【雑記帳 〜常日頃に思うことの羅列〜 2015年4月】 |
2015年4月30日(木) 春告げ坂 小石川診療記(著・安住洋子) |
遠くないところにある館林を舞台にする「遥かなる城沼」という作品を少し前に読み、ほかの作品も読んでみたいと思っていたのです。
この「春告げ坂 小石川診療記」は、江戸時代に設置されていた小石川養生所で働く若き医師が主人公で、周辺の人たちとの交わりとともに小石川養生所で起きる揉め事を解決していく話です。
江戸の人情の温もりがグッとくる作品なのですが、小石川養生所は、ボクのスタジオ(事務所)の近くにある小石川植物園の前身でもあり、ちょっと身近な感じがします。
今も残る御殿坂や伝通院なども出てきて、なんと、ボクのスタジオ(事務所)がある窪町(作中では久保町)も登場するのです。
小説の中の話とはいえ、いつもいる場所のかつての風景を空想というか想像というか、いやはや妄想しながら何度も読み返してしまいました。
2015年4月29日(水) 道路が完成 |
新しいガードレールは、きれいです。
車道は平らに舗装され、車線や自転車専用レーンもきちんと塗られて、くっきりしています。
昨年夏くらいから始まった道路の拡幅と自転車専用レーン設置の工事は、これで終わったようです。
枇杷の木や植栽がなくなってしまい、ちょっと無機質な感じもします。
でも、自転車専用レーンができたことで、自転車も歩行者も安全に往来できるように、新しく変わっていくことも大切なことなのかもしれません。
2015年4月28日(火) セリ |
もうすぐ4月も終わってしまいます。
4月が終わるいうことは、セリの季節も終わりなのです。
毎年、この時季になると、「もっと食べたかったなあ」と欲張りな後悔がムクムクしてきます。
2015年4月26日(日) 夜明けの位置 |
冬の間は南南東の方から夜明けが始まるので、隣家の陰になってしまう日の出が、季節が進んで北側に移動して見えてきていました。
最近では、ちょうど電柱の真後ろあたりから夜明けが始まってきていて、おとといくらいからは電柱の北側に移ってきました。
夜明けの位置の変化に、季節の移ろいを感じる初夏の朝です。
2015年4月25日(土) 文京区議選挙で、こんなヤツがいました |
こんなことって、選挙だからといって許されることなのでしょうか。
自転車専用レーンは、「自転車が車道を走ることで、自動車、自転車、歩行者がそれぞれの安全通行を確保すること」が目的なはずです。
こんなふうに、自転車専用レーンに長々と車を停めていたら自転車は車道にはみ出さなければならず、危険なのです。
通行する自転車を危険にさらし続けて、「区民の皆さまのために」とホザかれても信じることはできません。
ボクは「生粋のジャーナリスト」ではありませんが、こういうのを見ちゃうと叩き斬りたくなってしまうのです。
プレス証を首から提げて前後から写真を撮っていたら、運動員が「何ですか」と聞いてくるんで、「選挙だからといって、自転車専用レーンに車を停めても良いのか」と言い放ってやりました。
けっきょく、演説を途中で打ち切って、そそくさと移動していきました。
途中で逃げるように移動するということは、「拙い」と思ったからでしょう。
「選挙では自転車専用レーンに車を停めて良い」というのであれば、堂々と遊説を続ければ良いのです。
こういうふう自転車専用レーンに限らず、点字ブロックの上に立って選挙運動しているヤツもいます。
自宅がある白岡市議選挙でも、選挙カーが無茶なことしていました。
必死のバッチなのはわかりますが、こういうふうに周りに気遣いができないことをやっちまうと逆効果なことに気づかなければなりません。
第一、必死のバッチではなく、悲壮感さえ漂ってきます。
こんな品もなければ、気遣いもできないヤツらが、週明けには「議員でござい」となると思うと、世も末っていうヤツです。
2015年4月23日(金) 曇天に窓があく(著・阿部牧郎) |
