商品写真やスナップ写真、モデル撮影のグラビア写真、店舗・建物写真などのほか、取材やインタビュー、原稿作成なども評価が高いフリーカマラマン長谷川修のホームページ。写真撮影のほか、動画の撮影、取材やインタビュー、原稿作成なども承ります。写真コンクールや文学賞などでも入賞や入選し、多くの賞を受賞しています。写真も文章も高評価をいただいています。



【ちょっと自慢させてください 3】
 これからはじめる商品撮影の教科書 中国語版
左が中国語版で、右がオリジナル
一昨年秋に出版した「これからはじめる商品撮影の教科書」という写真撮影の解説書籍が、中国語版に翻訳されました。
これまでも、共著で携わらせていただいた書籍も、何冊か中国語版に翻訳されていますが、単独著書での翻訳は嬉しいですし、ちょっと誇らしいです。

表紙に使用している写真って、オリジナルの日本語版と違って、キラキラ系の写真を使っています。
なんか、このあたりは、中国の人が好きで目を引きそうなものを用いているのでしょうか。

そうそう。
中国語版になって解説写真やレイアウトが同じでも、日本語じゃない(当然なんですが)ので、なんかヘンです。
まあ、きっと、書いている内容は同じなのですから、読み比べれば中国語の勉強になるかなどとも思っています。

いずれにしても、中国語版も、たくさんの人に手にとって読んでもらえたら良いなあと思います。

 新聞に載っちゃいました 6
東京新聞 2016年4月7日(木)付 発言欄(ミラー)
東京新聞の朝刊に載っちゃいました。
4月1日に行われた入社式で感じたことを「新聞文体」にまとめまて投稿したら、掲載してもらえました。
しかも、ほとんど手直しをされることなく、ボクが書いた原稿のままでの掲載というのは、原稿を書く仕事もさせていただいていることもあり、嬉しいです。
勘違いかもしれませんが、「編集のプロ中のプロ」である新聞社の編集部の方にも認めてもらえたのでは、などと思うのです。
それに、いろいろな企業の広報にも関わらせていただいているので、こういちゃあなんですが、「新聞には、こんな表現や言い回しが良い」とか、「雑誌は、こう」とかということはなんとなく理解しているつもりなんです。
ですので、今回も、「こういう論旨を、こういう言葉遣いで」などと、ちょっと戦略的(笑)に考えたことが的中したのだと思うと、やはり嬉しいし、企業広報の仕事への励みや弾みになります。
まあ、そんなことも、「ささやかな成功事例」に過ぎないのですけれど。

江戸時代に書かれた書物にも、「今の若いヤツらはなってない」と先達世代がボヤくシーンが描かれているそうです。
いつの時代でも、若い世代は、上の世代から蔑まされるというか、軽んじられてきたのだと思います。
きっと、ボクの世代は親父や師匠の世代から見れば、今に至っても心もとないというか、「なってない」と思われていることでしょう。
こういうことが繰り返されてきて、こういうことを繰り返していくのだろうなあと、なんか、いろんなことを思ってしまう春の初めです。

−−−−−−−−(以下は、今回の掲載文です)−−−−−−−−

仕事柄、毎年、誰でも知るような大きな企業グループの入社式を撮影させてもらっている。今年も、4月1日には夢と希望、不安と心細さを抱く数多の若者たちが、全国で社会人へとデビューしたことだろう。
ここ数年間に入社式を迎える世代は、「ゆとり世代」と揶揄されがちだが、なかなかどうして「真摯で実直に他人と向き合える世代」なのではないかと、何年も入社式を撮影している立場として感じている。
詰め込み的教育を見直して、学習内容や授業時間を減らし「ゆとりある教育」を受けてきたせいか、自主性と覇気がないと言われるはするが、その反面、協調性や思いやりはとりわけてある世代なのではないだろうか。
そして、その協調性や思いやりは、「他人を受け入れよう」という寛容性につながり、「他人と向き合い、他人の話をきちんと聞く」という実直な姿勢に表れるのだと思う。
「人と向き合う」ということは会社内の業務だけではなく、これから先の社会や地域で生活を長く営んでいく上で最も必要とされる能力であり、こういう力をしっかり身に付けている今の世代は、なかなか頼もしいのである。
特に、人種や国籍、宗教、性別、働き方、障害、LGBTなど社会が多様化するこれからの時代。ささやかな成功事例とロクでもない経験によって凝り固まった価値観にしがみついている「老兵世代」なんかではなく、こういう世代こそが、先頭に立って引っ張っていってもらいたいと思うくらいだ。

