【雑記帳 〜常日頃に思うことの羅列〜 2016年4月】 |
2016年4月30日(土) 岐阜のお土産 |
名古屋駅まで新幹線で行き、中津川を終点にする電車で行ってきました。
いつものように日帰りだったのですが、名古屋駅で新幹線に乗り換えるときに買ったお土産は、八丁味噌を使った、その名も「八丁みそまん」です。
ご一緒した編集者さんが、少しの間、名古屋にお住まいになられた時期があるとかで、「美味しい」と勧められたのです。
いやー。
地元(?)の人が教えてくれるものは、やっぱり美味しいです。
八丁味噌を練りこんだ濃厚な味の生地と、甘い餡が、良い感じです。
この八丁みそまんも美味しいけれど、でも、やっぱり、まんじゅうといえば、会津若松の天ぷらまんじゅうが飛び抜けて旨いです。
名古屋の八丁味噌まんを食べながら、会津若松の天ぷらまんじゅうを思い出してしまいました。
今回は、撮影のみで原稿を書くことはない仕事なので、ちょっと気楽でした。
それにしても、こうやって、なかなか入れない施設に入れてもらえるというのも、カメラマンって良い仕事だなあと、つくづく、ありがたいことと思います。
2016年4月29日(金) 事故 |
茗荷谷駅から歩いてスタジオ(事務所)の近くまで来ると、ジャガーがハザードランプを点灯させて停まり、近くに警察官が立っていました、
「また、ちっちゃい取締りをチマチマしているのだろうか」と思ったのですが、フロントのバンパーが落っこちゃているので事故だったようです。
そのうち、たくさんの消防車が駆けつけてきます。
でも、車の中には誰も乗っていなかったし、どんな事故だったのだろうと思い、スタジオ(事務所)に着いて窓から除くと、センターラインのポールが根元からぽっきり折れていました。
もしかしたら、道の真ん中の縁石に乗り上げちゃったようです。
う〜む。
ボクのスタジオ(事務所)の前の春日通りは、真っ直ぐな直線道路だし、ハンドル操作を誤るとか誤らないとかということはないと思うんですよね。
しかも、ポールが根元からぽっきり折れるって、けっこうな勢いで衝突したのではないでしょうか。
どんな事故だったか想像もできませんが、ちょっと物騒です。
2016年4月25日(月) 絹さやエンドウ豆の花 |
遅々として成長せず、どうしたものかと思っていましたが、絹さやエンドウ豆が花を咲かせました。
1ヵ月半かかって、やっと咲いた花は、白く小さいけれど花びらが肉厚でしっかりしています。
植えたときには、もっとたくさん実がなるのかと期待しましたが、あんまり多くならないようですし、スナップエンドウは成長が止まってしまったように思えます。
豆類は難しいと聞いていても、昨年は枝豆や落花生がたくさん収穫できたので期待しましたが、やっぱりなかなか難しいものです。
まあ、エンドウ豆と同じ時期に植えたキャベツは、とても順調に育っています。
もう少ししたら、歯が巻き始めると思います。
今年も、キュウリや茄子、ピーマン、プチトマトなどを育てようかなあと企てます。
2016年4月24日(日) 結婚祝いのお返し |
そのときに、いろんなところでご厄介をおかけしていた乗馬のインストラクターさんが結婚されたことを今年の年賀状で知りました。
ささやかで、お粗末を絵に描いたようなお祝いをお送りしたら、お返しに「選べるカタログギフト」をいただいたのです。
「お返しなんていらんじゃろう」と思ったのですが、「祝い事の方祝いは良うない」とも言いますし、ありがたくいただくことにしました。
そんなことが今年の初めにあったのですが、先日になってギフトカタログをじっくり見て決めたのが、「取っ手付きのザル」が入る片手鍋です。
食器や食べ物、日用品などもあったのですが、せっかくのお祝いなので、「形に残るものを」という思いもありました。
最近、麺を茹でる機会が多くなったのですが、茹であがった麺をザルに入れるのに手間がかかっていたので、「これは便利!」と思い申込んだら、昨日、届きました。
軽くて、ザルもすっぽり入って重宝しそうです。
これまでの季節は太麺うどんが美味しかったし、これからはソーメンや冷麦が旨くなります。