明治維新直前の秋田地方の小藩に仕える下級武家の二男が、現状を打破し、世に出る明日を目指すストーリーです。
いろいろな時代小説に描かれていますが、家督を継ぐことがない二男、三男は、武家だ武士だといっても内実は「何もすることがない」「何もすることができない」「何もさせてもらえない」という状況だったようです。
しかも、下級武家の二男ともなれば、日ごろは藩が行なう土木事業に精を出し、婿養子に入るにしても同等の武家であり、将来は暗いものでした。
そういう将来を切り開いていこうと、もがく姿を描いています。
最後のほうでは、時代に翻弄され、武家制度に翻弄され、どうしようもなく哀しいシーンがあります。
でも、エンディングは、やはり、今日よりもより良き明日を目指して歩き出す姿が描かれていました。
2015年4月23日(木) 畦道を走る選挙カー |
ボクの自宅の裏には田んぼが広がっていて、数軒の家があるだけで道路はやがて畦道になっていきます。
この選挙カーは、さらに細くなる畦道を行こうか、行った道を引き返そうか迷っていたようですが、けっきょく、ずんずんと走っていきました。
この立候補者は女性なのですが、自ら遊説マイクを握っていて、「私、●●は引き返すことはありません。前進あるのみです」「●●は、迷ったときには前へ進みます」などと言いながら車は進んでいきます。
ただ、そこの畦道は雑草だらけでデコボコですから、遠くからでもわかるほど大きく揺れながら車が進んで行きます。
後部座席に座っている支援者の女性たちの「きゃー」という叫び声や笑い声も、マイクを通じて漏れ聞こえてきます。
畦道を走る選挙カーなんて、田舎の選挙らしいなあと思いました。
それに、あの状況で「引き返すことはない」とか、「前進あるのみ」とか、うまいことを言う勇ましい女性候補だなあと思いました。
ん?
でも、ちょっと考えてみたら、危険や失敗を一考せずに猪のように突き進むだけじゃなくて立ち止まったり引き返すこと、組み伏せる相手に妥協して小異を捨てて大意を取ることなども政治なんじゃないかとも思うのです。
となると、「前進あるのみ」と言いながら細い畦道を進む姿は、勇ましいという好意的な解釈から、無鉄砲で暴虎馮河なことに思えてくるのです。
いろんなことを思い考えてしまう、選挙シーズンの最終盤です。
2015年4月22日(水) 青空と雲と鳥たちの鳴き声 |
雨戸を開けると青空に白い雲が浮かび、気持ちの良い朝でした。
青空の朝は、とても久しぶりに思います。
家の裏の休耕田からは、ひばりの鳴き声が盛んに聞こえてきます。
スズメたちは、前の空き地の草むらに潜りこみ、無我夢中で何かを啄ばんでいます。
日中になると、チョウやハチたちが庭を飛び回ります。
なんか、春爛漫を感じる、とてものんびりとした朝です。
2015年4月21日(火) セリア |
ふだん使っているボールペンのインクがなくなったのと、音楽プレイヤー替わりに使っているICレコーダーのイヤホンが不調になったので、セリアで売っているものを買ってみました。
イヤホンは、恐るべき高音質です。
今まで使っていたものは2000円くらいしたと思いましたが、それに負けないくらい、というか、もっと良い音のように感じます。
20分の1の価格ということは、同じ価格で20本も買えるということです。
しかも、高音質なものが20本です。
ボールペンに至っては、3本入って100円です。
これは、1本の中に、太目の黒1本、細めの黒が2本、赤が1本と4本のインクが入っています。
4本のインクのボールペンが3本入って100円ということは、1本あたりのインクの価格は10円にも満たないということです。
しかも、油性ボールペンなので書きやすいです。
いやー。
アベノミックスだか、たこ焼きミックスだかに逆らうようで申し訳ないですけれど、やっぱり100円ショップはありがたい存在だなあと、つくづく思います。
