【雑記帳 〜常日頃に思うことの羅列〜 2015年2月】 |
2015年2月28日(金) 商品撮影の書籍 |
そうしたら、ディフューズボックスやバンクライト、スタンドなどのスタジオ撮影の機材コーナーに、昨年秋に出版した「これからはじめる商品撮影の教科書」という書籍の見本が置いてありました。
8階にある写真関連の書籍コーナーを見たら、商品撮影に関する書籍って、ボクが携わらせていただいた、この「これからはじめる商品撮影の教科書」のほかにたくさんあるのです。
でも、それらたくさんの本は、撮影機材コーナーでの見本にはなく、ボクの商品撮影の書籍だけが置いてありました。
なんか、ちょっと嬉しいというか、誇らしいと思うのは、ボクの勘違いっぷりなのでしょうか。
もしかしたら、版元さんや機材メーカーさんの戦略なのかもしれませんね。
でも、やはり、ボクの書籍だけが見本になっているというのは、ちょっと嬉しいし、ちょっと誇らしいです。
2015年2月27日(木) 深川にゃんにゃん横丁(著・宇江佐真理) |
たくさんの猫たちが、のんびりと暮らす深川の一角にある長屋の日常を描くストーリーです。
猫が多くいる地域は平穏と言われるとおり、この長屋も小さな諍いがあるものの、平らかな毎日が流れています。
そんな「なんでもない日常」を、温かい気持ちを満ちた人情話に仕上げている作品でした。
2015年2月26日(水) サミット新商品人気コンクール |
この「新商品人気コンクール」は、昨年1年間に登場した新商品の中から、消費者モニター約100名による人気投票で順位を決定するものです。
なんというか、取引する企業やバイヤーさんなどの「思惑」とかに左右されるものではなく、まさに「ガチンコ」の評価によって入賞商品が決まるので、選出されることは企業や商品にとって名誉で、表彰にはどの企業も社長や支社長などが来場されます。
ですので、誰もが一度は食べたり使ったことがある商品をつくっている、誰もが知っている企業の社長が一堂に会する場でもあるのです。
毎年、この「新商品人気コンクール」の記録写真を撮影させていただいていますが、毎回思うのは、「売る立場のストアが、メーカーに感謝するって、なんか素晴らしいなあ」ということです。
そして、こういうコンクールをずっと続けていらっしゃることに、サミットストアさん企業姿勢を見る思いです。
サミットさんは、毎年の杉並花笠まつりとか、創業50周年の記念事業の「スーパーマーケットミュージアム」を実施したりとか、いろいろなことをしています。
撮影のご依頼をいただくクライアントさんだから、ということではなく、こういう、いわゆる社会貢献事業を数多くされる企業って、やはり、素晴らしいなあと、つくづく思うのです。
お買い物は、お近くのサミットストアで、ぜひ!(笑)
2015年2月24日(火) パナソニックのリコール |
年末に、同じ内容の通知が自宅へ届いて、ボクのパソコンのバッテリーはどうなのか確認して手続きをし、年明けに新しいバッテリーが届きました。
ですので、「なぜ?」と思ったのですが、どうやら、ボクのスタジオ(事務所)周辺に配達する郵便のようです。
きっと、まだ、きちんと回収と交換ができていないからなのでしょうけど、たいへんな作業だなあと、つくづく思います。
でも、たいへんな作業だけれど、きちんと回収と交換をしていこうという姿勢には感服します。
こういうときって、毎回思うことですけど、保証期間が切れたときに故障するようにタイマーを仕込んでいるソニーとか、まったく使えないプリンタを堂々と売っていたり、クリップオンストロボの修理についてやコンパクトカメラの設定についてなどの問合せへの対応などがなっていないキヤノンとか、まったくのダメダメ企業との差を感じてしまいます。
2015年2月23日(月) オレオレ詐偽 |
「オレオレ詐偽の被害者は、2つの罪を犯している」というのです。
ひとつは、「騙されたお金は暴力団や闇社会に流れていくのだから、そういう勢力に資金提供していることになる」ということです。
