とする日々を過ごしながらも気象予報士を目指してすうちにNHK烏取放送局で採用になり、やがて、気象キャスターとしてデビューするということが書かれています。
そして、副題として「未来はきっと変えられる」とあります。
きっと、「自分の努力とまわりの人たちの支えがあれば、ダメな自分でも誇れる未来をつくることができる」という主旨なんだと思います。

でも、なあ。
未来を変えたいと思っている人、ダメな自分から誇れる自分に変わりたい人、なりたい自分になりたい人、そして、こうありたいと夢を持っても現実にならない人っていうのが大部分なんじゃないのかなあと思いました。

「お天気お姉さんになりたい」と夢を描いても、お天気お姉さんの椅子の数は限られているのだし、その椅子に座りたいお天気お姉さん志望の人たち、もしくは座ろうと願ったけれど座れずに夢が破れた元お天気お姉さん志望の人たちは、きっと何百、いや何千といると思うのです。
すなわち、お天気お姉さんの椅子に座ることができた寺川さんは「未来はきっと変えられる」と言えるかもしれないけれど、座れなかった人は「未来はきっと変えられない」と思うはずです。

でも、まあ。
テレビに映る人が、どういう生き方をし、どのような思いで取り組んでいるのかは良くわかりました。
だから、この「はれますように」は、とっても良いと思いました。
きっと、「未来はきっと変えられる」という副題が要らないのだと思いました。

 2016年3月12日(土) 確定申告
書き終えました
確定申告書類を書き終えました。
書類そのものは、1月の終わりころに郵送されてきて、確定申告が始まったときには「早く終わらそう」と思っていました。
そう、思っていたのです。
一昨年昨年も申告が少し遅くなったので、今年は、いや、今年こそは早く終わらせようと思っていたのです。
ほんと、そう思っていたのです。

でも、しっかり帳簿を作っているし、「あっと言う間に書類への記入は終わるし、終えられるさ」と思っていることもあり、気づいたら3月が10日も過ぎ、来週には確定申告の受付が終了してしまう時期が迫ってきていました。
いやー。
安心しきっているというか、油断しきっているというか・・・・です。

ボクは、こういう経理処理が、ほんと苦手です。
親しいデザイナーさんからも、「今月の請求書、まだ送ってこないぞ」と指摘されることが多いです。
「ギャラは、いらないのか」とか、「お前は良いかもしれないけど、うちの経理が困るんだよ」とかと、言われてしまいます。
う〜む。
今度から、ちゃんとしようと思います。
まあ、昨年も一昨年も、「ちゃんとしよう」と思ったのですけどね。
う〜む。

 2016年3月11日(金) 節目の春
今日は、東日本大震災から5年目です。
日々の暮らしに追われていると、ちょっと忘れがちになってしまいますが、それでも、ときどきは思いを馳せなければ、です。
5年が経っても、これから5年が経っても、です。
そして、こういう大きな災害への心構えや備えをすることが、犠牲となった多くの人への手向けになるのだろうと思うのです。

ボクは、なんの役にも立ててこられなかったし、きっと、何もできないだろうと思います。
だからこそ、大きな災害に備える心構えを持っていきたいと思います。

 2016年3月10日(木) 日本の海岸線をゆく
招待入場券
池袋の東京芸術劇場で行なわれている、日本写真家協会(JPS)主催の「日本の海岸線をゆく 日本人と海の文化」に行ってきました。
海に囲まれている日本列島は、天照の大神の時代から「海にまつわる文化」があり、しかも、地域によって異なる文化があります。
そういった文化を写真で表現する写真展です。

ボクも、日本写真家協会(JPS)の会員(末席もいいところですが)ですので、この写真展に展示する写真作品募集がきました。
でも、「海の写真なんて、撮ってないしなあ」と思って、応募しませんでした。
ところが!
「おぉ。こういうモチーフで、こういうテーマでもOKだったのかあ」という写真作品もありました。
「だったら、ボクだって、そういう写真はいっぱいあったのに」と思いました。
考えてみたら、「海にまつわる文化」ですから、「なるほど!」なのです。
テーマやモチーフの解釈って、難しいものです。

あっ。
そうそう。
展示されている作品写真は、どれも素晴らしく、「海の文化」にあらためて思いを馳せました。
今週末まで、池袋駅西口の東京芸術劇場で開催しています。
お見逃しなく!

 2016年3月9日(水) 今年も野菜作り
絹さやエンドウ豆
昨年の春の終わりごろから夏にかけて、自宅の庭でかぼちゃやきゅうり、茄子、しし唐、ピーマン、プチトマトなどを栽培しました。
秋になっても、白菜や小松などを育てたり、夏に植えた落花生を収穫したりと、いろいろな野菜を作りました。
ここのところ、急に温かくなったこともあり、家庭菜園(笑)を再開します。

まずは、寒さに強いと書かれていた絹さやエンドウ豆とスナップエンドウの苗を植えました。
家庭菜園素人でも知っている「連作はいけない」ということを守り、昨年はきゅうりを植えたフェンスのところで栽培することにしました。
エンドウ豆が4月半ばくらいに終わるでしょうから、そのあとに、昨年同様にきゅうりを植えられるのでは、と目論んでいます。

