【雑記帳 ~常日頃に思うことの羅列~ 2021年10月】 |
良い場所にあるのに
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少し前、都内で別々のクライアントさんの撮影や打合せが重なった日があり、 車で行って別のクライアントさんのところにも寄らせてもらい、後日に自宅で撮影させていただく商品をお預りしてきました。
すべての用件を順調に終えたので少し遠回りをして、どうなったのか気になるスタジオ(事務所)をして見てきたら、まだ入居者募集中のようです。
都内での用件で近くへ行くと寄ってみていますが、ここに事務所をかまえようと思う人は多くないものなのでしょうか。
きっとテレワークが根付きつつある今、広いフロアにあふれかえるように人が集まって仕事をするという職場が減ってくるでしょうから、小さめの事務所が売れ筋なのかなあと思うのですが、小さすぎるのでしょうか。
ここは地下鉄丸ノ内線・茗荷谷駅から5分のところで、茗荷谷駅から東京駅までは10分ちょっとということもあり、「玄関の鍵を閉めてから20分後には新幹線の座席に座っていた」という経験があります。
後楽園駅に出れば南北線に乗り換えられるし、池袋駅ではJR各線のほか案外便利な副都心線も利用できるのです。
まさに交通至便な場所だし、何より南側が春日通りを挟んでお茶の水女子大学なので高い建物がなくて日当たり良好なんです。
冬だって暖房いらずで光熱費も抑えれるし、春先なんてお昼ご飯を食べて帰ってくるとポカポカ陽気に誘惑されてウトウトするのが、これまたたまらんのです。
あっ。
ボクのような一日プラプラしていても叱られないモンはウトウトしても良いのでしょうが、事務仕事とかだと、それはそれで苦行になってしまいそうですが。
いずれにしても、ここはおススメ物件です。
「都心に貸事務所を探している」という方には、ぜひ一考の対象にしてほしいなあと切に願っている次第なのであります。
ドーム天井
東京駅遠望
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昨日の午前中は、クライアント様の丸の内オフィスで打合せでした。
東京駅の丸の内側のドーム天井って、何回東京駅へ来て何度見ても見上げてしまいます。
お上りさん感丸出しで写真を撮り、美しい造形に目も口も開けて見続けてしまいます。
打合せを終えた帰りに東京駅を正面から見ようと行幸通りに出てみたら、ブライダル写真を撮影していました。
きっと、コロナ禍で計画どおりの結婚式ではないかもしれないけれど、真っ白なウェディングドレスは見る人まで幸せな気持ちにしてくれるなあと思います。
色づく駅頭のイチョウ
秋色の木々
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実は、打合せを終えたあとは、半蔵門駅近くのJCIIビルで開会中の桜井さんの写真展を行く予定にしていました。
大手町駅まで歩いて半蔵門線に乗ろうと思ったのですが、駅頭や行幸通りのイチョウがきれいだったものですから、天気も良いし、ついつい歩いてしましました。
大手町から神田へ寄り道して蕎麦をすすり、平川門や竹橋を抜けて、右手に国立近代美術館、左手に旧江戸城を見ながら駐日英国大使館を目指してテクテクと歩いたのです。
桜井さんの写真展
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そして!
桜井さんの写真展会場へ到着したのですが、なんと!
桜井さんは、ご不在でした。
実は、会期の初めごろに一度お伺いしているので二度目なのですが、「毎日会場に詰めているから、何度でも顔を見せぇよ」とおっしゃいっていたのですが、お不在でした。
今回は、お会いできずに残念でしたが、まあ、写真展会場ではなくてもご自宅とかにお邪魔してお会いする機会がたくさんあるので、まあ、今回は良しとしましょう。
そうそう。
桜井さんがいらっしゃらなかったので、かえって、じっくり写真作品を拝見できました。(笑)
いや、あの、その。
弟子の分際で、こう言っちゃあイケんのですけど、やっぱりうまいなあとため息がでました。
こういう着眼点や技法を、あらためて真似したいと思う一日だったのです。
2021年10月23日(土) 夏が終わり、次に進む |
最後の夏野菜
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夏野菜の最後の収穫です。
10月に入っても温かい日が続いたからなのか、実がなっているナスとピーマンは切らずにおいておきました。
でも、急に寒くなってきたし、葉物野菜を育てるには、もうそろそろ土づくりを始めないとなあと思っていることもあり、思い切って切ることにしたのです。
切る前に実を収穫したら、思いのほかたくさんなっていました。
まだまだヒヨコみたいな小さいのもあり、もったいないかなあとも思いましたが、いつまでもおいておくことはできないので、ここはばっさりと思い切りました。
それに、金曜日は一日中雨という天気予想でしたから、その前に土をしっかり耕して元肥と苦土石灰を混ぜておきたいという思いもあり、次に進もうと思ったのです。
そう。
「ボクたちは、ぐずぐずと立ち止まってなんかいられない。次に進まなければ」という感じです。
「次」もたくさん収穫できますようにと願いを込めながらのナスとピーマンを切り取っての土づくりです。
2021年10月22日(金) その手をにぎりたい(著・柚木麻子) |
その手をにぎりたい(著・柚木麻子)