 顔写真まで新聞に載っちゃいました
2015年4月16日 夕刊9面
今月の初めの東京新聞に「オレオレ詐偽について」の自論を掲載していただきましたが、昨日の東京新聞の夕刊には、顔写真付きの記事で載ってしまいました。

ボクのスタジオ(事務所)の前の春日通りには、大きな枇杷の木がありました。
数年前に、道路を管理する国土交通省が伐採するという告知をしてたので、「木が、ここまで大きくなるのに何年かかると思ってるねん。そう簡単に切り倒しちゃあいかんじゃろうが」ということを東京新聞に投稿したら掲載してくれました。
その投稿記事を読んだ当時の国土交通省の担当者が調整を図ってくれて、伐採を免れていたのです。

昨年夏くらいから道路の拡張工事と電線の地中化をすることになり、いよいよ、伐採されてしまうのだろうなあと思っていました。
でも、今回の道路工事の担当者も、この枇杷の木をことは気にかけていてくれたようで、「伐採ではなく、別の場所へ移植」という方法を考えてくださいました。
当初は、「文京区内のどこかに」と思われていたようですが、適地が見つからずに国土交通省の所有地に移植になりました。

枇杷の木一本の「移植先を探して交渉し、根こそぎ運搬し植栽する」という労力を考えれば、その場で切り倒したほうが骨が折れず効率的と思うのです。
しかし、担当者の「切り倒すのは簡単でも、何十年も生き続けている樹木を残したい」と奔走する心情と姿勢が胸に響いて感じ入りました。
公務員の働きぶりは効率を求め過ぎたり前例に縛られたり「お役所仕事」と揶揄されがちです。
道路や橋を作る国土交通省の仕事においては、田畑を埋め、山や森を切り崩していくことが少なからずあるのでしょうが、一本の樹木の生命にまで思いを馳せて行動し仕事をする行政官がいることを知りました。

というような事柄やボクの思いを「取材して、記事してください」とお願いをしたら、取材し記事していただきました。
ボクは、 長い間、さまざまな官公庁に出入りさせてもらって撮影や取材をしているので、官公庁の職員の皆さんの働きぶりは、けっして「お役所仕事」ではないことは肌で感じていました。
ということもあり、そういうことを主題にしてほしいなあと思ってたので、そんなふうな記事にしてくれたことが嬉しいです。

そうそう。
銀行強盗とかしないと、顔写真が新聞に載ることはないと思っていました。
銀行強盗をしなくても、顔写真が新聞に載ることがあるのですね。(笑)

 新聞に載っちゃいました 5
東京新聞 2015年4月3日付 ミラー
またまた、東京新聞の読者投稿欄に載ってしまいました。(笑)
今回は、少し前にタクシーに乗ったときに運転手さんが話されていたオレオレ詐偽について、自分なりの考えを加えてまとめました。
ボクが思うのは、オレオレ詐偽のニュースを見聞するたびに、使い込んだ金を工面してしまうのは子どもに対して甘いし、金を借りるのに頭も下げずに電話一本ですましてしまう根性に育ててしまったのか、という思いがあったのです。
思っていることを掲載いただけるのは、「独りよがりではないのだろうなあ」と思い、なんか、ちょっと嬉しいです。
それに、今回も、ほぼ原文のままの掲載です。
原稿を書く仕事もさせてもらっている身としては、ちょっと誇らしいです。
「校正のプロ中のプロ」である新聞の編集者に直されなかった、ということですから。