まあ、うまくいくかどうか、わかりません。
でも、まあ、ダメでも食べられないということはないでしょうから、そそはそれも、家庭菜園の味のひとつかなあと思います。

 2016年3月6日(日) 村上隆の五百羅漢図展
前売り入場券
六本木ヒルズからの眺め
先日、六本木ヒルズにある森美術館で開催されている「村上隆の五百羅漢図展」を鑑賞しました。
いやー。
圧倒されました。
実は、こういう先鋭的な現代アートって、なんか小難しいというか、よくわからないので避けがちでした。
でも、この展覧会は、鮮やかな極彩色を用いる、たくさんの大きさな作品に圧倒されました。
それと、こういう作品を生み出す制作過程そのものの解説もあり、勉強になりました。

そうそう。
今回の展覧会は、スタジオ(事務所)のご近所さんから前売り券をいただいたのですが、夕方の時間帯に行ったら入場まで40分待ちとのことでした。
ですので、その日はあきらめて翌日の開館時間に合わせて行ったのですが、すでに、長蛇の列ができていました。
いやー。
現代アート、恐るべし、です。

 2016年3月5日(土) 国民栄誉賞が泣くぞ
国民栄誉賞を授かったヤツらが、無様です。
こんなヤツらに、国民栄誉賞を送っちゃったのは、誰?
国民栄誉賞を返還すべきです。
もし、返還できないなら、法律を改正してでも返させるべきです。
憲法違反の戦争法案をつくちゃう、クソまみれの安倍なら、こんな法律の改正なんて朝飯前でしょう。

なんせ、国民栄誉賞って、「栄誉なことを成し遂げた国民」が授与されるべきものです。
こんなヤツらが「栄誉な国民」なら、「国民全員、一億総国民栄誉賞」になっちまいます。
もしかしたら、一億総活躍っていう糞みたいなスローガンへの布石かもしれません。

ヤツらが国民栄誉賞を受賞時にも思ったことですし、その後の国際親善試合でアメリカに大敗したときも思ったことですが、やっぱり、こんなヤツらに贈っちゃあいけなかったのです。
っていうか、打診があったときに、おちゃらけて受け取っちゃあいけないでしょ。
厚顔無恥も甚だしいです。
なお、この「ヤツら」というのは、アジア圏内でも勝てなずに下位なくせして、さも、奥ゆかしい日本女性の代表でもあるかのように「なでしこ」なんて、厚かましく名乗っている連中のことです。

 2016年3月4日(金) ヘンな論文(著・サンキュータツオ)
ヘンな論文(著・サンキュータツオ)
サンキュータツオさんの「ヘンな論文」を読みました。
ノーベル賞や「〜〜はあります!」など、研究と結果が話題になりますが、そんな中でも、「え〜。この研究が、どんなところに役に立つのさ」と思うような分野(?)のものがあるようです。
「ヘンな論文」は、その「むむむ!?」と思う研究と論文をまとめた本です。
たとえば、「公園の斜面に座るカップルの観察」とか、「元近鉄ファンの生態を探れ」とかです。
「おっぱいの揺れとブラのずれ」とか、男として興味関心が注がれる(笑)ものもある一方で、「コーヒーカップの音の科学」といった、ちょっと高尚な科学(?)についても触れています。
世の中には、不思議なくらい不思議な研究をしている人たちがいるものなのですね。
こういう、一見すると「なんじゃい、そりゃあ」という研究も、きっといつかは、大きな影響を及ぼすことになるのかもしれません。

 2016年3月3日(木) 野口健×藤巻亮太 100万歩写真展
案内はがき
良い写真がいっぱいです
昨日は、六本木の東京ミッドタウンで開催されている「野口健×藤巻亮太 100万歩写真展」を拝見しました。
野口健さんは、何度か撮影させていただいて、「知らない仲」ではないのです。
いやー。
とっても素晴らしい写真の数々に、圧倒されました。
ほんと、良い写真ばかりでした。
また撮影させていただき機会をいただけたら、いろいろお話をお聞きできればと思います。

そうそう。
野口さんは、ネパール大震災が起こったときには現地にいたこともあり、基金を立ち上げたそうです。
そして、作品解説の中で、「ネパール大震災は直後にメディアで大きく取り上げられたが、3ヵ月で報道が止んでしまった。「伝えること」と「伝え続けること」の違いを痛感させられた」とお書きでした。
なんか、いろいろ考えさせられる言葉です。

 2016年3月2日(水) 博報堂OBの皆さんの写真展
力作が多く展示されています
博報堂OBの皆さんでつくる「錦会カメラ倶楽部」の写真展が、昨日から始まりました。
今回も、素敵な写真がたくさん展示されています。
なんというか、「皆さん、写真を楽しんでおられるのだなあ」と感じられるものばかりなのです。
ボクも、早くこういう境地に立ちたいなあと思いながら鑑賞させていただきました。

 2016年3月1日(火) 3月の始まりと赤い月
西の空の赤い真ん丸の月
今日から3月です。
昨日は、曇りがちで、日中はにわか雨が降りましたが、そんなに寒くもなく、「このまま温かくなるのかなあ」と思いました。
でも、しかし。
天気も問屋も、そう簡単に卸してはくれないようで、夜にあると、まさに暴風の名前のとおり、荒れ狂う風が吹き続けました。
今日の朝は、風が穏やかになり、すっきりと晴れていますが寒いです。

この寒さも、「今日と明日くらいだ」と天気予想では言っていました。
もうすぐ、春です。
夜明けの時間も、早くなりました。
夜明けが遅い季節は、西の空に真ん丸の赤い月が浮かんでいたことがあります。
もうすぐ、春です。


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By;Osamu Hasegawa