2015年4月19日(日) どんだけ大きな工事なのでしょうか |
ボクのスタジオ(事務所)は文京区大塚にあり、池袋を越えてもっと西側にある工事現場の豊島区高松とは5キロくらい離れています。
「半径5キロ以上に振動や騒音が響く工事」って、どんだけ大きな工事なのでしょうか。
5キロ以上離れたところが振動するっていうことは、この工事現場の近くの揺れは想像をはるかに超えます。
2015年4月18日(土) 文部科学大臣表彰 |
まあ、式へ行ってきたといっても、ボクが文部科学大臣表彰を受けるはずもなく、式の模様の記録写真の撮影なんですけどね。(笑)
式には、ノーベル賞を受賞された天野浩先生、iPS細胞移植の臨床研究を世界で初めて実施された高橋政代先生、ロボットスーツHALを開発された山海嘉之先生など、著名な研究者の皆さんがたくさん出席され、数多くの報道関係者が詰め掛けていました。
ボクは、一応、主催者側の記録係という立場なので、「これだけの報道関係者がいた」「こういう囲み取材をしていた」というシーンも撮影しなければなりません。
とはいえ、あんまり撮り続けていると取材の邪魔になってしまいますし、テレビの撮影ではストロボを光らせていると迷惑になってしまいます。
こういうときって、けっこう困るというか、どうしたものかと思ってしまいます。
そうそう。
この大臣表彰には、全国のさまざまな研究機関や大学だけではなく、いろいろな企業の研究部署の皆さんもいらして、総勢で数100人の方々が集まられます。
毎年、この式の撮影をさせていただいていますが、いつも思うのは「こういう人たちが、今日の日常をつくり、明日の暮らしを作り出しているのだなあ」ということです。
「日本の頭脳」が、こんなにも多く集まる機会って、そうそうないと思うのです。
すっごく不謹慎だけど、この式でテロが起きたら、日本の頭脳が砕け散るのだなあなどと思ってしまいました。
2015年4月17日(金) 顔写真まで新聞に載っちゃいました |
ボクのスタジオ(事務所)の前の春日通りには、大きな枇杷の木がありました。
数年前に、道路を管理する国土交通省が伐採するという告知をしてたので、「木が、ここまで大きくなるのに何年かかると思ってるねん。そう簡単に切り倒しちゃあいかんじゃろうが」ということを東京新聞に投稿したら掲載してくれました。
その投稿記事を読んだ当時の国土交通省の担当者が調整を図ってくれて、伐採を免れていたのです。
昨年夏くらいから道路の拡張工事と電線の地中化をすることになり、いよいよ、伐採されてしまうのだろうなあと思っていました。
でも、今回の道路工事の担当者も、この枇杷の木をことは気にかけていてくれたようで、「伐採ではなく、別の場所へ移植」という方法を考えてくださいました。
当初は、「文京区内のどこかに」と思われていたようですが、適地が見つからずに国土交通省の所有地に移植になりました。
枇杷の木一本の「移植先を探して交渉し、根こそぎ運搬し植栽する」という労力を考えれば、その場で切り倒したほうが骨が折れず効率的と思うのです。
しかし、担当者の「切り倒すのは簡単でも、何十年も生き続けている樹木を残したい」と奔走する心情と姿勢が胸に響いて感じ入りました。
公務員の働きぶりは効率を求め過ぎたり前例に縛られたり「お役所仕事」と揶揄されがちです。
道路や橋を作る国土交通省の仕事においては、田畑を埋め、山や森を切り崩していくことが少なからずあるのでしょうが、一本の樹木の生命にまで思いを馳せて行動し仕事をする行政官がいることを知りました。
というような事柄やボクの思いを「取材して、記事してください」とお願いをしたら、取材し記事していただきました。
ボクは、 長い間、さまざまな官公庁に出入りさせてもらって撮影や取材をしているので、官公庁の職員の皆さんの働きぶりは、けっして「お役所仕事」ではないことは肌で感じていました。