ばしばし作って、美味しくいただきます。(笑)
2016年4月23日(土) 終わった人(著・内館牧子) |
エリート銀行員が定年退職を迎え、エリートだったゆえに「老人社会」に馴染めず、妻との葛藤や自分自身が混迷する中で見つけたジムでのベンチャー社長との出会い、カルチャーセンターの職員への身悶えるような片恋などを中心に物語は進んで行きます。
そして、財産も恋も失い、まさに茫然自失で過ごす日々を救ってくれるのは、故郷なのです。
「ふるさとは遠きにありておもうもの」と室生犀星は言いましたが、主人公の故郷である岩手の偉人、石川啄木は「ふるさとの 山に向ひて 言ふことなし ふるさとの山は ありがたきかな」と詠っているようにいます。
まさに、故郷は全てを救ってくれる場所であり、故郷があるからこそ勇気百倍で日々暮らしていけるのだと教えてくれる作品でした。
2016年4月21日(木) 過剰だし、矛盾だらけの取締り |
どうやら、ダンプカーに積んでいるシャベルカーのはみ出し具合を巻尺で計っていたので、そこが問題になっているようです。
上から見ると、そんなにはみ出しているとは思えないし、はみ出しの許容範囲をオーバーしていても、きっと10センチとかわずかなんだと思います。
このはみ出し具合が、他車の走行を妨害しているとか、事故を誘発するとかとは思えないのです。
それなのに、わざわざ「自転車専用レーン」に停めて、延々と検分するほどなのでしょうか。
自転車専用レーンに停めるということは、ここを通行する自転車は、この警官ちゃんが停めた白バイを除けるために車道側を走らざるを得ません。
こっちのほうが、事故を誘発するし、まさに「他車の走行を妨害している」のです。
そりゃあ、このダンプカーは交通の法律に則っていないのかもしれないけれど、そんなに目くじらを立てるほどなのかと思います。
ましてや、「自転車の走行を妨害し、事故の誘発原因」を作ってまでも、「他車の走行を妨害し、事故の誘発原因」になっているかどうかを検分するなんて、矛盾だらけの取締りとしか言いようがありません。
こういうことをやっているから、警察は信頼されなくなるのです。
巨乳の婦人警官のポスターを貼っている場合なんかじゃないのです。
2016年4月19日(火) これからはじめる商品撮影の教科書 中国語版 |
これまでも、共著で携わらせていただいた書籍も、何冊か中国語版に翻訳されていますが、単独著書での翻訳は嬉しいですし、ちょっと誇らしいです。
表紙に使用している写真って、オリジナルの日本語版と違って、キラキラ系の写真を使っています。
なんか、このあたりは、中国の人が好きで目を引きそうなものを用いているのでしょうか。
そうそう。
中国語版になって解説写真やレイアウトが同じでも、日本語じゃない(当然なんですが)ので、なんかヘンです。
まあ、きっと、書いている内容は同じなのですから、読み比べれば中国語の勉強になるかなどとも思っています。
いずれにしても、中国語版も、たくさんの人に手にとって読んでもらえたら良いなあと思います。
2016年4月18日(月) 虹色天気雨(著・大嶋真寿美) |
中学以来の親友の旦那さんが失踪し、娘を預かることから物語が始まります。
やがて、まわりの人も巻き込んで(積極的に巻き込まれる?)いきます。
「なんでもない日常」が、ひとつの出来事をきっかけに大きく変化していきます。
その変化は、けっしてネガティブなものではなく、ちょっと苦味はあるけど明るさが見えるものでした。
なんか、「明日は、きっと、もっと良いことがあるはず」と思える作品でした。
2016年4月17日(日) 一段落に思う習慣 |
取材は事前に調べなければならず、撮影したあとは画像を現像処理します。
ということは、
・事前調べ
・取材撮影
・画像の現像処理
・原稿書き
をひとつのプロジェクトで繰り返すことになります。
これが先々週末から毎日、土曜日も日曜日もなく続き、しかも、この間には、ボクのスタジオ(事務所)での撮影があり、さらにはムービーの撮影と編集がありという状況でした。