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柚木麻子さんの「その手をにぎりたい」を読みました。
まさにバブル経済真っただ中の東京で、上等の鮨を味わってしまったがゆえに、美食と艶のに溺れるためにバブルの海に身を投じる女性の10年を描く物語でした。
引っ込み思案で事務職だった女性が、劇的に変わっていく姿、飽食や傲慢さが満ち満ちたバブル当時の社会そして、高みで踊っていた者ほど泡が弾けた瞬間に深い奈落へ沈む様などをなどを細かく描いているなあと思いました。
2021年10月21日(木) 甘いお菓子は食べません(著・田中兆子) |
甘いお菓子は食べません(著・田中兆子)
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第10回女による女のためのR-18文学賞読者賞受賞作品「べしみ」が収録された田中兆子さんの「甘いお菓子は食べません」を読みました。
結婚やリストラや家族との関係性などに迷い悩む40歳代の女性を描く6つの短編小説です。
まあ、40年も人生を歩んでいれば、違った道があったのではないかとか、ああすればよかったのかとか、後悔や迷いや人に言えない秘密とかを抱えていたり、開き直りのような図太い思いも兼ね備えているワケで、そういった点を細やかに繊細に描かれているのなあと思いました。
2021年10月20日(水) 携帯電話のバッテリーがもう少しで9日越え |
9日間まで8分たらず
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携帯電話のバッテリーの残りが、9日間越えまでもうちょっとの8分足らずでした。
朝の時点でバッテリーの残量が8%だったのですが、8日を優に超えていたので9日間達成ができるのではと思ったのですが、夜に力尽きました。
これまで8日を超えるのはザラにあったので、9日越えできるのではと思ったのですが、やはりムリのようです。
仕事での連絡伝達はパソコンやタブレットでじゅうぶん間に合いますし、携帯電話のキーをちまちま操作して極小のモニタを睨むように見るより、パソコンの大きなモニタでキーボードを打ち込むほうが気持ち良いし、何より効率は抜群なんだと思うのです。
まあ、電話で仲良くお話する友だちがいないって言やぁそのとおり(笑)なのですが、こんなにも携帯電話を使わないとは・・・・。
2015年8月にスマートホンに切り替え、その後、2017年12月に原因不明のトラブルがあって交換してもらってから以来、ずっと持ってきましたが、移動中でもマウスコンピューターのタブレットPCが使いやすくて、携帯電話を使うことはまずないので、スマートホンじゃなくていわゆるガラケーに戻そうかなあと考えています。
まあ、利用料金がスマートホンのほうが安いのであればこのまま使い続けるし、そうじゃなければガラケーに切り替え直そうと思っています。
2021年10月19日(火) ありがとう、さようなら(著・瀬尾まいこ) |
ありがとう、さようなら(著・瀬尾まいこ)
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瀬尾まいこさんの「ありがとう、さようなら」を読みました。
教員生活での出来事にまつわる、少し前に読んだ「見えない誰かと」の続編のようなエッセイ集です。
きっと、学校の先生っていろいろたいへんなこともあるのだろうなあと思うし、実際、学校の先生を取材撮影させてもらうこともあり、たいへんだなあと思うんです。
でも、このエッセイ集は、たいへんさよりも楽しさが前面にあり全面にあります。
ただ、こんなにも熱く接した生徒たちはいずれ旅立って行き、そして、次の春には新たな生徒たちがまたやってくるワケで、同じモチベーションを保ち続けるのってたいへんだろうなあと思いました。
高所作業中
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巨大
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大宮駅前にある図書館へお借りしていた資料を返却に行ったときに、ソニックシティの壁面に貼られていた東京オリパラの巨大ポスターの剥がし作業をしていました。
比較対象として人が近くにいると、巨大さがよくわかります。
文字ひとつが人の背丈くらいあり、よっぽどデッカイんだなあと驚きました。
こういう巨大な掲示って、どれくらい効果があるのでしょうか。
掲げた当初は、「おぉ。デカいなあ」とかと行き交う人たちが気に留めると思うのですが、長い間掲示していると、それは日常の風景に溶け込むというか、風景のひとつになってしまうと通行人の知覚的視界に入ってこないんじゃないかと思うんです。
そうすると、どんなに大きなポスターをどんなに大きなお金をかけて掲げても費用対効果は見込めないんじゃないかと思うんです。
そもそも、東京都内が主会場のイベントのポスターを大宮駅前に巨費をかけて掲げる効果はどれだけあるのだろうかと思うんです。
大盛り上がりというより大騒動だった東京オリパラの跡形が片づけられたような感じです。
そうそう。
いつの間に、世の中は10月半ばになっていたのでしょうか。
今月は、先月下旬くらいのザワザワを引きずって始まったと思ったら、次々に、いろんなお話をいただいて、てんやわんやっていう感じになっています。
ボクのようなものにお話をふってくださるというのは、ほんと、ありがたいことです。
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