ということもあり、そういうことを主題にしてほしいなあと思ってたので、そんなふうな記事にしてくれたことが嬉しいです。
そうそう。
銀行強盗とかしないと、顔写真が新聞に載ることはないと思っていました。
銀行強盗をしなくても、顔写真が新聞に載ることがあるのですね。(笑)
2015年4月16日(木) 地下鉄の一日乗車券が値下げ |
これまでは710円ですから、110円も値下げです。
100円ショップで買い物しても、お釣りがくるほどの値下げ幅です。
600円ということは、地下鉄を4回乗るのなら一日乗車券のほうがトクになるのです。
調べてみると、2月10日から値下げになったようですが、昨日知ったということは、久しぶりの一日乗車券だったのですね。
何でもかんでも値上げになる春ですが、地下鉄は値下げです。
何でもかんでも自腹経費になるボクのような自由業の身には、とってもありがたいといか、嬉しいことです。
2015年4月14日(火) アイスクリン強し(著・畠中恵) |
明治維新と文明開化の時代、巡査やケーキ屋になった元徳川氏族の若者たちのストーリーです。
う〜む。
なんか、もやもやする内容や話の展開でした。
「ときぐすり」や「まんまこと」のようなワクワクするような展開じゃあなかったです。
なんか、舞台や登場人物が頭の中で描ききれず、なんか、話の中に入っていけなかったです。
2015年4月12日(日) 中山競馬場 |
9時前には駅頭での活動が終わり、選挙カーでの遊説に行くとのことで、ボクは大きなポニー広場(笑)へ行くことにしました。
おとといから降り続く雨のせいか、NHKマイルカップのトライアルG2があるのに、大きなポニー広場こと競馬場は人が多くなかったです。
大庇の下の自由席がスカスカでしたので、座ってじっくり観戦もできました。
カーバが3勝目を挙げたときに、というかカーバに3勝目をもたらしてくれた池添騎手も騎乗しに来ていて、昨日もメインレースでも人気薄の馬で優勝するなど大活躍でした。
素晴らしいです。
まあ、ボクの馬券は、保険代わりのものは当たっても、「この組合せできてほしい」という馬券が惜しいところで当たらず、ほんの少ししか勝てませんでした。
まあ、競馬ってこんなモンですよ。(笑)
ちなみに、携帯電話の歩数系は、12625歩で9588メートルと、けっこうな距離を歩いていました。
10キロ近く歩くのですから、競馬は観戦するほうもスポーツ並みの体力がいるだと思います。
2015年4月10日(金) 自転車専用レーン |
歩道の一部が削られて、自転車専用レーンができました。
あと、電線が地中化され、視界全体がすっきりとしました。
先月の中ごろには、自転車専用レーンができる気配がなくて、「話が違うじゃなかろうか」と思いました。
でも、計画どおり、自転車専用レーンができて、ホッとしました。
ボクも、さっそく利用させてもらい、走りました。
いやー。
新しい道は、気持ち良いです。
ポストに入っていた供用開始の案内書には、バス停に止まっている車の追い越し方は書いてありましたが、堂々と停めている車の除け方は書いてありませんでした。
こういう迷惑千万な車は、ビシバシと取り締まってもらいたいものです。
駐車違反ではなく、停めただけで違反になる「停車違反」で取り締まってほしいです。
なんといっても、自転車専用レーンは、文字どおり自転車にとって通行の安全が確保されているレーンであり、自転車が歩道を走らなくなることで歩行者の安全も確保されるものなのですから。
さっそく昨日は、広くなった車道に、お茶の水女子大学の前に、なんかエラソーな人が乗るような車が、長時間停めていました。
しかも、消火栓の真ん前にです。
まあ、最近のお茶の水女子大学は、品のなさが目立ちますので、エラソーな人たちも品がないのでしょう。
あっ。
エラソーな人たちの品がないから、学生たちの品がなくなっていくのでしょうね。
2015年4月9日(木) 富子すきすき(著・宇江佐真理) |