そうなると、「その日のプロジェクトは、その日のうちに終わらせる」ということをしていく必要があります。
先送りなんてしていると、次のプロジェクトに影響してきますし、これだけ重なると、取材と原稿書きの内容が混ぜこぜになってしまいます。
ですので、ほとんど、眠る時間がありませんでした。
おそらく、1日2時間か3時間くらいだと思います。
でも、しっかりと、やりきりました。
自分で言うのもナンですが、よくやったなあと思います。
一段落した昨日の夜は、さすがに眠くなり、23時過ぎには布団の中に入りました。
「く〜。よく寝たなあ」と目覚めて、枕元の時計を見たら、まだ2時でした。
3時間くらいしか寝ていないのに、「よく寝た」と感じられるくらいの睡眠を得られたということだと思うのです。
2時間くらいしか眠れない日々が続いたからなのか、習慣で目覚めてしまったのでしょうか。
それとも、人って、2時間くらいしか眠れない日々が続くと、3時間くらい寝ればじゅうぶんと思えてくるのでしょうか。
その施設は、館山道のインターチェンジを降りてすぐのところにあります。
ボクの自宅からは、スマートインターチェンジになった蓮田サービスエリアから東北自動車道に乗れます。
自宅から蓮田サービスエリアまで信号のない道を通って行ったら、信号は館山道を降りたところに一つあるだけです。
白岡から千葉の内房まで、信号1つで行けてしまうなんて、すごいことです。
なんか、すっごくくだらないことかもしれないけれど、なんか、こういうのって、ちょっと嬉しいんです。
しかも、首都高速は行きも帰りも驚くくらい空いていて、まったくの渋滞知らずでした。
ザワザワした中でも、こういうのがあるのって、やっぱり嬉しいです。
2016年4月16日(土) もうよか加減、許しとってくれちゃ |
木曜日の地震は阪神大震災くらいの大きさだったのに、それは前触れで、昨日の夜中の揺れが本震だったと気象庁が発表してました。
九州には、大切な友人がたくさんいます。
仕事を通じて親しくしていただいている方も多くいます。
皆さんの無事を祈ります。
九州は、大好きな街です。
まだまだ大きな余震が続き、今日の夕方から大雨も予想されているそうです。
被害が大きくならないことを祈ります。
そして、「もういい加減、許してくれよ」と、夜が明けたばかりの、九州から遠く離れた空を見上げながら思います。
東日本大震災のときもそうですが、春に起きる、こんなにも悲しい惨事に胸が締めつけられます。
春は、将来に夢や希望を抱く季節なのに、こんなにも苦しい思いをするなんて、こりごりです。
もうよか加減、許しとってくれちゃ。
2016年4月15日(金) 熊本で大きな地震 |
朝になって明るくなると大きな被害が伝えられてきています。
シンボルの熊本城も大きな被害が出ているようです。
熊本は、毎年、年に3回くらい行っていて、大好きな街です。
仕事を通じてですが、熊本には、とても良くしてくださる方々がたくさんいらっしゃいます。
ボクのようなものは、心配して、案じることしかできません。
どうか、これ以上の被害になりませんように。
ただただ、そう祈ることしかできません。
2016年4月11日(月) 桜花賞で万馬券 |
実は、昨日の午後は撮影のご依頼をいただいていたので、土曜日に馬券を購入しておきました。
ただ、馬券を買ったことさえ忘れていて、夕方、撮影を終えて、データをスタジオ(事務所)のパソコンにバックアップしているときに思い出し、JRAのホームページで確認したら予想どおりの結果です。
203倍です。
く〜。
「仕事している間に、ひと儲け」っていう感じでしょうか。(笑)
今年の桜花賞は、メジャーエンブレム、シンハライト、ジュエラーの3強なのはわかっていますが、こういう組合せを買っても面白くないです。
なので、アットザシーサイドを軸に、この3頭にマルチで流す3連単で勝負したのです。
アットザシーサイドの前走は、休み明けのせいか直線に入ってからもたついていましたが、ひと叩きしたことと、前走に再び乗って感触を取り戻したであろう福永騎手も魅力的です。