−−−−−−−−(以下は、今回の掲載文です)−−−−−−−−

特殊詐欺の被害額が昨年は過去最悪で、今年に入っても前年対比を上回るペースだという。
テレビや新聞では、毎日のように被害だけではなく手口さえも伝えている。また、被害にあいやすい高齢者層に向けて、ネットやメールなどではなく、防犯パトロール車や行政無線などアナログな手法で注意を呼びかけている。それでも、被害が減るどころか増えている。
被害にあった方には同情する。だが、あえて言うが、会社の金を使い込んだことなどを理由に工面してほしいという電話に対して、安易にお金を出してしまうことは子どもに対して甘過ぎないか。もしくは、何百万もの大金を借りるのに、頭を下げに来ず電話一本ですましても平気なさもしい根性に育てたのだろうか。
そして、特殊詐欺の被害にあうと、2つの社会悪に加担することになるということを肝に銘じなけらばならない。ひとつは、騙し取られたお金の多くは暴力団や闇社会に流れていくのだろうから、そういう勢力への資金提供という害悪を及ぼすことになる。また、特殊詐欺が蔓延すると、電話ひとつで手っ取り早く金儲けができるならと、遊び半分で詐欺グループに加わる若者たちの悪心を生み出してしまう。
「財産を失う」という同情的な意識で防止を呼びかけるのではなく、「詐欺にあうと、あなたは社会悪に加担することになる」という視点の注意喚起によって被害は減らせるのではないだろうか。社会規範がしっかりしているといわれる高齢者層だけに、効果的な防止策になるはずだ。

 「これからはじめる商品撮影の教科書 〜あなたも「プロ級写真」が今すぐ撮れる! 」の出版
「これからはじめる商品撮影の教科書」(技術評論社)という書籍を出版しました。
こういう写真撮影の解説書籍は、今回で5冊目で初めての単独著書です。
今までは共著助太刀的手伝いの立場での著書のものでしたが、5冊目にして初の単独著書になるのです。
そして、「このような内容で」という最初の原案や構成を考え、作例写真を全て考えて撮影し解説文を書き綴ったことでもあり、まるで宝物のような思いの一冊です。

内容は、タイトルにあるように商品撮影の基本について解説したものですが、大型ストロボやスタンド、ポール、ディフューザーなどプロ用の撮影機材ではなく、電球型蛍光灯とディフューズボックスを使うセッティングの解説を主にしました。
また、基本的なセッティング、もっとも大切な考え方である「光の質」と「光の方向」について、質や形状の異なる商品ごとの作例など、スタジオ撮影の基礎から応用までをわかりやすく解説しています。

版元さんの書籍概要にもあるように、「プロではない」人でも、低コストの機材でプロ顔負けの商品写真を撮影するためのライティングのノウハウを解説した書籍です。
「予算が少ない、更新が頻繁にある、納期が短いなどで撮影する必要にある人たち」に、ぜひ手にとってほしいです。

 ・この書籍のホームページ
 ・技術評論社のホームページ


 新聞に載っちゃいました 4
東京新聞
2014年8月29日(金)
発言
東京新聞の読者欄に、載っちゃいました。
ここのところ、近所の家庭菜園でスイカやカボチャが盗まれ、ガーデニングの庭から植木鉢が盗まれています。
スイカも植木鉢も、買っても知れた値段です。
でも、暑い日も寒い日も手入れをし、丹精を込めて栽培した人たちにとっては、お金なんかに替え難いものなんだと思うのです。
そういうものを、シレッと盗むなんて、絶対に許せない卑劣な重罪だと思うし、盗まれた人たちは、どんなに悔しくて悲しい出来事だろうと思うのです。
なんか、いろいろ思っていることを書いて投稿したら、掲載してくれたのです。

東日本大震災に伴う節電とか、東北新幹線のこととかのことを書いたことを掲載されたときは嬉しかったですが、今回は、盗まれた人たちの悔しさや哀しさをぶつけたので、ちょっとは心が晴れた感じです。

こういうふうに採用されるたびに思うことですが、いろいろな事件や事故に接することが多く、どれを掲載するか取捨選択している新聞に採用されたというのは嬉しいです。
しかも、今回も、ほとんど校正されこともなく掲載されたことは、とっても嬉しいです。
撮影のほかにも「取材して原稿を書く」という仕事もいただいているので、編集のプロの手による校正がほとんどなかったということは、ちょっと自信になりました。