もうひとつは、「遊び半分で金儲けできると、若者たちの安易な思いを助長させることになる」「職場でイヤな思いをしながら働かなくても、電話ひとつでお金が手に入ると思えば、まじめな若者まで詐欺グループに入ってしまい、社会悪を生み出している」ということです。
だから、「オレオレ詐偽の被害者も、加害者」なのです。
ですから、「オレオレ詐偽に騙されるということは、加害者になる」という意識や気構えを持つことが大切なんだと、運転手さんは力説していました。
もちろん、被害にあわれた方は財産を失い、精神的にもダメージを受ける被害者なのですからケアが必要なのです。
でも、「オレオレ詐偽にあうと、財産を失ってしまう」という視点で防止を呼びかけるのではなく、「加害者にもなる」と意識を変えることで、もっと被害を減らせるのではないかと思いました。
いやー。
タクシーは、ほんと、たまにしか利用しませんが、まったく異なる視点の考え方を聴けるので、移動の便利さのほかにも良いところがいっぱいあるなあとも思いました。
2015年2月22日(日) 電柱 |
金曜日は、電柱の撤去作業が行なわれていました。
進行中のムービーの編集作業が終わ、りレンダリング中はやることもないので、窓を開けて見学してしまいました。
電柱って、何メートルあるかわかりませんが、地中に埋まっている部分って、そんなに深くないのですね。
全身を横たえている電柱を見て思ったのです。
おおよそ、2メートルかそこらしか埋めなくても、ちゃんと立っているものなのです。
そうそう。
それで、その電柱をトラックに積むときには、クレーンで吊り下げていましたが、電柱を紐で縛り、クレーンで吊って、荷台に載せて固定するという一連の作業を一人でやっていました。
最初に見たときには、見えないところで別の人が操作しているのかなあと思いましたが、どうやら、リモコンを持って操作しているようです。
きっと以前は、2人とか3人とかで行なっていたことが、機械が進化することで、一人でも効率的に作業することができるようになっているのですね。
なんか、こういう現場でも、ちょっとしたハイテク化になっているのだなあ、と思いました。
2015年2月20日(金) 嬉しいチョコレート |
ボランティアで事務局をしていた障害者乗馬の認定NPOの草創期から活動をご一緒しているメンバーが、結婚して赤ちゃんが生まれてという幸せへのお祝いをお送りしたところ、お返しとしていただきました。
いやー。
なんか、余計な気を遣わせてしまったかなあと申し訳ないと思いつつも、せっかくだからといただいたら、いやー、美味しいです。
美味しさの誘惑に負けて、ついついバリバリいちゃいそうになります。
それに、いろんな種類のチョコレートがあり、どれにしようか迷いますが、ちょっとずつ食べようと思います。
一気に食べるのはもったいないですし、それに、ほら、お腹が・・・・。(汗)
いろんなことがあって障害者乗馬の認定NPOとは離れてしまいましたが、こうやって、草創期のメンバーや活動をコアにしていたメンバーとは、か細い糸かもしれないけれど、こんなふうに、なんか、ずっとつながっていられるというのは、何をおいても嬉しいです。
なんか、しょうもないボクなのにすみません、とも思いますけど。
そうそう。
今年のバレンタイン・ウィークは、ことのほかバタバタしていたので、「チョコレートをもらって」という数多の話(笑)を振り切ってしまいましたので、「なんだかなあ」と思っていました。
でも、こうやって、「送ってもらう」という手がありました。
来年は、「頼むけん、送ってちょ。着払いで、よかけん」っていうことで・・・・。(笑)
2015年2月19日(木) なでしこ御用帖(著・宇江佐真理) |
先日読んだ「斬られ権佐」の続編というか、後日譚のような作品です。