3強の間に割って3着に入れば好配当となるし、2着にでもなれば高配当と思ったのです。
結果、案の定3着に入って、しかも、3番人気のジュエラーが1着になって、良い感じの万馬券になりました。
いや〜。
良い日曜日になりました。
2016年4月9日(土) 播磨坂の桜 |
まだ花びらは残りますが、葉のほうが目立ってきたように思います。
昨日は、近くには学校が多くあり、そのほとんどが入学式だったようで、桜並木を背景に写真を取られる家族がたくさんいました。
まさに、「希望を胸に咲き誇る」といった心持ちなのでしょう。
桜の季節が過ぎれば、初夏の陽気です。
寒い冬を乗り越え、春の到来を喜び、そして、夏へと季節が進んでいきます。
やっぱり、この時季が一番だと思います。
2016年4月8日(金) 新聞に載っちゃいました |
4月1日に行われた入社式で感じたことを「新聞文体」にまとめまて投稿したら、掲載してもらえました。
しかも、ほとんど手直しをされることなく、ボクが書いた原稿のままでの掲載というのは、原稿を書く仕事もさせていただいていることもあり、嬉しいです。
勘違いかもしれませんが、「編集のプロ中のプロ」である新聞社の編集部の方にも認めてもらえたのでは、などと思うのです。
それに、いろいろな企業の広報にも関わらせていただいているので、こういちゃあなんですが、「新聞には、こんな表現や言い回しが良い」とか、「雑誌は、こう」とかということはなんとなく理解しているつもりなんです。
ですので、今回も、「こういう論旨を、こういう言葉遣いで」などと、ちょっと戦略的(笑)に考えたことが的中したのだと思うと、やはり嬉しいし、企業広報の仕事への励みや弾みになります。
まあ、そんなことも、「ささやかな成功事例」に過ぎないのですけれど。
江戸時代に書かれた書物にも、「今の若いヤツらはなってない」と先達世代がボヤくシーンが描かれているそうです。
いつの時代でも、若い世代は、上の世代から蔑まされるというか、軽んじられてきたのだと思います。
きっと、ボクの世代は親父や師匠の世代から見れば、今に至っても心もとないというか、「なってない」と思われていることでしょう。
こういうことが繰り返されてきて、こういうことを繰り返していくのだろうなあと、なんか、いろんなことを思ってしまう春の初めです。
−−−−−−−−(以下は、今回の掲載文です)−−−−−−−−
仕事柄、毎年、誰でも知るような大きな企業グループの入社式を撮影させてもらっている。今年も、4月1日には夢と希望、不安と心細さを抱く数多の若者たちが、全国で社会人へとデビューしたことだろう。
ここ数年間に入社式を迎える世代は、「ゆとり世代」と揶揄されがちだが、なかなかどうして「真摯で実直に他人と向き合える世代」なのではないかと、何年も入社式を撮影している立場として感じている。
詰め込み的教育を見直して、学習内容や授業時間を減らし「ゆとりある教育」を受けてきたせいか、自主性と覇気がないと言われるはするが、その反面、協調性や思いやりはとりわけてある世代なのではないだろうか。
そして、その協調性や思いやりは、「他人を受け入れよう」という寛容性につながり、「他人と向き合い、他人の話をきちんと聞く」という実直な姿勢に表れるのだと思う。
「人と向き合う」ということは会社内の業務だけではなく、これから先の社会や地域で生活を長く営んでいく上で最も必要とされる能力であり、こういう力をしっかり身に付けている今の世代は、なかなか頼もしいのである。
特に、人種や国籍、宗教、性別、働き方、障害、LGBTなど社会が多様化するこれからの時代。ささやかな成功事例とロクでもない経験によって凝り固まった価値観にしがみついている「老兵世代」なんかではなく、こういう世代こそが、先頭に立って引っ張っていってもらいたいと思うくらいだ。
2016年4月7日(木) スタジオ(事務所)のモニタを買い替え |
2月の終わりころに階上から大量の水が漏れてきて、モニタに残像が出るようになってしまったのです。
まあ、残像が出るとは言っても映ることは映るのですが、画面の左右で明るさが違ってしまい、「何が適性?」と疑心暗鬼になります。