忠臣蔵として赤穂浪士の側から描かれる多い、松の廊下の刃傷沙汰から始まる事件の顛末を吉良の側から描いた「富子すきすき」などの短編を収録しています。
冷酷に描かれることが多い吉良上野介は案外と人間臭く、悲劇の中心人物として位置づけられる浅野内匠頭は精神的に病んでいたという視点での話の展開は、たいへん興味深く読み込んでしまいました。
そして、そういう見方をすると、一連の事件はまったく違う性格を帯びてくるから不思議です。
このほか、今で言うSFのような不思議な話、真骨頂のほろりとくる話など、いろいろなストーリーが盛りだくさんでした。
2015年4月8日(水) 商品撮影の書籍 |
そのコラムに、昨年秋に出版した「これからはじめる商品撮影の教科書」という書籍について投稿したら、掲載していただけました。
実は、このコラムには300文字までという文字数制限があり、写真などを入れる場合には200文字までなのです。
でも、ボクが投稿した文章は366文字でテキストだけの場合でもオーバーしているのに、写真入りでは倍近くも制限を越えてしまいました。
それでも、原文のまま掲載していただけました。
しかも、とても目立つところにレイアウトしていただきました。
いやー。
なんか嬉しいというか、ありがたいなあとつくづく思います。
2015年4月7日(火) 熊谷さんの選挙応援 |
熊谷さんとは、写真の専門学校のときにロッテリアでアルバイトをしているときからのお付き合いです。
8年前に熊谷さんが初出馬するときから、選挙ポスターやホームページなどで使用する写真を撮影さてもらっています。
選挙応援にかけつけたのは、さいたま市は埼玉の県都であり、大宮は埼玉で最も大きな街で、こういう中心都市がしっかりしていると、波及効果でボクが住む白岡みたいな小さな町にも良い影響があると思うからです。
だから、兄貴分のようにアルバイト仲間をグイグイと引っ張ってくれた熊谷さんには、さいたま市政でもグイグイとしっかり働いてもらいたいのです。
な〜んていう真面目なことを言ってしまいましたが、まあ、なんと言うか、腐れ縁(笑)での応援というのがほとんどかもしれません。
今日と明日は寒そうで、軟弱モノのボクには厳しそうなので、今度は木曜日の朝に選挙応援参加させていただきたいと思っています。
あっ。
ボクは選挙応援と思っているけど、熊谷さんにとっては選挙妨害と思われてしまうかもしれません。(笑)
2015年4月6日(月) 聞き屋与平(著・宇江佐真理) |
大店の主人が息子に家督を譲り、店裏で机を出して道行く人たちの「あれや、これや」を聞く「聞き屋」を始め、耳にする話がきっかけでストーリーが展開していきます。
そして、この主人の先々代が焼け死んだ火事での出来事が、終始、物語の奥底に一貫してこびりついています。
江戸の義理人情の話でも、どろどろと、ざわざわした感じがする作品でした。
2015年4月5日(日) 店長がいっぱい(著・山本幸久) |
他人丼の全国チェーンを舞台に、さまざまな人が、さまざまな思いを抱える人生が行き交うストーリーです。
話にテンポがあって、章ごとのストーリーが絡み合い、あっという間に読み終えてしまいました。
山本幸久さんの作品を初めて読みましたが、ほかのものも読んでみたいと思います。
2015年4月4日(土) 新聞に載っちゃいました |
今回は、少し前にタクシーに乗ったときに運転手さんが話されていたオレオレ詐偽について、自分なりの考えを加えてまとめました。
ボクが思うのは、オレオレ詐偽のニュースを見聞するたびに、使い込んだ金を工面してしまうのは子どもに対して甘いし、金を借りるのに頭も下げずに電話一本ですましてしまう根性に育ててしまったのか、という思いがあったのです。
思っていることを掲載いただけるのは、「独りよがりではないのだろうなあ」と思い、なんか、ちょっと嬉しいです。
それに、今回も、ほぼ原文のままの掲載です。