「斬られ権佐」では、この世から権座が旅立って数十年が過ぎた日々を生きる娘のお蘭の心情を描くシーンで終わっていますが、そのときよりもさらに時を経て、なでしこちゃんと呼ばれるお蘭の娘が町の岡っ引きとともに事件を解決する取り物話です。
今でも、テレビドラマとかで、お手伝いさんや料亭の女将などが、刑事顔負けの活躍で犯人を追い詰めるドラマがありますが、まあ、それと同じような設定です。
でも、決定的に異なるのは、この「なでしこ御用帖」では、人情と言うか、人と人とのつながりとか、人の温もりが紡がれているところです。
2015年2月18日(水) 鞄のショルダーベルトが壊れるなんて |
改札を通過し、定期券をしまおうとしたら、鞄がするりと肩から抜け落ちてしまい、「ん? なにが起きたの?」と思ったら、ショルダーベルトの付け根のバックルが折れてしまったのです。
まあ、鞄の中に、いろいろ詰め込んでいることが原因とわかっています。
特に、1000万円くらいの金の延べ棒を筋トレがわりに、いつも持ち歩いているからと思います。(この一文、一部脚色)
鞄は昨年の初めに買い替えたばかりで、まだまだ使えるので、ショルダーベルトだけをスタジオ(事務所)からの帰りに東急ハンズで購入しました。
メイド・イン・ジャパンをウリにする太目のベルトにしたら、金の延べ棒を落っことしてしまったかのような軽さになりました。
ショルダーベルトを替えるだけで、こんなにも感じる重みが違ってくるのが不思議です。
久しぶりに「ネイチャー系」の写真作品を更新しました。
こちらも、ぜひご覧ください。
2015年2月17日(火) ニコンのカメラ看板 |
最近に取り付けられたのではなく、ずっと前からあったのに気づかなかっただけなのかもしれません。
こういう模型看板って、カニとかフグとかのものが大阪に多いようなイメージがあります。
東京では珍しいと思います。
でも、この模型看板って、フィルムカメラですよね。
今どきだったら、デジタルカメラのほうが良いように思います。
それに、ストロボの発光部にライトを仕込んでおいて、ときどき灯せば、フラッシュが発光したように見えませんかね。
まあ、いずれにしても、落ち目のキヤノンでは、こういう模型看板なんて作る発想もないでしょうし、作る気概もないと思います。
2015年2月15日(日) カーバは惜しかった |
15頭立ての15番人気と、最低の人気でした。
しかも、単勝214倍と、断トツの人気のなさでした。
でも、絶好のスタートを切ると、そのまま先頭を走って良い手応えでレースを進めました。
直線を向いたときには、後続馬が迫っていましたが、飲み込まれそうでいても持ちこたえ、ゴール寸前まで先頭でした。
カーバは、これまでだと、後続馬に飲み込まれそうになったり、飲み込まれてしまうとレースをやめてしまっていましたが、抜かれても食い下がって伸びようとしていました。
けっきょく、9着でしたが、優勝馬との差は0.5秒とわずかでした。
絶好のスタート、スムーズなレース運び、そして、ゴール前までしっかりした脚どりと、良い感じの競馬でした。
3ヵ月の休み明け後の前走は、さすがに息が持たなかったようですが、2走目の今日は良いレースでした。
次走は、もっと調子をあげてくるでしょうから、さらに、とっても楽しみなってきました。
2015年2月14日(土) 枇杷の木 |
昨日は、早朝から新木場でロケ撮影だったので自宅から現場へ直行し、撮影後にスタジオ(事務所)に来たら、もういなくなっていました。
「12日の夜に撤去作業」ということは、先週初めにポストへ投函されていた工事計画書で知らされていましたし、当日には担当者から丁寧にメールで連絡をいただきました。
ですから、「撮影が終わったあとにスタジオ(事務所)へ行くと、枇杷の木がない」ということはわかっていましたが、やはり、見慣れた風景が変わっていることに不思議な思いがします。
自宅の前にあった工場がなくなって、小さなころから見慣れた当たり前の風景がなくなったときも、不思議と言うか、馴染めずにいいました。
