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【雑記帳 〜常日頃に思うことの羅列〜 2019年2月】
 2019年2月27日(水) 幕臣たちの明治維新(著・安藤優一郎)
幕臣たちの明治維新(著・安藤優一郎)
安藤優一郎さんの「幕臣たちの明治維新」を読みました。
250年以上も続いた徳川幕藩体制が瓦解したのちの社会全体の激変ぶりは、安穏な現代に生きるボクらでさえも想像ができるワケです。
では、体制側もしくは権力側にいた幕臣たちは明治維新と呼ばれる時代に、どのような暮らしぶりで、どのような生きざまだったのかという、視点を変えた歴史文献的な書籍です。
よく「世が世なら」という冠言葉が付くことがありますが、やはり、武家は武家でしかなく時代の波に飲み込まれていったり、何をやってもうまくいかずなかなか市井に溶け込めなかったようです。
ただ、この本の残念なところは、その中でも生き残る者はいるという歴史的資料を開示し羅列するだけで、「生き残る者と、落ちて消えゆく者との差は何か」といったところの考察が薄いように思いました。
「明治維新になって幕臣たちはこうだった」ということを知りたいのは、「社会が変革したときの身の処し方」を学びたいからであり、野次馬根性的な考えではないからです。
なので、ちょっと残念な感じです。

 2019年2月24日(日) コンビ 〜南部芸能事務所シリーズ〜(著・畑野智美)
コンビ 〜南部芸能事務所シリーズ〜(著・畑野智美)
畑野智美さんの南部芸能事務所シリーズ「コンビ」を読みました。
少し前に読破したシリーズの続編です。
登場人物それぞれの主眼の短編ストーリーが連なっていて、結末までは書かれていないけれど、それぞれの未来を予感させます。
これの作品でシリーズ完結のようです。
とても素敵なシリーズの作品でした。

 2019年2月19日(火) 福しん
ちょっと嬉しいレシートのクーポン
先日、とても久しぶりに新大塚駅近くの福しんへ行ったのですが、レシートがクーポンになっていました。
麺やご飯の大盛りはほかのラーメン屋さんでも当たり前のようにやっていますが、福しんのクーポンは味玉や冷ややっこなどを選んで付けることもできるようです。
茗荷谷駅近くの日高屋へよく行っていましたが、ここは味玉は無料では付けられないので福しんのほうがお得感があると思います。
それに、定食に冷ややっこを付けるなんてことをしたら、もう贅沢ランチになってしまいます。(笑)
さすが、池袋伝統の味福しんっていう感じです。
こうなると新大塚駅まで一気に行ける自転車は、やはり便利だなあと思います。

 2019年2月16日(土) 街の電気屋さんにモノ申す
ホース取り付け部分のフィルター
自宅の洗濯機は風呂の残り湯を汲み取って使える機種なのですが、最近、お湯取りができない状態でした。
まあ、お湯取りができなくても水道水で洗えるので洗濯そのものはできるのですが、風呂の残り湯は流し捨ててしまうものなので、どうせだったら利用したいなあと思っているのです。
そこで、洗濯機を買った自宅近くの電気屋さんに診てもらおうと電話して、来てもらいたい希望日時をいくつか提示したのですがどの日も「行けません」と繰り返すばかりなので、さすがにブチ切れて「もういいです。あなたの店では二度と買いません」と怒鳴り電話を切ってしまいました。

その翌日、池袋のヤマダ電機に行って洗濯機売り場のスタッフの方に「ここで買ったものじゃないけど診てもらえますか」と聞いたら、「事情によってはお伺いすることができると思います」とのことでした。
そして、いろいろ状況を話すと「フィルターは掃除されましたか」と言うので、「ホースの先を分解してゴミ取りしました」と話しました。
「ホースの先だけではなく、洗濯機に取り付けているところにもフィルターがあるのですが、そこも掃除されましたか」と言うのです。
「ホースの先は気づかれるのですが、付け根のところも外れるので、そこも掃除をしてみてください」と教えてくれました。
そのアドバイスに従ってホースの付け根を外してみたら、なんと!
「こんなにもゴミが溜まっていたのか」とびっくりするくらい、フィルターが目詰まりしていました。
しっかり掃除をしたら、感動・感嘆・感激って思えるくらい残り湯をぐんぐん吸い上げます。
ヤマダ電機のスタッフの方には感謝感謝です。