原稿を書く仕事もさせてもらっている身としては、ちょっと誇らしいです。
「校正のプロ中のプロ」である新聞の編集者に直されなかった、ということですから。
−−−−−−−−(以下は、今回の掲載文です)−−−−−−−−
特殊詐欺の被害額が昨年は過去最悪で、今年に入っても前年対比を上回るペースだという。
テレビや新聞では、毎日のように被害だけではなく手口さえも伝えている。また、被害にあいやすい高齢者層に向けて、ネットやメールなどではなく、防犯パトロール車や行政無線などアナログな手法で注意を呼びかけている。それでも、被害が減るどころか増えている。
被害にあった方には同情する。だが、あえて言うが、会社の金を使い込んだことなどを理由に工面してほしいという電話に対して、安易にお金を出してしまうことは子どもに対して甘過ぎないか。もしくは、何百万もの大金を借りるのに、頭を下げに来ず電話一本ですましても平気なさもしい根性に育てたのだろうか。
そして、特殊詐欺の被害にあうと、2つの社会悪に加担することになるということを肝に銘じなけらばならない。ひとつは、騙し取られたお金の多くは暴力団や闇社会に流れていくのだろうから、そういう勢力への資金提供という害悪を及ぼすことになる。また、特殊詐欺が蔓延すると、電話ひとつで手っ取り早く金儲けができるならと、遊び半分で詐欺グループに加わる若者たちの悪心を生み出してしまう。
「財産を失う」という同情的な意識で防止を呼びかけるのではなく、「詐欺にあうと、あなたは社会悪に加担することになる」という視点の注意喚起によって被害は減らせるのではないだろうか。社会規範がしっかりしているといわれる高齢者層だけに、効果的な防止策になるはずだ。
2015年4月3日(金) 播磨坂の桜とゴミの集積所 |
今週はじめくらいに満開となった桜は、まだまだ散ることなく咲いています。
今日は風が強く吹くそうですから、かなり散ってしまうかもしれませんね。
今週末は天気があまり良くないようですから、お花見日和とはいかないものです。
まあ、ものごとは、思うにならないものということなのでしょう。
今週はじめくらいといえば、ゴミの集積所がボクのスタジオ(事務所)の真下になりました。
今までは、ナチュラルローソンの前だったのですが、道路の拡幅工事の結果なのか、ボクのスタジオ(事務所)の真下に移ってきました。
ちょっと思ったのですが、窓から放り投げてゴミ出しをしたらどうかということです。
3階から下に降り、また上がってくるのは面倒ですから、「車や人の往来が途絶えたところで投げちゃえば良いか」とも思えるのです。
まあ、そんなことをやっちゃあいけないことですからやりませんが、上から見えるだけにやってみたくなってしまいます。(笑)
2015年4月2日(木) 入社式 |
まあ、ボクがどこかの会社に入社したのではなく、ある企業さんの入社式の記録写真を撮影させていただきました。
毎年、撮影させていただいているのですが、入社式は、毎年のことながら、ちょっと素敵で感動的です。
社長の訓話だったり、新入社員代表による誓いの言葉だったり、なんか、ググッとくるものがあります。
ボク自身は入社式での「迎えられる側」の経験はないのですが、入社式に参列される皆さんは誇らしいというか、未来に期待に胸を膨らませているのが感じられ、ボク自身もあらためて「初心」を考える機会でもあるのです。
2015年4月1日(水) 還付金 |
以前は、ゴールデンウィーク近くの振込みでしたが、最近は、とっても早くなりました。
なんか、ちょっと嬉しいです。
ただ、源泉徴収があるクリエイターの扱いではなく、「出入り業者(笑)」のような扱いになるクライアントさんが多くなり、ご請求額をそのままお支払いいただくので還付金が少なく感じられるのが、ちょっと寂しいです。
まあ、源泉徴収されたものをあとからもらうか、源泉徴収されずに先にもらうか違うだけなのですが、還付金が多いほうが、なんか嬉しいものです。