今回も、スタジオ(事務所)の前の風景が変わっていくことに、まだ馴染めずにいます。
でも、自宅の前の風景が、今は当たり前と思えるほど馴染んだように、変わりつつあるスタジオ(事務所)の前の風景も、やがては馴染むことでしょう。
国土交通省の管理地に移植された枇杷の木が、ずっと生き続けてくれることを願い、祈ります。
そして、移植に心を砕いて奔走し、実現してくれた担当者の心情や姿勢に感服しました。
そうそう。
ボクのカーバ(笑)が、今日の東京競馬の山梨テレビ杯に出走します。
前走は、転厩初戦で休み明けだったこともあり、息が持たなかったかのか最下位でした。
でも、先行してゴール前までしっかり走っていましたし、最下位といってもボロ負けではなかったですから、今回は少しは期待できると思います。
競馬場へ応援に行こうかとも思ったのですが、勝つまではどうかと思いますし、競馬場へは先週に行ってきましたから、今日は良いです。
それに、ボクが行ったからといって、どうなるものでもないですから。(笑)
なんと言っても、無事に怪我なくレースを走り抜けて欲しいです。
そして、次のレースが期待できるような走りをしてくれたら、と願い、祈ります。
2015年2月13日(金) 陽だまり |
昨日は、午前中に今日のロケ撮影の準備をし、午後は、今まで撮り貯めたままにしていた写真作品を仕上げました。
温かい陽だまりの中で作業をしていたら、眠くなり、うとうとしてしまいました。
なんか、のんきに、のんびりな、まさに午睡のひとときでした。
まあ、たまには、こういう時間があっても良いのかなあと思います。
2015年2月12日(木) 新解さんの謎(著・赤瀬川原平) |
「新解さん」というのは、人ではなく、三省堂が出版している新解明国語辞典のことで、この辞典の語釈や引用のユニークさを赤瀬川さんご自身のユーモアなとらえ方で解説しているコラム集です。
たとえば、「恋愛」という言葉は、広辞苑では「男女が互いに相手をこいしたうこと。また、その感情」としているのに、新解明国語辞典では、「特定の異性に特別の愛情をいだいて、二人だけで一緒に居たい、出来るなら合体したいという気持ちを持ちながら、それが、常にはかなえられないで、ひどく心を苦しめる・(まれにかなえられて歓喜する)状態」と文学の域にあると言います。
そして、「合体がまれにかなえられて歓喜するって、そうだったなあ、恋愛なんて」と、赤瀬川さんは回想します。
この「新解さんの謎」が出版されたのは、もう20年近く前なのですが、何かの書評で紹介されていました。
たしか、「面白くて、思わず噴出してしまうので、人前で読まないほうが良い」とありましたが、まさに、そのとおりです。
スタジオ(事務所)への行き帰りの電車の中で読んでいて、笑いがこみ上げてきて抑えるのがたいへんでした。
きっと、周りにいる人たちからは「怪しいヤツ」と思われたかもしれません。
マスクをしていなかったら、通報されていたかもしれません。
2015年2月11日(水) スタジオ(事務所)のガスの点検 |
3年に1回に行なっているもので、東京ガスが指定する日は撮影のご依頼をいただいているので、日にちを変えて点検してもらいました。
ガスレンジやガスストーブなどの機器には問題がなかったのですが、元栓とガスレンジを繋ぐガス管が旧式のものだそうで、「ガス管の劣化が原因の火災が増えているので、交換をお勧めします」と言うことなので交換してもらいました。
考えてみたら、ここの場所にスタジオ(事務所)を構えたのは平成10年の1月なので、今年で17年目になりますが、ガス管を交換した記憶がありません。
というか、何回も点検に来てもらっていますが、「交換したほうが良い」という説明を受けたことがなかったので、そのままでした。
「盗人の取り残しあれど、火事の取り残しなし」という諺があるように、泥棒に入られても家屋は残りますが、火事になったら全てがなくなってしまいます。