こうなると、街の電気屋さんのダメさ加減が際立ってきます。
大型店に押されて個人商店は青色吐息っていう話をよく聞きますが、こんなのでは死に体になっている原因は大型店という外からではなく内側に問題があるんじゃないかと思えてきます。
個人商店は大型店に比べて価格でも品揃えでも劣っている分、「こまめで迅速で親身」というところをウリにしていかないと勝ち目はないと思うのに、今回のような対応をしていたら終わりです。
スタジオ(事務所)にエアコンを取り付けたときもそうですし、自宅のエアコンを買い替えたときもヤマダ電機で買ったのですが、「こまめで迅速で親身」にとても良い対応をしてくれました。
価格で負けて品揃えで負け、こまめで迅速で親身な対応で惨敗したら、個人商店は行く末は見えているというものです。

 2019年2月13日(水) 携帯電話のアンテナ設置に思う
計画書類
ボクのスタジオ(事務所)の建物の屋上にNTTドコモの携帯電話のアンテナが設置されるとのことで、計画書類が配布されました。
アンテナが設置されることでNTTドコモの電波状況は良くなるのでしょうか。
NTTドコモ様(笑)は、ずいぶん前にいろいろなお仕事をいただいていろいろな思い出があります。

実はボクは移動通信という会社名のときからauのユーザーでして、NTTドコモ様のお仕事の際には携帯電話を鞄の奥底にしまっておきました。
休憩中に携帯電話が鳴ったのですが出ないでいると、「電話に出ていいですよ」とNTTドコモの担当者さんに言われたのですが、そうは言ってもと躊躇していると「長谷川さんの携帯はauだって名刺に書かれている番号を見ればわかりますから」って言うのです。
「え〜っ。番号だけでわかっちゃうんですか」と驚いていると、「私は携帯電話会社の社員ですよ」と笑われてしまいました。
く〜。
餅は餅屋と言うけれど、番号だけでわかっちゃうんだったら、それまでの苦心は何だったんだろうとヘナヘナになってしまいました。
「長谷川さんが私たちに気を使われているのはわかっていましたし、きちんと仕事をしてくださったので今まで黙っていました」とご担当者さんにおっしゃっていただきましたが、「だったら早く言ってくださいよ」っても思いました。

というNTTドコモ様との思い出が甦ってきましたが、ではでは、ボクが使っているauはアンテナを増設しないのでしょうか。
まあ、今のままで不足はないですし、そもそも携帯電話をあんまり使わないので、アンテナが増えようが増えまいがボクにとってはあんまり関心事ではないっていうことなんですけども・・・・。

 2019年2月11日(月) 菜園
ピンピンの蕪
2月になって寒さが増して余寒の季節というより寒中本番という感じですが、自宅の庭の菜園が良い感じです。
寒さ除けのビニールハウスを設置して、楽タネくんで一粒一粒種を蒔いた蕪が青々と大きくなってきました。
もう少ししたら気温が上がってくると思うので、もっと大きくなってくれるのではと期待しています。

力強く押し上げ
プランターを犬走に置いて種を蒔いて育てているサラダ菜も、防寒重視の防虫ネットを押し上げるくらい力強く大きくなっています。
こういうのを見ると野菜って強いなあと思うんです。
ボクは雪が降って寒いとヘコタレてしまいますが、野菜は雪が降っても寒くってもすくすく育ってくれて、とっても嬉しいのです。

 2019年2月10日(日) 大雪にならず
良く晴れた朝
ずっと前から「土曜日は大雪になるぞ」と気象庁が声高に叫んでいた割には、存外大雪になりませんでした。
まあ、大きな災害にならず交通機関にも大きな影響がなかったので良しとすべきなのでしょう。
それに、東京競馬が中止になったおかげでテレビ中継は京都競馬のカップリングが小倉競馬になり、良い感じの馬券が続々当たりました。