−−−−−−−−(以下は、今回の掲載文です)−−−−−−−−

最近、近隣の家庭菜園で実ったスイカやカボチャが盗まれている。
少し前には、近所の家で育てている可憐な花の鉢が盗まれた。
転売目的ではなく、食事で胃袋に収め、盗んだ鉢も自宅に置いて眺めているはずだ。
家庭菜園やガーデニングは、暑い日も寒い日も朝夕、水をまき肥料を与え害虫を駆除、丁寧に手入れをして実や花になる。
慈愛と丹精を込めて栽培したものを、最も楽しみな実りを前に盗まれてしまったら、どれほど悲しいことだろう。
盗品を食べて美味しさを感じ、滋養となると思うのか。
盗んだ花を見て美しいと感動し、心が癒えるのか。
実がなり花が咲くまでに注いだ長い時間と深い愛情を思うと、金品を盗む以上に罪は重い。

 日本写真家協会(JPS)主催「第39回2014JPS展 会員部門」に作品展示
第39回2014JPS展 会員部門
出品作品「往昔」
 モデル:黒川千明
 メイク:Kumiko
第39回2014JPS展 会員部門
出品作品「往昔」
 モデル:Chihiro
 メイク:大濱真理
 スタイリスト:Akane
第39回2014JPS展 会員部門
出品作品「往昔」
 モデル:さとみ
 メイク:大久保あや
公益社団法人日本写真家協会(JPS)が主催する「第39回2014JPS展 会員部門」で、写真作品が展示されることになりました。
来年の開催分と2回に分けなければならないほど、数多くの応募があったようです。
日本写真家協会(JPS)は「プロカメラマンの協会」ですから、どの写真作品も立派なものだと思うのです。そういう立派な写真作品が数多く応募があった中で、展示される作品として選ばれました。
写真コンテストで入賞入選とは、ちょっと違う喜びですが、とっても嬉しいです。
JPS展は、次の会期と会場で開催されました。
<第39回2014JPS展>
東京展
 5月17日(土)〜6月1日(日) 東京都写真美術館
愛知展
 7月1日(火)〜6日(日) 愛知県美術館
京都展
 7月22(火)〜27日(日) 京都市美術館別館

 「埼玉県芸術文化祭2013(第63回 埼玉県美術展覧会)」で入選しました!
「埼玉県芸術文化祭2013(第63回 埼玉県美術展覧会)」に作品を出品したところ、入選いたしました。
出品した作品は、10枚(9名)のモデルさんの写真を60センチ×90センチの木製パネルに貼った組写真作品です。
題名は、前回と同じく「Feminine(フェミニン)」としました。
この題名、ちょっと気に入っているのです。
ポートレートの心髄というか真髄というか、枢軸というか中核というか、ボクがポートレート写真で目指すところというか表現したいところというか、なんか、そんなところを言い表しているような言葉なのです。

今回(毎回)も、たくさんのモデルさん、ヘアメイクさん、スタイリストさんと一緒に作り上げた作品です。
皆さんのおかげでの入選であり、皆さんとともに、皆さんも含めての入選なのです。
そして、仕事で撮影や原稿書き、プランニングなどをご依頼いただくことで、技巧を磨き向上させてもらっているからこその入選でもあると思うのです。
これからも、もっともっと精進せねばと思います。
ありがとうございました。

ただ、惜しむらくは、入賞ではなく、入選どまりだったことです。
「埼玉県知事賞や埼玉県美術家協会会長賞とか入賞できるのぞ」と意気込んでいたというか。欲張るというか、とらぬタヌキの何とかというかだったので、入選どまりというのはちょっと悔しいです。
まあ、これは、ボクの非力さといいましょうか、至らなさなのだと思います。
もっともっと、頑張らねば!


埼玉県芸術文化祭2013(第63回 埼玉県美術展覧会)
 入選作「Feminine(フェミニン)」
埼玉県芸術文化祭2013(第63回 埼玉県美術展覧会)
入選作(組写真10枚のうちの1枚)
 作品名:Feminine(フェミニン)
 モデル:佐季
 メイク:菊地太郎 池田愛
埼玉県芸術文化祭2013(第63回 埼玉県美術展覧会)
入選作(組写真10枚のうちの1枚)
 作品名:Feminine(フェミニン)
 モデル:非公開
 メイク:松永薫
埼玉県芸術文化祭2013(第63回 埼玉県美術展覧会)
入選作(組写真10枚のうちの1枚)
 作品名:Feminine(フェミニン)
 モデル:橘あいこ
 メイク:Yuka
埼玉県芸術文化祭2013(第63回 埼玉県美術展覧会)
入選作(組写真10枚のうちの1枚)
 作品名:Feminine(フェミニン)
 モデル:さとみ
 メイク:大久保あや