第一、階上は写真界の重鎮の先生たちが事務所を構えていらして、きっと、写真界の歴史に残るような写真やフィルムがたくさんあるのでしょうから、そういうのをボクが火元で焼失しちゃったら万死に値するというものです。
それに、もし火事になったら、隣の方や階下の方にだって、とんでもないご迷惑をおかけしてしまいます。
やはり、火事には気をつけなければなりません。
2015年2月10日(火) スタジオ(事務所)の前の枇杷の木 |
その後、どうなってしまうのだろうかと案じていると、枇杷の木をいろいろと調べられたり、移植先を探されていたようです。
結果、「文京区内に適地がないので、2月中旬に練馬区北町の国土交通省の管理地に移植することになった」とご担当者から連絡をいただきました。
そして、スタジオ(事務所)のポストに投函された工事計画書には、「12日の夜に撤去作業をし、13日に植栽作業」とありました。
いよいよ、明後日の移植です。
スタジオ(事務所)を構えてから、ずっと近くにあった樹木がなくなってしまうのは、ちょっと寂しいです。
この寂しさは、小学生のときに家庭の事情で転校して行く友人を見送った気持ちに似ています。
大人になった今では、撮影などをご依頼いただいていた方が、定年退職や転職などで辞めていかれるときの気持ちでしょうか。
「もう会えないけれど、でも、次の場所での幸せを祈る」というような願いのような思いです。
寂しいけれど、ほかの場所へ移植されるのですから、ありがたいことと思わなければなりません。
それに、撤去作業が行なわれる明後日の12日は大安です。
偶然なのかもしれませんが、縁起の良い日に作業なのですから、新しい場所でも大切にされて、ずっと蒼々とした葉を茂らせ続けると思いますし、そう祈ります。
2015年2月9日(月) 大日如来 |
ソクラテスだったかプラトンだったかが「無知の知」と言っていますし、論語にも「知るを知るとなし、知らざるを知らずとなす、これ知るなり」とあります。
前回は当たり前すぎるなあと思ったし、理屈っぽかったりすることが多くなったように思いましたが、よく言われていることの異なる論法です。
まあ、人は知っていることより知らないことのほうが多いってことなのでしょう。
知らないことは知らないと、知らないことを教えていただきたいと、謙虚でありたいです。
2015年2月8日(日) 東京競馬場 |
「東西で大きなレースがないの、そんなに混んでないだろうなあ」と思ったのと、天気予想では好天になると言っていたので寒くないだろうなあと思ったのです。
観客は思ったとおり多くはなくて、客席のベンチにも余裕を持って座れるくらいでした。
でも!
天気は曇りで、吹いてくる風は冷たく、厳寒というか酷寒です。
なんかの修行なんじゃないか、と思うほどでした。
天気予想が外れたせいにはしませんが、競馬の予想も、あまり良くなかったです。
狙った馬がゴール前で「差した!」と思えてもアタマ差やクビ差で4着だったり、狙った馬が全部5着以内に着ているのに、買っていない馬が2着に入っていたりと、「おいおい」と思えるレースばかりでした。
まあ、中穴っぽい馬券をいくつか取れたので、大負けはしなかったですが、勝てなかったのは悔しいです。
昨年の冬にデビュー戦を見たキネオワールドが、10レースの箱根特別に出走しました。
デビュー戦を快勝したので、ちょっと期待したのですが、一頓挫があったのか、上位のクラスに上がれずにいます。
昨日のレースで久しぶりに見たのですが、トモが高く胸前も厚くて、踏み込みもしっかり深くて、「パドックでの良い見本」のような馬体です。
それでも、前走に優勝しているのに、昨日のレースでは人気がありませんでした。
レースは、けっきょく、スタートは良かったものの後方での追走になり、見せ場もなく10着でした。
う〜む。
競馬って、なかなか思いどおりにはならないものです。
でも、まあ、10着ですけど、ゴール前はしっかり伸びていますし、勝ち馬とは0.6秒差ですから着順は悪いけど大負けではないです。