馬単139倍
たとえば、小倉競馬の6レースは、パドックの良し悪しだけで決めました。
デザートストーム、ジャスパーエイト、ガウルの3頭がずば抜けて良くて、この3頭のボックスで馬単と3連単の馬券を買いました。
ジャスパーエイトは戦績も良く武騎手なので人気でしたし、馬券の対象かなあと思います。
でも、初ダートのデザートストームと戦績も悪く休み明けだと走らないガウルは馬柱を見ただけで馬券の対象から外していまうのですが、パドックでの動きが抜群でほかの馬たちも有象無象なことから、この3頭にしたのです。
ゲートが開くとデザートストームが出遅れて最後方からになり、ジャスパーエイトは押しても進んで行かず、1000メートルのダート戦なだけに「早くも終わったな」と思っていました。
直線に入ってガウルが抜け出したのですが相手のデザートストームとジャスパーエイトは後方だったので「ちぇっ」と思っていたら、デザートストームが芝のレースかというような勢いで飛んできて突き抜けました。
いやー。
吃驚です。
まあ、やや重で脚抜きが良かったしからかもしれませんが、初ダートで短距離なのに最後方から馬群を割って勝つなんて驚きです。
やはり、きっちりパドックを見なきゃいけないのだなあとつくづく思いました。

3連単45倍
このほかでも、いくつもの好配当を獲れましたし、京都のメインの洛陽ステークスでは3連単を3頭ボックスの6点をいつもよりも厚めに買って当たりました。
まあ、メインレースはなぜか民放テレビでしか放送がなく、オチャラケルだけのロクなテレビ中継ではないので見ずに馬柱だけでグァンチャーレ、グリュイエール、カツジの3頭しかないなあと思いました。
馬単を買っても配当が低いので3連単をいつもよりも厚めに買うことにしたのです。
最終コーナーを回るとグァンチャーレとグリュイエールがきれいに抜け出してもカツジが後方でもがいているので「馬単も買っておくべきだったか」とちょっと悔やみましたが、ゴール直前でカツジが3着に上がってくれて3連単を獲りました。
配当は45倍ですが、6点と少ない点数で厚めに買っていたのでけっこうな配当になりました。
こういう会心な馬券を獲れると気分が良いものです。

天気も大荒れにならず、良い3連休だなあと思います。

 2019年2月9日(土) 大寒波襲来
さぶさぶ
寒いです。
大寒波の襲来だそうです。
札幌はマイナス10度を下回り、寒いところではマイナス30度以下というニュースを聴くと、ボクのような軟弱者では命に危険が及ぶかもしれません。
雪まつり開催中の札幌は3連休でもあり多くの観光客を見込んでいたかもしれませんが、こんなに寒いとホテルに引きこもり外に出る人が少なくなってしまうのではと余計なお世話なことを考えてしまいます。

ボクの家の裏の田んぼも雪が積もってきましたし、大雪が予想されることから今日の東京競馬の中止が早々と発表されました。
3連休になると3日間連続開催が行われますが、この3連休は土日曜日だけの予定でした。
でも、今日の中止分が月曜日に代替になったので結果として3日間連続開催になり、きっとグリーンチャンネルで1レースから無料放送があるでしょうから馬券を買う側(笑)としては嬉しい限りです。
でも、競馬をする人たちはたいへんだろうなあと思うんです。
明日の開催に向けてコースの雪かきをしなければならないし、代替競馬では極寒の中で騎手はペラペラの勝負服一枚を着てレースに臨まなければなりません。
騎手の皆さんは今日から明日のレースに向けて移動もたいへんだと思うんです。
たとえば、デムーロ騎手は京都から東京へ、福永騎手は東京から京都へ、武豊騎手にいたっては小倉から東京へです。
レースが終わる夕方から夜にかけては横浜や小田原あたりはかなりの積雪が予想されているので新幹線が停まるかもしれませんし、羽田空港が閉鎖になれば北九州からの航空機が飛ばずということになります。
騎手の皆さんは、こういうときにどうやって移動しているのか、ロケ撮影でいろいろなところに行かせてもらっている身としても知りたいです。