埼玉県芸術文化祭2013(第63回 埼玉県美術展覧会)
入選作(組写真10枚のうちの1枚)
 作品名:Feminine(フェミニン)
 モデル:山田ますみ
 メイク:Kumiko
埼玉県芸術文化祭2013(第63回 埼玉県美術展覧会)
入選作(組写真10枚のうちの1枚)
 作品名:Feminine(フェミニン)
 モデル:Chihiro
 メイク:大濱真理
 スタイリスト:Akane
埼玉県芸術文化祭2013(第63回 埼玉県美術展覧会)
入選作(組写真10枚のうちの1枚)
 作品名:Feminine(フェミニン)
 モデル:ヤスミン
 ヘア:山田奈生子
 メイク:岩原あき子
埼玉県芸術文化祭2013(第63回 埼玉県美術展覧会)
入選作(組写真10枚のうちの1枚)
 作品名:Feminine(フェミニン)
 モデル:永藤実羽
 メイク:飯野良子
埼玉県芸術文化祭2013(第63回 埼玉県美術展覧会)
入選作(組写真10枚のうちの1枚)
 作品名:Feminine(フェミニン)
 モデル:さとみ
 メイク:大久保あや
埼玉県芸術文化祭2013(第63回 埼玉県美術展覧会)
入選作(組写真10枚のうちの1枚)
 作品名:Feminine(フェミニン)
 モデル:丸山奈緒
 メイク:高木大輔

● 出品作品にご協力いただいた皆さん(順不同・敬称略)
<モデル>
 佐季  橘あいこ  さとみ  山田ますみ
 Chihiro  ヤスミン  永藤実羽  丸山奈緒
<ヘアメイク>
 菊地太郎  池田愛  松永薫  Yuka  大久保あや  Kumiko
 大濱真理  山田奈生子  岩原あき子  飯野良子  高木大輔
<スタイリスト>
 Akane

ちなみに、「埼玉県芸術文化祭(第63回 埼玉県美術展覧会)」は、毎年5月から6月にかけて開催している埼玉県内最大の公募美術展で、日本画、洋画、彫刻、工芸、書、写真の6部門あり毎回4000点を超える出品があります。
昨年の写真の応募数は、1300作品で入選数は400作品と3割そこそこの入選率だそうです。
なお、入選作品が、次の会期と会場で展示されました。
 会期:5月28日(火)〜6月19日(水) 午前10時〜午後5時30分 *月曜休館
 会場:埼玉県立近代美術館(埼玉県さいたま市常盤9−30−1) 京浜東北線・北浦和駅下車徒歩3分

 新聞に載っちゃいました 3
東京新聞 2013年4月5日(金)付 ミラー
東京新聞に、載っちゃいました。
ここのところ、「円安で景気が良くなるぞ」という報道が多いですが、「いやいや。ガソリンが高くなっているし、輸入に依存している小麦などの消費財も値上がりするだろうし、良いことばかりじゃなかろう」という思いもあって読者欄に投稿した次第です。

東日本大震災に伴う節電とか、東北新幹線のこととかもそうなのですが、「こう思うんじゃけど、どないじゃろう」ということをしっかり書くと理解されるものなのだと思いました。
しかも、いろいろな事柄に接することが多く、日夜、取捨選択をしている新聞に採用されたというのは嬉しいです。
今回も、校正されこともなく、原文のままの掲載だったことも、とっても嬉しいです。
いちおう、取材して原稿を書くという仕事もいただいているので、「てにをは」も修整されることもなかったというのは、やはり自信になります。

そういえば、ここのところ、キヤノンがダメダメなプリンタをつくっておきながら、対応に不手際を重ねていて腹立たしい限りなので、キヤノン批判を書き上げて送ちゃろうかとも思います。
あまりにも情けないというか、バカ丸出しというか、腹に据えかねているので、「掲載に至るツボ」がわかった今、ダメぶりを書き連ねたら「蟻の穴」になるのではないかと目論んでいたりします。