たしか、昨年の8月くらいにモニタを買い替えたばかりで修理保証期間なのですが、きっと保証外と思うので買い替えてしまいました。
今回買ったモニタは、くるりと回転させると縦位置で見ることができます。
でも、縦位置にしたからといって、パソコンの操作が自動で縦位置仕様に変わるわけではなく、設定をし直さなければなりません。
縦位置仕様に設定して、その後に横位置に戻したら、再び横位置仕様に設定を直す必要があります。
一見すると便利かなあと思ったのですが、あんまり便利じゃないかもしれません。
こういうのは、使ってみて初めてわかるものなのですね。
2016年4月6日(水) 早くもひばりの鳴き声 |
例年では、もう少し遅い、ゴールデンウィーク近くなんですが、今年は少し早いです。
暖冬だった影響なのでしょうか。
先々週に咲き始めた桜の花持ちが良いのも、冬が暖かかった影響だそうで、「寒さが厳しくて良かった」と思うのはボクたち人間だけなのかもしれません。
というか、晴れだ雨だ、暖かいだ寒いだと、天候にいちいち一喜一憂するのは人間だけなように思います。
動物や植物は、天気なんかに頓着せずに、ありのままを受け入れるというか、そのときどきの晴れや雨や風や気温に順応して生きているのではないでしょうか。
あんまり目先のことに揺れることなくいたい、と思う春です。
2016年4月5日(火) ビカヴォで花見ランチ |
ビカヴォは筑波大学の小学校や放送大学の前にあり、店の前は播磨坂に負けないくらいの桜の大木があるのです。
ちょっと我がままを言わせてもらい、デッキでその桜を眺めながらのランチです。
美味しい料理を食べながらの花見と、ちょっと贅沢な時間でした。
昼酒と行きたいところですが、午後は今日の撮影準備や企画書づくりがあったので我慢です。(笑)
いやー。
でも、ほんと、贅沢な時間でした。
2016年4月4日(月) ミカ×ミカ!(著・伊藤たかみ) |
先日読んだ「ミカ」の続編的な物語りです。
小学生だった双子の兄妹は中学生になり、それまで暮らした街から引越しした新しい街で恋に悩みます。
恋にまっしぐらになれる妹と、人の目が気になり一途になれない兄という感じの展開がもどかしいけれど、それぞれが見つけ見つけた幸せに希望がありそうなストーリーでした。
2016年4月2日(土) 入社式に思う |
といっても、ボクがどこかの企業に入社したということはなく、入社式の様子を撮影させていただいたのです。
毎年、誰でも知るような大きな企業グループの入社式を撮影させていただいています。
ここ数年間に入社式を迎える世代は、「ゆとり世代」と揶揄されがちですが、なかなかどうして真摯で実直に人と向き合う世代なのではないかと、何年も入社式を撮影させてもらっているボクは感じています。
詰め込み的教育を見直して、学習内容や授業時間を減らし「ゆとりある教育」を受けてきたせいか、自主性と覇気がないと言われてしまいますが、その反面、協調性や思いやりは取り分けてある世代なのではないでしょうか。
そして、その協調性や思いやりは、「人を受け入れよう」ということにつながり、「人と向き合い、人の話をきちんと聞く」という実直な姿勢に表れるんじゃないかと思います。
「人と向き合う」ということは会社内の業務だけではなく、これから先の社会や地域で生活を長く営んでいく上で最も必要とされる能力なわけで、こういう力をしっかり身に付けている今の世代は、なかなか頼もしいです。
特に、人種や国籍、宗教、性別、働き方、障害、LGBTなど社会が多様化するこれからの時代においては、ささやかな成功事例とロクでもない経験によって凝り固まった価値観にしがみついている「ボクら世代」なんかではなく、こういう世代こそが、先頭に立って引っ張っていってもらいたいと思うくらいです。
2016年4月1日(金) 播磨坂の桜 |
先週半ばに東京都で開花宣言があって行ってみても蕾の状態でした。
しばらく行かずにいたら、すっかり咲いていました。
今日から4月です。
きっと、新しくスタートする人たちも多いでしょう。
門出を祝うように満開です。