でも、まずは何より、大きな災害にならないことを祈ります。

 2019年2月8日(水) 地下鉄博物館
東西線ガード下の博物館入口
地下鉄の鉄道模型ジオラマ
運転席
「第27回メトロ文学館」で入選した作品が展示されるとのことで招待券をお送りいただいて、「いつ行けるだろうか」と考えていたら、ちょうど昨日の午前中にぽっかり時間が空いたので行ってきました。
地下鉄博物館、とっても良いです。
定刻になると走り出す地下鉄模型のジオラマとか運転シミュレーターとかも良いですが、地下鉄そのものが良くわかります。
まあ、地下鉄に特化した博物館なので、地下鉄のことが良くわかるのは当たり前なのですが・・・・。(笑)
でも、当たり前に乗っている地下鉄のしくみ(地下トンネルのつくり方や構造、車両など)や携わる人たちの思いが良くわかって、「地下鉄って良いなあ」とあらためて思うのです。

展示の様子
そうそう。
本来の目的であるメトロ文学賞の展示もしっかり見てきました。
7月の展示は三越前駅のコンコースだったので行き交う人が多く、なんか落ち着いて見られなかったのですが、今回はじっくり見てきました。
それと、第28回の分も展示されていて説明パネルを読むと、秋ごろにもコンテストの受付があったようです。
写真のコンクールって年に一回なので、このメトロ文学賞というのも次回の募集は春ごろかなあと思っていましたが、どうやら年に2回あるようです。
こう言っちゃあなんですが、ネタというか構想はけっこうあるので「秋にあったのなら応募すればよかった」とちょっと悔やまれます。

いずれにしても、昨日は天気も良くて温かく、地下鉄をじっくり堪能させてもらう一日でした。

 2019年2月6日(水) メトロ文学館
地下鉄博物館の招待券
先日、東京メトロから地下鉄博物館の招待券をお送りいただきました。
先月末から2月11日まで「第27回メトロ文学館」で入選した作品が展示されるとのことで、招待券をお送りいただいたのだと思います。
地下鉄博物館に行ってみたいなあとずっと思っていたので行きたいのですが、果たしていつ行こうか悩みどころです。
明日か明後日に行くか、週末に競馬なんてしていないで(笑)行くか、ちょっと考えています。

 2019年2月4日(月) 立春
夜明けの新月
今日は立春です。
今日から春です。
今日は暖かな朝で、まさに春の朝です。

一昨日くらいの朝に雨戸を開けたら東の空に三日月が浮かんでいました。
左下が光る夜明け空の三日月の凛とした切れ味鋭い形の美しさに寒さを忘れて見惚れました。

先週までのザワザワもちょっと一段落といった感じです。
今週は今週でザワつきそうな気配ですが、今日はちょっとのんびりといった感じです。

 2019年2月2日(土) 仙台
三色もなか
先週から今週にかけて、主に中央省庁のプロジェクトでずっとロケ撮影でした。
大きなトラブルもなく、スムーズに順調に終えられてホッとしています。
まあ、常磐線の特急電車の座席に定期入れを落としてしまい、富岡駅の改札で慌ててしまいましたが、いわき駅の係員の方から落し物として届いていると連絡をいただくということもありました。
帰りの新幹線に乗る前に福島駅で自宅へ送ってもらう手続きをし、きっとおそらく今日届くと思うので一安心という感じです。

昨日は仙台へ行かせていただきました。
木曜日の夜から明け方にかけて関東地方の平野部でも積雪の恐れというニュースがあり、宇都宮線の運行に影響したらイヤだなあと思っていましたが、朝起きたら積雪がなくスムーズな一日でした。
まあ、「雪になるほどか」と思うくらい夜の気温は低くなかったので、積雪まではないと思っていました。

仙台に行くと牛タンをお土産に買ってきていましたが、今回は三食もなかにしました。
黒餡、白餡、胡麻餡の3つの餡がもなかの皮に包まれていて、一度に3つの味わいです。
全国津々浦々に行かせてもらって思うのは、「城下町には美味しい伝統の和菓子がある」ということです。

ザワっとしていたら、いつの間にか2月になっています。
今年も早くもひと月終わったということです。
さあ。
今月も頑張ります。


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By;Osamu Hasegawa