次につながってくれれば良いなあと思いました。
2015年2月7日(土) 平凡(著・角田光代) |
誰しもが思う「もし、あのとき、違う選択をしていたら、どうだったのだろう」ということが主題の作品です。
6つの短編ですが、どの物語も、主人公たちは「間違った選択」はしていないし、「そのときは、それがベスト」と思って選択しているはずなのに、歳月を重ねる中で「あのときに」という思いに至ります。
でも、過ぎたときはやり直すことはできないのですし、取り戻ることもできないのです。
そして、仮にやり直すことや取り戻すことができ、「今とは違う自分」が、「今とは違う幸福」を手に入れ、または「不幸せになっていない今とは違う自分になれたのだろうか」という思いに至ります。
今の自分に不満ややるせなさを感じていても、でも、今の自分の暮らしの中のほんのささやかな喜びや嬉しさが感じられれば、それが、たとえ平凡なものであっても、それを糧に生きていけるのだと思える小説でした。
2015年2月6日(金) 成人記念写真を届けてきました |
ベストと思う写真を何点かプリントアウトして額縁に入れて持って行ったら、とっても喜んでいただきました。
社長とお嬢さんのツーショット写真を額にして持って行き、「職場に家族の写真を置くのは普通だから、社長の職場になる店に置いてくださいね」と言うと、「やだよ。恥ずかしいよ。ほかのお客さんに何て言われるか」とかと言っていましたが、なんか、まんざらでもないようでした。
ここ数年、就活や婚活など個人向けの写真も撮影させていただいています。
こんなふうに、嬉しさや喜びとかがダイレクトに伝わるというか、感じられるというのは、企業広告や広報などの撮影とはちょっと異なる充実感があり、ボクのほうが嬉しくなったり喜んだりしてしまいます。
そうそう。
もちろん、美味しい料理をおつまみに、昨日の夜も、とても良い時間を過ごさせてもらいました。
なんか、まさに至福のひとときでした。
2015年2月5日(木) シャッター回数 |
シャッター回数も調べてもらったら、4万回弱でした。
昨年初めに21万回を超えて限界と危機感を感じ、シャッターユニットの交換をしました。
一昨年の年初では17万回だったので、だいたい、1年間に4万回くらいシャッターを切っていることがわかりました。
年間4万回だと、1日あたり100回ちょっとの計算になります。
まあ、毎日撮影しているわけではないので、年200日として、1日200回くらいなのでしょうか。
スタジオ撮影など、じっくりと取り組む場合はシャッターを切る回数は少ないですが、スナップ写真やイベントの記録写真などは、「気づいたものは撮っている」という感じなのでシャッター回数は増えてしまいます。
ですので、1日200回は平均値なのですが、年間4万回のシャッター回数って、多いのか少ないのか、ほかのカメラマンさんと比べてどうなのか、ちょっと気になります。
2015年2月4日(水) プロジェクトの終わりに |
ボクの仕事は、単発のまさに1回こっきりの撮影もあれば、ひとつのクライアントさんでも内容が異なる撮影プロジェクトが毎週のようにあったり、今回のように3ヵ月や半年にも渡るプロジェクトがあります。
撮影以外にも、取材して原稿にまとめてとか、ムービーの撮影では全体構成をまとめる初期段階から参加させていただくものまで、いろいろです。
今回のように、ちょっと長い期間の撮影プロジェクトでは、クライアントのご担当者さんと長い時間をともにすることもあり、終わるときは達成感や充実感とともに、毎回切なくて寂しい思いがあります。
達成感や充実感が大きいほど、切なさや寂しさが強くつのります。
ご担当者さんからも、「今日で終わりなのですね。ありがとうございましたという感謝の思いもありますが、寂しいです」とご挨拶されると、いや、ほんと、ちょっとウルっとなってしまいました。
こういう達成感や充実感や切なさや寂しさを、毎回毎回、噛み締められるのは、こういう仕事の喜びや幸せのひとつなのではないかと思っています。