−−−−−−−−(以下は、今回の掲載文です)−−−−−−−−

春闘では主要企業が労働組合からのボーナス要求に満額回答し、ベースアップにも応じる企業も続出している。安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」による景気回復を先取りした動きというが、この「アベノミクス」の個別政策のひとつである円安が、実際の暮らしに悪影響をおよぼすのではと懸念している。
円安になれば、輸出競争力が増す電機や自動車、重工業などの企業にとっては喜ばしいことだろうが、ほとんどは輸入に頼っている原油や小麦など生活に直結する消費財の値上がりが心配だ。
公共交通インフラが整っていない地方では自家用車は必要で、ガソリンのわずかな値上げでも家計を圧迫する。
今は安価に胃袋を満たしているパンやラーメンも主原料の小麦の輸入価格が上昇すれば、やがて値上がりすることは自明の理である。現実に、はごろもフーズは原材料の輸入価格の大幅上昇に対応するために製品の値上げを決め、キユーピーも飼料の値上がりでマヨネーズの原料となる鶏卵価格への影響を懸念しているという。
同様に配合飼料の多くを輸入に依存している酪農や畜産にも大きな影響があるであろうし、やがて乳製品や国内産肉も値上げになろう。
円高によって日本の主要産業が衰えていくことは避けなければならないが、ここのところの急激な円安によって、肝心要の庶民の生活が悪影響を受けるように思える。特に、日々の暮らしに直結する物品の値上がりは、企業利益よりも優先して対策を講じられなければならない。

 新聞に載っちゃいました 2
東京新聞8月20日付 ミラー
今月初めに、青森のねぶた祭りの取材撮影に行ったとき、帰りに「はやては、なんで全席指定なんだろう」って思ったことを東京新聞の読者欄に投稿したら、採用されて掲載になりました。
「こんなふうに思うんだよなあ」と思ったことを、こんなふうに掲載してもらえるということは、賛意を得たようで嬉しくなります。
それに、今回も、ほぼ原文のままの掲載です。
少し文字数が多かったようで、一部削除されている文字がありますが、ほとんど修正されずに掲載されたということも、原稿を書く仕事もさせてもらっている身としては、ちょっと誇らしいです。
「校正のプロ中のプロ」である新聞の編集者に直されなかった、ということですから。

 「第10回 日本写真作家協会公募展」で入選しました!
第10回 日本写真作家協会公募展 入選作
作品名:くちびる
モデル:みき
ヘアメイク:大久保あや




 第10回 日本写真作家協会公募展 入選作
 作品名:くちびる
 モデル:みき
 ヘアメイク:大久保あや
「第10回 日本写真作家協会公募展」で、写真作品が入選しました。
今回は(今回も?)、ヘアメイクの大久保さんのアイディアとテクニックに頼るところが大きい作品になりました。
でも、ボクはボクで、ライティングやフレーミングをきっちりと整え、レタッチでしっかり仕上げましたので、それもあっての入選かなあと思っています。
今回の作品も、レタッチでかなり手を入れて仕上げています。
でも、レタッチをしてはいますが、作品の完成をイメージし、撮影の段階で「ここまで仕上げておく」という基本的な計算をしていますし、ライティングも工夫しています。

でも、考えたら、レタッチで写真表現の幅が広がったなあと思います。
フィルムの時代では、写真家が撮影した写真に手を加えることが、なかなかできませんでした。
しかし、デジタルの時代になり、カメラマン自ら手を入れることができるようになりました。
すなわち、写真家が思い描くイメージを表現するために選択するカメラやレンズ、露光、フレーミング、ライティングなどと同等に、レタッチという技法が加わったのだと思うのです。

それにしても、今回も入選かあ。
入選は嬉しいですし、誇らしいです。でも、一等賞がほしいなあと思うのです。
さあ、「次」を目指して頑張ります!

なお、入選作品が次の日程と会場で展示されました。
 東京展
  日時:10月6日(土)〜21日(日)
  会場:東京都写真美術館(入場無料)
 大阪展
  日時:2013年1月16日(水)〜20日(日)
  会場:大阪市立美術館(入場無料)
 広島展
  日時:2013年3月19(火)〜24日(日)
  会場:広島県立美術館(入場無料)
 ※ 詳しくは、日本写真作家協会のホームページをご参考ください。


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By;Osamu Hasegawa