そして、そういう喜びや幸せを感じられる仕事をさせていただけるのは、なんと、ありがたいことだろうかと、毎回毎回、思うのです。
さあ。
今週から、また、ちょっと長めの撮影プロジェクトが新たに始まります。
ほかにもまだ進行中のプロジェクトもありますし、単発の撮影のご依頼もいただいていて、同時に進めていかなければなりません。
ちょっと感傷に浸るのは昨日までにして、今日からまた、新しい気持ちで頑張ります。
2015年2月3日(火) 節分 |
豆に付いていた鬼の面に、豆まきの由来が書かれていました。
平安時代初期、都に出てきた鞍馬山の鬼を追い払うために49日間祈祷し、3石3斗の豆を投げつけたことが始まりなのだそうです。
そして、「福は内、鬼は外」を漢文にした銘文も書かれていました。
「不苦者有智(ふくわうち)」「遠仁者疎道(をにはそと)」です。
不苦者有智は「苦しまざる者には、智有り」で、遠仁者疎道は「仁に遠き者は、道に疎い」と読むのだそうです。
きっと、「苦しみを悟った者は知恵があり」で、「仁義を欠く者は道を踏み外す」という意味なのだと思います。
なるほどと、感嘆しました。
でも、理屈を言うなら、知恵は苦しさを乗り越えるために必要なものであり、苦しいときこそ知恵が湧き出てくるものだと思います。
苦しさを悟っちゃったら、その時点で知恵は必要ないのです。
それに、知恵があるから苦しまずにすむのであり、道を踏み外すから仁義を欠くことになるのだと思います。
なので、読みは、「智ある者は、苦しまざる」「道に疎い者は、仁に遠し」とするほうが、すう〜と得心します。
まあ、漢文の構成では、「有智不苦者」「疎道遠仁者」という構文になり「ふくわうち、をにはそと」にならなくなっちゃって、節分との語呂合わせにならなくなっちゃうのでしょうけれど。
2015年2月2日(月) 万馬券が止まらない |
関東から遠征し、短距離レースで好走し続けているセイコーライコウは人気はないけど、「直線が長くて平坦な京都競馬場は合うのでは」と思い、狙いにいきました。
人気のアンバルブライベンが逃げて、ゴール前でサドンストームが追い上げ、その内側をさらに猛烈に突っ込んでくる馬がいて、「おぉ。帽子がピンク色だぞ。セイコーライコウじゃないか」と思ったときには、大人気なくも、すっごく興奮してしまいました。
ベステゲシェンクも大外からいちばん良い脚で上がってきていましたから、セイコーライコウが差されてなきゃ良いなあと、ちょっとドキドキしていました。
セイコーライコウは、レース序盤に最後方にいたので、「短距離で最後方なんて、やる気あんのか」と怒ってしまいましたが、この馬は、後ろから行くタイプだったのですね。
いやー。
なんか、会心の馬券です。
万馬券が当たったことも嬉しいですが、「こうなるのでは」と思ったとおりの結果になったことが嬉しいのです。
これが、競馬の面白さであり、醍醐味です。
むむむ。
実は、今年初めの競馬で中穴を開けて以来、毎週、万馬券や好配当を当てています。
なんか、今年は、競馬で負ける気がしません。
って、こう思っていると、しっぺ返しにあいそうです。
驕ることなくいかなければなりません。
でも!
やはり、「ぐふふ」とニヤニヤしてしまいます。(笑)
2015年2月1日(日) 寒い2月始め |
1月の終わりには雪が降りましたが、午前中に雨に変わって大雪にならずにすみました。
でも、昨日から強い風が吹き荒れて、寒さが倍増という感じです。
先週には、豪雪地域の米沢へ行き、厳しい冬を実感してきました。
豪雪地域に暮らす人たちのことを思えば、わけないことなのかもしれませんが、でも、寒いよりも温かいほうがありがたいです。
それに、旧暦で言えば、まだ12月の半ばなのですから、今の時季が冬本番なのです。
でも、やはり温かいほうが良いですし、できれば、昨年のような大雪にはならないでほしいです。
何とぞ、平穏な1ヵ月になりますように。